FORCE Festival 2026完全ガイド|10月24日川崎開催、会場・チケット・ラインナップ予想まとめ

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最終更新:2026年5月5日

本記事はFORCE Festival 2026の続報に合わせて随時更新するハブ記事である。出演者・会場・チケット情報が正式発表され次第、内容を追記する。

FORCE Festival 2026は、2026年10月24日(土)に神奈川県川崎市で開催される。主催はFORCE MAGAZINE、立ち上げ人はYZERR。2025年に横浜アリーナで初開催されたFORCE Festivalの2回目にあたる。

本記事は、現時点で観測可能な公式情報・本人発信・関連動向を一望できるハブとして編集している。会場施設名・ラインナップ・チケット販売スケジュールは本稿執筆時点で未発表であり、続報があり次第、本記事に追記して更新していく。HIPHOPCsはFORCE Festivalというプロジェクトを2025年9月の企画構造分析以来、半年以上にわたり連続的に記録してきた立場として、2026年版の動きも開催当日まで追い続ける。

本記事では、FORCE Festival 2026について、現時点で正式に分かっていること、本人発信から観測できること、そしてHIPHOPCs独自の見立てを分けて整理する。

まず結論だけ知りたい読者は、次の「情報サマリー」を確認してほしい。詳細な根拠やラインナップ予想は、本文後半で順に整理している。


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本記事の要点

  • 開催日は2026年10月24日(土)、開催地は神奈川県川崎市
  • YZERR本人のインスタライブ発言をもとに、単日開催/屋外実施の可能性が高いと見られている
  • 会場施設名・出演者ラインナップ・チケット販売情報は未発表
  • 観測されているシグナル:Young Thug/Lil Baby周辺のAtlantaクラスタ、BAD HOPアラムナイ世代の動向
  • 最大の構造論点:川崎市内の屋外会場候補(等々力陸上競技場、東扇島東公園など)
  • 続報があり次第、本記事を更新する

FORCE Festival 2026 情報サマリー

✓ 現在の確定情報(公式発表・本人ステージ発言ベース)

項目詳細
開催日2026年10月24日(土)
開催地神奈川県川崎市
主催FORCE MAGAZINE
立ち上げ人YZERR

△ 本人発信から有力視されている情報(公式発表は未発表)

項目詳細出所
開催形式(日数)単日開催YZERR本人のインスタライブ発言
開催形式(屋内/屋外)屋外実施同上

? 完全に未発表の情報

  • 具体的会場施設名
  • 出演者ラインナップ(海外勢・国内勢とも)
  • チケット販売スケジュール
  • 券種構成、アフターパーティーの有無

◎ HIPHOPCsの見立て(観測シグナルから論理的に導出)

項目本誌の見立て観測強度
海外勢ヘッドライナー候補Young Thug/Lil Baby周辺A
海外勢サブヘッドライナーYSL/4PFクルー周辺、Roddy Ricch・21 Savage・Don ToliverなどB〜C
国内勢主軸BAD HOPアラムナイ(YZERR・T-Pablow・Tiji Jojo・Bark)の再配置A〜B
国内勢拡張千葉雄喜、2025年リピーター(Awich、JP THE WAVY等)B
最有力会場等々力陸上競技場(屋外)本誌見立て

詳細な観測根拠と論点整理は、本文の§2〜§7で順を追って提示する。

あわせて読むと理解が深まる記事として、4月30日の開催発表速報SKYAMIのAtlanta接続分析2025年版FORCE Festivalレビューを本文末に整理している。速報・ラインナップ予想・過去実績を順に読むことで、2026年版の輪郭をより立体的に確認できる。


1. 確定している事実

項目内容
開催日2026年10月24日(土)
会場神奈川県川崎市内(具体的施設名は未発表)
主催FORCE MAGAZINE
立ち上げ人YZERR
単日/複数日公式発表は未発表。ただし、YZERR本人のインスタライブ言及により単日開催が有力視されている
開催形式公式発表は未発表。ただし、屋外開催が有力視されている
ラインナップ未発表
チケット販売未発表

