2026年5月第1週、ヒップホップは「次の20年に何を残すか」を問われた。KendrickとDreは母校Centennial High Schoolの起工式で「investing forward」を宣言。一方Kodak Blackは12個目の重罪前科で再逮捕、Diddyの出所日も2028年4月15日へ更新。Met Gala 2026、Complex Akademiks首位、MAJ 2026主要6部門ヒップホップ消失、XBS『news23』出演──ICEMAN前夜の7日間を、12本の最重要ニュースで徹底解説。
POP YOURS 2026が「多様性の制度化」を完了させた直後、ラッパーのItaqは「呼び方を分けたほうがいい」と静かに違和感を表明した。本稿では、この発言を孤立した愚痴ではなく、ECDの「MASS対CORE」やEric.B.Jr.の「HIPHOP YOURS」から続く「外側」の闘争の最新形として位置づける。ポップカルチャーとしてのヒップホップが確立した今、同じ名前の中で複数の中心を同時に描き出すことの重要性を論じる批評。
マキャベリとは、刑務所の中で生まれ、Death Row時代に完成し、『The Don Killuminati』という作品の中で表現された人格であり、2パックの哲学そのものだった。16世紀イタリアの政治思想家マキャヴェッリの『君主論』に影響を受けた彼が、裏切り渦巻くヒップホップ業界で「生き残るための思考」として辿り着いた最終形態を、制作背景と楽曲分析から紐解く
90年代のRay J(レイ・J)は姉でR&BシンガーのBrandy(ブランディ)の可愛い弟としてデビューして、歌手の父親や姉譲りの歌唱力と見た目で歌ったり、はたまた姉絡みの番組で演技したりして、そこそこもてはやされていた。だが気づいたら獄中のSuge Knight(シュグ・ナイト)やDiddyの息子らとビーフを繰り広げており、中年期に入った最近はもっぱらそっちで有名になっているようである。10年前、米国音楽界のディーバことWhitney Houston(ホイットニー・ヒューストン)が亡くなった時も、一時レイ・Jも関係があったとやらで名前が挙がっていたが、どうやら饒舌なシュグがThe Art of Dialogue(ジ・アートオブ・ダイアローグ)とのポッドキャストインタビューで再び大きな爆弾を投下したようだ。