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川崎・横浜のラッパー完全ガイド──神奈川に中心はない。045の横浜と、東京ドームまで行った川崎【Rap Atlas】

日本語ラップ16 min read

神奈川のヒップホップを「ひとつのシーン」として説明しようとすると、必ずどこかで嘘になる。

港湾都市・横浜と、京浜工業地帯を抱える川崎。この二つは別々の音を、別々の速度で育ててきた。

そこに相模原のSIMI LAB、湘南のLEXとLANAが加わる。少なくとも四つの流れが、混ざらないまま同時に走っている県だ。

このページでは、1989年のDS455から2024年の東京ドーム、2025年10月に横浜アリーナへ立ったLANAまでを、年表と代表アーティストで整理する。

2026年4月にSpotifyの急上昇チャート1位を取った川崎の新人まで含める。掲載基準も全部公開する。

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横浜は1989年、川崎は2003年──14年ずれた二つの始まり

東京・大阪・沖縄のような地域シーンには、たいてい語りの中心がある。神奈川にはそれがない。

横浜側の起点は1989年結成のDS455だ。「DS」はDabstarの略で、「455」はMCのKayzabroの地元・鶴見の電話番号から来ている。横浜市の市外局番045に、鶴見エリアの市内局番の頭「5」を足した数字だ。

DJ PMXを擁するこのユニットは、港と米軍文化を背景にした西海岸的なベイサイドの美学を日本語ラップに持ち込んだ。

1996年には磯子区生まれ・南区六ツ川育ちのMACCHOが、DJ TOMOとOZROSAURUSを結成。2001年のアルバム『ROLLIN’045』は8万枚を超えるロングセラーになった。横浜のラップは、早い段階から数字と地名を旗印にする土地感覚を持っていた。

川崎の話は、もっと遅く、もっと苛烈に始まる。横浜のDS455から14年あとだ。

2003年、川崎区でSCARSが結成される。A-THUGを中心にSEEDA、BES、STICKYらが参加した。日本で初めてハスリングを主題に据えたグループとして語られる存在になる。

2006年の『THE ALBUM』は、音楽誌blastのアワードで2位に選ばれたと記録されている(原典の再確認は本稿では未了)。

同じ県、隣り合う市。それでも音も語法も参照先も違う。この差を「どちらが本流か」で解こうとするのが、神奈川を読み間違える最短ルートである。

横浜は「045」、川崎は「池上町」──隣の市で名乗り方が違う

日本語ラップで地名を名乗る行為は各地で起きた。だが横浜は、地名ではなく電話番号を旗印にした。

045は横浜市の市外局番。455は、そこに鶴見の市内局番を足した並びだ。数字がそのまま身分証になった。

語感の遊びではない。電話番号の区切りは、行政区分より生活圏に近い。かけたことのある人間にしか意味がわからない。外から見れば無味な数字が、内側では出自の証明になる。

DS455とOZROSAURUSが並行して数字を掲げたことで、横浜のラップは「東京の隣」ではなく「045という別の場所」として立ち上がった。

ここで川崎の番号を並べると、二つの回路の差が一目で出る。

川崎市の市外局番は044。 横浜の045とは、末尾がひとつ違うだけだ。それでも川崎のラッパーは、044を旗印にしていない。

彼らが歌詞に置いたのは番号ではなく地名だった。池上町、川中島。市よりずっと細かい、歩いて回れる範囲の固有名詞である。

横浜は市の単位で名乗り、川崎は町の単位で名乗った。隣り合う市で、自分の場所の示し方がここまで違う。

この感覚は、後の世代にも形を変えて残った。本牧のSANTAWORLDVIEW、都筑区・港北ニュータウン育ちのTohji、横浜出身のralph。彼らは数字を名乗らない。ただ、東京の既存のルートを通らずに出てきたという一点では、先行世代とやっていることが同じだ。