確定情報の出所は、2026年4月28日に豊洲PITで開催されたYZERR「ROD III Concert」のステージMCである。本人が観客と配信視聴者に向けて「10月24日かな」「川崎でやるよ今回は」と直接発言した。SNS投稿でもインタビュー記事でもなく、ライブ会場での本人発言であり、解釈の余地のない一次情報として扱える。

ただし会場施設名は同配信内で言及されていない。FORCE MAGAZINE公式チャンネルからの正式な発表は本稿執筆時点ではまだない。

→ 本誌の発表速報はFORCE Festival 2026は10月24日・川崎で開催(4月30日掲載)を参照。


2. 観測されているシグナル

ラインナップは未発表だが、2026年4月の1ヶ月でYZERR本人および周辺から複数のシグナルが連続して発信された。本誌はこれらを整理して提示する。出演確定情報ではないことを明記したうえで、観測対象として読まれたい。

2-1. Atlanta方面のシグナル

4月19日21時33分 YZERRがX投稿

「横に座ってるあのラッパー 今年のForceに誘おっか?」というテキストとともに、Young Thugの画像が引用された。

投稿の文脈を字義通り読めば、YZERRが直接Young Thugとコンタクトを取れる距離にあること、そしてForce Festivalのブッキング判断の対象として彼が想定されていることを示唆している。

4月19日 YZERR『SKYAMI』Official Visualiser公開

本誌のMV分析記事で詳述した通り、本動画にはLil Babyらしき姿が確認できる。3分23秒前後の奥にはYoung Thugらしき人物まで写っていた。

同日にはYZERR名義の『MONEY RAIN feat. YTG』もリリースされている。Young Thug周辺のクレジットがYZERRの制作環境に入っている可能性を裏付ける材料となった。

→ MV分析の詳細はYZERRがLil Baby,Young ThugをForce 2026に示唆?『SKYAMI』にLil Babyらしき姿、Atlanta接続が動き出す(4月19日掲載)を参照。同日リリースの『MONEY RAIN feat. YTG』についてはYZERR「MONEY RAIN feat. YTG」|BAD HOP解散後の独立章で詳述している。

これらを整理すると、Atlanta方面、特にYoung Thug/YSL周辺のアーティストがForce Festival 2026の出演候補として観測可能な距離にあると読める。

ただし出演契約の確定を示す情報は、本稿執筆時点で公式から発表されていない。

重要な前置きとして、YZERR本人が2025年1月4日のXで残した発言がある。

「マイアミのスタジオに行かせてもらった時毎日FutureやLil baby、Young Thugがいた」──この一言が、後の伏線として効いてくる。

2025年1月のマイアミセッション証言→2026年4月のSKYAMI(Future/LUCKI/Lil BabyらMiamiスラング)→MONEY RAIN feat. YTG→ROD III Concertのステージ発表。1年半の時間軸で、Atlanta/Miami接続は段階的に積み上げられてきた。

SKYAMIという1単語が、過去1年半のYZERR×Atlanta/Miami接続の集約点として機能している事実は、本誌のSKYAMI MV分析記事で詳述した通りである。

4月19日のXでのYoung Thug示唆は、単発の匂わせではない。1年半かけて積み上げられた接続の最後のピースが置かれた瞬間として読むべきである。

2-2. 国内動線のシグナル

4月28日 YZERR「ROD III Concert」豊洲PIT

BAD HOP解散後のYZERRソロ活動を象徴するワンマンライブが、Force Festival 2026発表の場となった。

『Rich or Die』シリーズ第3章にあたるこの公演は、豊洲PIT(スタンディング時キャパシティ約3,100人)での開催。YZERRソロとしての動員力の最初の実戦でもあった。

BAD HOPとして東京ドーム(55,000人キャパ)に立った経験を持つ彼が、解散後にソロ名義の3,100人の箱で動員を検証した直後に、フェス主催者として川崎発表を行った──この順序は重要である。

