ヒップホップチャート

BIM『Be:』本日配信、20時に新MV公開!Watson、仙人掌、tofubeatsらが過去曲を2026年へ再構築

BIMの新作『Be:』は、過去曲を集めたリミックス集というより、いまの耳で聴き直すための作品だ。Watson、仙人掌、tofubeatsらの参加、今夜20時公開のMV、そして5月29日のBEAM ’26までを一本の流れとして読む。

Drake「2 Hard 4 The Radio」レビュー|Weekly Song──Oakland・The Yoc経由でKendrickの”West Coast”を内側から削る3分3秒

Drake『ICEMAN』13曲目「2 Hard 4 The Radio」。3分3秒の中に、Mustard(Kendrick『Not Like Us』のプロデューサー)への名指し攻撃、Bay Area/Hyphy カルチャーへのオマージュ、亡き友 Nadia Ntuli への追悼が同居する。Drake は Kendrick に殴り返したのではない――Kendrick が立っている“West Coast”の地図そのものを、Bay Area 側から書き換えに来た。HIPHOPCs が独自視点で 13 曲目の正体を解読する。

Drakeは一枚では戻らなかった——『ICEMAN』『HABIBTI』『MAID OF HONOUR』3作品43曲2時間31分、父の癌公表、Big Three拒絶、CP24地上波ジャックまでをHIPHOPCsが事件記録【5/17更新】

Drakeは一枚のアルバムでは戻ってこなかった。『ICEMAN』『HABIBTI』『MAID OF HONOUR』3作品43曲2時間31分の同時投下を、父Dennis Grahamの癌公表、Big Three拒絶、CP24地上波ジャック、初動データと批評受容まで含めて、HIPHOPCsが5月17日時点で再整理する。

千葉雄喜「まーいいや」レビュー──Murda Beatz × Leslie Brathwaiteが包んだ“ゆるさの強度”

2020年代の日本語ラップが重低音と威圧感に寄っていく中で、千葉雄喜は「まーいいや」で逆方向に踏み出した。Murda Beatzが用意したのは余白の多いトラック、Leslie Brathwaiteのミックスはボーカルを前に置きつつ圧をかけない。"張る"のではなく"抜く"。HIPHOPCsが本作を彼のキャリアの土台になる一曲として位置づける理由を解く。

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ヒップホップは、裁かれながら殿堂に入る──2026年後半「法廷と殿堂」の年表

2026年後半、ヒップホップは「法廷」と「殿堂」に同じ季節に立つ。Tupac没後30年、Keefe D・Lil Durk・Takeoffの公判、そしてWu-Tang Clanのロックの殿堂入り。個別の速報ではなく、同じ年に並ぶことの意味を、HIPHOPCsが一本の年表として記録する。

LANAはなぜ“ラッパーかどうか”を問われ続けるのか──POP YOURSの中心に立つ彼女と2026年の日本語ラップ

POP YOURS史上初の女性ヘッドライナーに立っても、LANAには「あれはラッパーなのか」という問いが付きまとう。本稿はその問いに答えるのではなく、なぜ問いが立ち上がり続けるのかを解く。LANAは「ラッパーかどうか」を宙づりにしたまま、2026年の日本語ラップの中心に立った存在である。

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Afrika Bambaataa死去──功績と罪を同時に抱えた創始者の遺産。ヒップホップが何を記憶し、何を拒絶し、何を次の標準として認めるのか。国家によるKanye Westへの制裁や、POP YOURSが証明した国内シーンの成熟など、基準そのものが大きく揺れ動いた2026年4月第2週を読み解く。