川崎区から東京ドームまでの21年

川崎の側には、もっと直線的な物語がある。

2012年、川崎区川中島出身のT-Pablowが『高校生RAP選手権』で優勝した。川崎の10代ラッパーが全国的な注目を集める起点である。

2014年3月25日、池上町周辺の幼なじみを中心にBAD HOPが結成。グループ名は、彼らが初めて出演した川崎のヒップホップイベントから取られている。

そこから先の歩みは、日本語ラップの興行史そのものになった。

2018年11月13日、日本武道館ワンマン『BreatH of South』。火曜の平日にもかかわらず約8,000人が入っている。

2020年3月1日、横浜アリーナ『BAD HOP WORLD 2020』。コロナ禍の入口で無観客に切り替えて強行し、多額の負債を負ったと報じられた。

そして2024年2月19日、東京ドーム『BAD HOP THE FINAL』をもって解散した。

東京ドームでの単独公演は、国内のヒップホップ・アクトとして初だった。チケットは9,900円。公演の3週間前にあたる1月31日に完全ソールドアウトしている。

当日の動員は約5万人(音楽ナタリーのライブレポート)。メジャーレーベルに属さないまま、である。

チケットが動きはじめた2023年10月、彼らは公式アカウントにこう書いていた。

「既に国内HIP HOPの興行としては過去最高の販売枚数を記録致しました」

公演の4か月前である。

SCARSの結成から数えて21年。川崎区の半径数キロから日本最大の会場まで、その距離を21年で歩ききった。

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年表:神奈川の日本語ラップ 1989–2026

出来事
1989 鶴見区出身のKayzabroとDJ PMXがDS455を結成。2000年『BAYSIDE RIDAZ』、2002年メジャーデビュー作『DabStar Clique』でベイサイド/ウェッサイ路線を確立
1996 MACCHOとDJ TOMOが横浜市でOZROSAURUSを結成。2001年『ROLLIN’045』は8万枚超
2003 A-THUGを中心に川崎区でSCARS結成。SEEDA、BES、STICKYらが参加
2007 神奈川「SIMI CITY」でOMSB、QNらがSIMI LAB結成。2011年『Page 1 : ANATOMY OF INSANE』で全国的評価を得る
2011 JJJ、KID FRESINO、FebbがFla$hBackSを結成
2012 川崎区川中島出身のT-Pablowが『高校生RAP選手権』優勝
2014 3月25日、川崎区の幼なじみを中心にBAD HOP結成
2018 11月13日、BAD HOPが日本武道館ワンマン『BreatH of South』開催。平日の火曜に約8,000人
2020 3月1日、横浜アリーナ公演『BAD HOP WORLD 2020』を無観客で開催
2024 2月19日、BAD HOPが東京ドーム『BAD HOP THE FINAL』で解散。国内ヒップホップ・アクトとして初の東京ドーム単独公演、約5万人(音楽ナタリーORICON NEWS
2023–25 Kアリーナ横浜開業(2023年)。同年11月5日、同所でAwichが初アリーナ『Queendom -THE UNION-』。2025年2月にTohjiがぴあアリーナMMで初アリーナ(約1万人)、2025年9月23日にSTUTSがKアリーナ横浜で『Odyssey』
2025 4月1日、湘南出身のLANAが日本武道館ワンマン『20 at BUDOKAN』。10月5日には横浜アリーナ単独公演
2026 4月、川崎出身の27AMが1stシングル『Frozen Car』。「PASSO」がSpotify急上昇1位。8月11日、Kアリーナ横浜で『BATTLE SUMMIT III』。10月25日、YZERR主催『FORCE FESTIVAL』が川崎・東扇島東公園で開催

代表アーティスト15組──DS455からLANAまで

掲載基準を満たすことを確認できたのは、この15組である。並びは活動開始順。順番に優劣の意味はなく、HIPHOPCsは「誰が一番か」を決めない。

現時点で人物ページは未公開のため、ここでは名前のみを記載している(公開後にリンクを追加する)。

DS455(横浜市鶴見区/1989年〜)

ベイサイド/ウェッサイ路線の起点を作ったユニット。DJ PMXは宮崎県出身で、横浜シーンの中核人物としてこの流れを担った。

掲載根拠:基準2(複数ソースで確認できる歴史的役割)/基準1(メジャー流通作品と全国的な言及)

OZROSAURUS(横浜市/1996年〜)

横浜のラップを「045」という記号ごと全国に認知させた存在。MACCHOは磯子区生まれ・南区六ツ川育ち。

掲載根拠:基準2/基準1(『ROLLIN’045』8万枚超、専門誌アワード選出)

OMSB(神奈川「SIMI CITY」/2007年〜)