ソロアーティスト(豊洲PIT 3,100人)→フェス主催者(Force Festival川崎、規模未定)。二つの軸を、同じステージで連続的に提示する設計だった。

ABEMA生配信という形式は、Force Festivalというプロジェクトと「BAD HOPアラムナイのソロ復帰」という二つの軸を同時に立てる構造として読める。

→ 詳細はYZERR、初のソロワンマンライブ「ROD III Concert」を4/28に豊洲PITで開催(4月5日掲載)を参照。

Tiji Jojo武道館単独公演発表(3月) 旧BAD HOPメンバーによる武道館単独公演の発表は、Force Festival 2026の文脈と切り離して扱うべきだが、川崎クルーのソロ後展開を観測する上で重要な並走事象である。Tiji Jojoの「LONG LIVE LOUD」は2026年6月19日に日本武道館で開催される。

千葉雄喜&BABYWOODROSEの動向 4月公開の『Documentary』ChaseTheMoneyでも見られた通り、千葉雄喜は2026年もKohh以後・BAD HOP以後を象徴する位置で活動を継続している。Force Festival 2026への参加可能性は本稿執筆時点で未確認だが、川崎の文脈との親和性は高い。本誌の2026年4月のヒップホップニュース総括では、千葉雄喜のオーケストラ公演とYZERRの全国ツアー、川崎で再起動するFORCE Festivalを「継承の型が二つ立ち上がっている」事象として並置整理している。

2-3. 公式チャネルの動き

4月29日 FORCE MAGAZINE公式Instagram投稿 「誰が見たい?」というキャプションでコメント欄を開放した投稿は、本稿執筆時点でも更新中である。読者がそこに書く名前が、たとえ直接的なブッキング判断の素材にならなかったとしても、2026年版の温度感を作る側の作業に組み込まれていく構造になっている。

4月19日のSKYAMI MV → 4月19日のXでのYoung Thug示唆 → 4月28日のステージ発表 → 4月29日の公式IG「誰が見たい?」。この順番でチャネルが切り替わっている事実は、Force Festival 2026の発表設計が個人発信→公式発信→読者参加という三段構成で組まれていることを示している。

2-4. YZERRインスタライブで言及された開催形式

ROD III Concertでの公式発表(4月28日)に先立ち、YZERR本人が4月のインスタライブで2026年版の開催形式について複数の重要事項を語っていた事実が、Xユーザー@tyoriginoのまとめ投稿(4月22日23時31分付)で観測されている。同投稿は本稿執筆時点で23万表示を超えており、開催形式に関する以下の3点が示されている。

  • 開催は10月(後にROD III Concertで「10月24日」と確定)
  • 1日限定の開催
  • 野外での実施

「単日」「野外」の2点は、4月28日のステージ発言「川崎でやるよ今回は」と組み合わさることで、2026年版の開催形式について、本人発信に近い重要な観測材料となっている。本誌は§6-4の会場予想セクションで、この2点を有力な観測シグナルとして扱い、残された変数である「川崎市内のどの屋外会場か」に絞って論点を整理する。


3. FORCE MAGAZINEというメディア事業

Force Festivalというプロジェクトを正しく読むためには、運営主体である「FORCE MAGAZINE」をメディア事業として位置づける視点が欠かせない。FORCE Festivalは音楽イベント単独のプロジェクトではなく、メディア事業の延長線上に組まれたフラッグシップイベントとして設計されている。

3-1. アーティスト→メディア運営者→フェス主催者という展開

YZERRはBAD HOP活動期から起業家としての顔を持っていたが、解散後の展開は明確に「メディア運営者」の方向に振れた。

FORCE MAGAZINEは2025年に立ち上げられたヒップホップメディアで、YouTubeチャンネル・Instagramを中心に、ドキュメンタリー・インタビュー・カルチャーコンテンツを発信している。Instagram公式アカウントのフォロワーは47,000人規模に達している。