SIMI LABの中心人物。2011年の『Page 1 : ANATOMY OF INSANE』でグループを全国区にした。川崎・横浜のストリート路線とは別の、神奈川発の作り手側の代表格。

掲載根拠:基準1(公式配信のリリース実績と専門メディアでの継続的言及)/基準2

JJJ(川崎市/2011年〜)

ラッパー/トラックメイカー。Fla$hBackSを起点に、川崎から東京のアンダーグラウンドへ道を開いた一人。

掲載根拠:基準1

BIM(川崎市)

THE OTOGIBANASHI’S/CreativeDrugStoreを通じ、ヒップホップとインディー/ポップスの越境を担う。

掲載根拠:基準1(公式配信のリリース実績、全国メディア出演、ドラマ主題歌等のチャート実績)

T-Pablow(川崎市川崎区川中島/2012年〜)

高校生RAP選手権優勝を経てBAD HOPの中心となり、川崎を全国区の固有名詞にした。

掲載根拠:基準2/基準1

YZERR(川崎市川崎区/2014年〜)

BAD HOPの戦略面を担い、解散後はフェス主催などシーンの興行構造側にも関与する。

掲載根拠:基準1(公式配信のリリース実績、Forbes JAPAN等の全国メディア掲載)/基準2

Tiji Jojo(川崎市川崎区池上町/2014年〜)

BAD HOP解散後もソロで走り続け、日本武道館ワンマンの開催が発表されている。川崎発の継続性を示す一人。

掲載根拠:基準1

Benjazzy(川崎市/2014年〜)

BAD HOP解散後にソロ作を重ね、川崎の次の10年を担う一角。

掲載根拠:基準1

SANTAWORLDVIEW(横浜市本牧)

ラッパー/トラックメイカー。MCバトルとSoundCloudの双方を経由した横浜の現在形。

掲載根拠:基準1

JP THE WAVY(神奈川・湘南)

日本語ラップの海外接続を最も意識的に更新してきた一人。

掲載根拠:基準1(公式配信のリリース実績、MTV VMAJ受賞等の全国的実績)

Tohji(横浜市都筑区・港北ニュータウン)

インターネット発の世代を象徴する存在。2025年2月、地元・横浜のぴあアリーナMMで初アリーナ公演。約1万人を集め、その模様は『劇場版 Tohji Pia Arena』として同年6月に劇場公開された。

掲載根拠:基準1(リリース実績、全国メディア掲載、アリーナ公演)

LEX(神奈川・湘南/逗子)

2020年代の日本語ラップのストリーミング的中心のひとつ。7作目『Original』は、もはや「LEXというジャンル」と呼ぶしかない地点に来ている。

掲載根拠:基準1(リリース実績、フェスのヘッドライナー、全国メディア掲載)

ralph(横浜市)

ドリル/グライムを日本語ラップに定着させた代表格。

掲載根拠:基準1(リリース実績、Dazed等の海外メディアを含む全国的言及)

LANA(神奈川・湘南)

2025年4月1日に日本武道館ワンマン『20 at BUDOKAN』を完遂。国内ヒップホップシーンで史上最年少の武道館ワンマンと報じられた。同年10月5日には横浜アリーナに立っている。

掲載根拠:基準1(リリース実績、Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2024選出、武道館・アリーナ公演)

除外の判断も書いておく。

BAD HOPの元メンバーであるVingoは、当編集部のデータベースでは出身地が東京都と記録されている。神奈川への帰属を確認できなかったため、本ページには含めていない。

SCARSは「川崎区で結成されたグループ」としては複数ソースで確認できる。ただしメンバー個々の出身地までは確認できていないため、個人ではなくクルーとして扱った。

混ざらない四つ──横浜・川崎・相模原・湘南

神奈川を一本の線で語れないのは、ここに理由がある。この県には、少なくとも四つの別々の道がある。

第一に横浜のベイサイド系。 港と米軍文化を背景に、市外局番を旗印にしたウェッサイの美学を1990年代から積み上げた。中心はDS455とOZROSAURUS。DJ PMXが2018年に立ち上げたDBL MUSICが、いまもこの路線を継いでいる。

第二に川崎のハスリング/サヴァイヴ系。 京浜工業地帯と川崎区南部の生活環境を背景に、SCARSからBAD HOPへ続いた語り。歌詞に出てくるのは池上町、川中島といった町名だ。横浜が数字で名乗るのに対し、こちらは歩ける範囲の地名で名乗る。

第三に相模原・座間圏の作家性。 SIMI LABとOMSBの系統だ。2007年に結成され、2011年の『Page 1 : ANATOMY OF INSANE』で全国的な評価を得た。ストリートの語りではなく、トラックと曲の組み立ての面白さからシーンに入っている。

第四に湘南・インターネット系。 LEX、LANA、JP THE WAVY。加えて横浜側からTohji、ralph、SANTAWORLDVIEW。共通点は一つ。東京のライブハウスを下から上がっていく手順を踏まず、配信とSNSから直接出てきた。

四つが混ざらないまま走っている。だから神奈川は「東京の郊外」ではない。東京を経由しない出口を、複数同時に持っている地域なのだ。

この四つのうち、いちばん見落とされるのは三番目だ。「神奈川のヒップホップ」と言われて出てくる名前は、たいてい横浜のベイサイドか川崎のBAD HOPで止まる。

だが取りこぼしはもっと大きい。JJJもBIMも川崎出身である。Fla$hBackSのJJJ、THE OTOGIBANASHI’S/CreativeDrugStoreのBIM。二人とも川崎から出て、SCARSからBAD HOPへ続く線とはまったく別の音を作った。

「川崎=ハスリング」という理解は、同じ川崎から出た作家系を丸ごと落としている。川崎は一色の街ではない。

もっとも、四本がまったく交わらないわけではない。

2025年9月23日、STUTSがKアリーナ横浜で初のアリーナ公演『Odyssey』を開いた。ゲストにはT-PablowとJJJの名前が並んでいる。

川崎のハスリング系と、川崎から東京のアンダーグラウンドへ抜けた作り手側。県内で別々に走ってきた二本が、横浜のアリーナで一晩だけ同じステージに立った。

こういう交差は、まだ数えられる回数しか起きていない。

箱とレーベル──CLUB CITTA’からKアリーナ横浜まで

シーンは人だけでは動かない。神奈川には、規模ごとに箱が揃っている。

  • CLUB CITTA’(川崎) — 川崎駅前の老舗ライブハウス。川崎のヒップホップ・イベントの主要会場のひとつとされる(一次ソースは未確認)
  • KT Zepp Yokohama — 全国区の若手がワンマン規模へ移行する際のステップ会場
  • 横浜アリーナ — BAD HOPが2020年3月に無観客公演を行った会場。2025年10月5日にはLANAが単独公演を行っている
  • ぴあアリーナMM — 2025年2月にTohjiが約1万人を集めて初アリーナ公演。『劇場版 Tohji Pia Arena』として映画化された
  • Kアリーナ横浜 — 2023年開業。同年11月5日にAwichが初アリーナ公演『Queendom -THE UNION-』を開催し、2025年9月23日にはSTUTSが『Odyssey』を行った

クルー/レーベルではSCARS(2003年)、SIMI LAB(2007年)、Fla$hBackS(2011年)、BAD HOP(2014年結成・2024年解散)、そしてDBL MUSIC(2018年設立)が、それぞれ別の系統の受け皿になってきた。

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2026年、8月はKアリーナ横浜・10月は川崎の野外

いま神奈川で起きているのは、地元出身者が地元の大会場に立つという形が普通になったことだ。

2026年8月11日、Kアリーナ横浜で『BATTLE SUMMIT III』。優勝賞金5,000万円の2on2 MCバトルである。

発表済みの出場者に、川崎から出たT-PablowとBenjazzyが入っている。しかも別チームだ。かつて同じクルーにいた二人が、横浜のアリーナで別々の側に立つ。

2026年10月25日は、YZERR主催の『FORCE FESTIVAL』。会場は川崎市の東扇島東公園だ。

前回は横浜アリーナだった興行が、今回は地元・川崎の野外へ移る。BAD HOP解散後のYZERRが、演者ではなく主催者として川崎に戻ってくる。開催概要とチケット情報は別記事にまとめている

8月は横浜のアリーナ、10月は川崎の野外。BAD HOPの元メンバーが、解散から2年半で県内の二極それぞれの興行に別々の立場で関わっている。

一方で、解散後の歩みは平坦ではない。

2026年7月には、YZERRのツアー3公演中止とT-Pablowのアルバム延期が同じ週に重なった

ほぼ同じ時期に、YZERRらが関わるアパレル「BREATH」は渋谷ミヤシタパークへの出店を発表している。川崎発の動きは、音源の外側にも広がっている。

湘南側では、LANAが「ラッパーかどうか」という問いを引き受け続ける位置にいる。

注目の若手:27AM(川崎)

若手の枠は、いまのところ1組しか埋まっていない。基準を証拠付きで通せたのが、この1組だけだった。直近24ヶ月のリリースに加えて、メディア掲載・大会・フェス出演のいずれか、である。

27AM(神奈川県川崎市出身)。ABEMAのオーディション番組『RAPSTAR 2025』での露出をきっかけに名前が広まった。

2026年4月、1stシングル『Frozen Car』をリリース。当編集部でもレビューを出している

収録曲「PASSO」はSpotifyの急上昇チャート1位、バイラルチャート2位。MVは公開2週間で50万回再生を超えた。4月24日には新曲「19」を配信している。

数字が出るのが早い。無名から半年で全国のストリーミングチャートの上位に届いている。

ここで年表に戻ってほしい。2012年、川崎の10代を全国に押し出したのは『高校生RAP選手権』というテレビ番組だった。2025年、27AMを押し出したのも『RAPSTAR 2025』というテレビのオーディション番組である。

13年空いて、川崎から出るときの入口が同じ形をしている。

違うのは、勝ったあとに何が待っているかだ。T-Pablowが優勝した2012年、勝者を受け止める全国的な配信の場はまだなかった。だから彼らは自分でクルーを作り、自分で興行を積み、12年かけて東京ドームまで歩いた。27AMは、番組が終わった時点でSpotifyのチャートが用意されている。

川崎が全国に出る手段は、この13年で「歩く」から「乗る」に変わった。着くのは早い。ただし、続けるための足場は各自で作るしかない。

なお、この枠が1組しかないのは「神奈川に若手がいない」という意味ではなく、当編集部の確認が追いついていないという意味だ。次回更新の最優先項目として扱う。

このページの掲載基準と、掲載申請について

Rap Atlasの掲載は、機械的に説明できる基準のみで判断している。要約すると次の通りだ。

代表アーティストは、次のいずれかを満たす場合に掲載する。

  • ① 公式ストリーミング配信でのリリース実績があり、かつ全国メディア(専門メディアを含む)での言及・出演・チャート実績が確認できる
  • ② 地域シーンにおける歴史的役割が、独立した複数の情報源で確認できる

注目の若手は、直近24ヶ月のリリース実績に加えて、メディア掲載・大会・フェス出演のいずれか1つ以上が確認できる場合に掲載する。

運営上の原則も公開している。

  • 序列をつけない(掲載順は活動開始順または五十音順で、順番に意味はない)
  • 地域への紐付けは本人の公表または信頼できる報道のみとし、推測で人を地域に結びつけない
  • 反社会的行為に関する未確認情報は書かない
  • 掲載の可否・順序を金銭で変えない(広告・タイアップは明示的に区別する)

掲載申請の窓口: 「この基準を満たしているのに載っていない」というアーティスト・関係者の方は、基準を満たすことが確認できる情報(配信リンク、メディア掲載の記録など)を添えてHIPHOPCsの問い合わせフォームから連絡してほしい。確認でき次第、次回更新で反映する。

Rap Atlasは一度書いて終わりの記事ではない。神奈川は特に、四つの流れが別々の速度で動いている。このページは、その動きに合わせて更新し続ける記録だ。

主要参照

  • https://ja.wikipedia.org/wiki/DS455
  • https://ja.wikipedia.org/wiki/DJ_PMX
  • https://ja.wikipedia.org/wiki/OZROSAURUS
  • https://ja.wikipedia.org/wiki/SCARS_(%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97)
  • https://ja.wikipedia.org/wiki/SIMI_LAB
  • https://ja.wikipedia.org/wiki/BAD_HOP
  • https://ja.wikipedia.org/wiki/T-Pablow
  • https://ja.wikipedia.org/wiki/YZERR

アイキャッチ画像: 京浜工業地帯・扇島の製鉄所の夜景(川崎) — Photo by Kaz Ish / Wikimedia Commons, CC BY-SA 3.0(トリミング・色調加工のうえ使用)

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