メディアを持つアーティストがフェスを主催する構造は、海外ではTyler, the Creatorの「Camp Flog Gnaw」、Kendrick Lamar周辺のpgLangなど複数の先行事例があるが、日本では稀である。

FORCE Festivalは、アーティスト本人が自社メディアの編集権限と発信チャネルを保有した状態でフェスを設計するという、国内では先行事例の少ないモデルにあたる。

さらにヒップホップメディアという観点で言えば、FORCE MAGAZINEは米国の『XXL』や『Complex』のような既存の老舗メディアとも一線を画した位置を取っている。

本誌が2025年10月の「FORCE MAGAZINE近日公開」速報で整理した通り、アーティストが「語られる存在」から「語る存在」へと変わることで、これまでにない形でのカルチャー発信が可能になる構造設計である。

国内ヒップホップフェス市場における位置づけも独自である。

POP YOURSが幕張メッセでのポップカルチャー的アプローチを取り、THE HOPEが野外でのアンダーグラウンド色を強調するのに対し、FORCE Festivalは都市型大規模会場で「グローバルスタンダード」のヒップホップ体験を提供する設計である。

本誌が2025年9月の事前分析で整理した通り、これは日本のヒップホップファンの成熟度を前提とした「文化体験」としてのフェスティバル設計であり、単なる娯楽消費とは異なる枠組みに属する。

3-2. メディア×フェスの相互強化構造

FORCE MAGAZINEのドキュメンタリーやインタビューに登場するアーティストが、そのままFORCE Festivalの出演候補として読者に認識されていく。

読者は「メディアで見た顔」をフェスで体験し、「フェスで見たアーティスト」をメディアで深掘りする。この往復運動を一つの組織が設計できる強みは、コンテンツ事業者として極めて大きい。

2025年初開催が、海外アクト18組という規模で実現できた背景にも、この事業構造は寄与している。

FORCE MAGAZINEの取材枠とフェスのブッキング枠は、独立した二つの交渉ではなく連続した一つのリレーションシップとして運用されているはずであり、これが他媒体・他主催者には模倣しづらい競争優位を作っている。

ただし2025年11月3日に公開されたFORCE FESTIVAL公式ドキュメンタリーで、YZERRは経済実態を率直に明かしている。

「フライヤーも、映像の仕切りも、運営のやり取りも。全部合わせて6人」「(推計)チケット売上6億円、制作費は8〜9億円で、満員でも回収は難しい構造」──この証言が示すのは、インディペンデント運営として実現できる規模の上限である。

メディア事業者主導フェスの効率性と、その構造が抱える限界。両方を同時に示す証言だった。

→ ドキュメンタリーの詳細はYzerrが語る、FORCE FESTIVAL公式ドキュメンタリー(11月3日掲載)を参照。

3-3. 「半歩引いた」観測者として

本誌HIPHOPCsもまた、ヒップホップシーンを記録する立場の媒体として、FORCE MAGAZINEとは異なる役割を持つ。本誌はFORCE Festivalの当事者ではなく、観測者である。だからこそ、運営側が発信しない構造分析や、発表チャネルの設計図そのものを論点として提示できる。

本記事はその立場から書かれている。FORCE Festival 2026の出演者を予想する記事ではなく、FORCE Festival 2026という事象の輪郭を整理する記事である。ただし§6以降では、観測シグナルから論理的に導かれる範囲で本誌の見立てを提示する。


4. 2025年版という参照点

2026年版を読む上で、初開催である2025年版の実績は最も信頼できるベンチマークである。

4-1. 規模

2025年10月3日(金)・4日(土)の2日間、横浜アリーナで開催。会場キャパシティ約17,000人、2日間延べ約30,000人を動員した。海外アーティスト18組、国内アーティスト12組、計30組のラインナップ。

チケット価格は30,000円〜45,000円のレンジで設定され、海外のRolling LoudやSummer Jam等と同等の価格水準だった。

2024年の日本音楽フェスティバル市場規模は約685億円とされており、FORCE Festival 2025はこの市場における高単価セグメントに位置づけられる興行だった。

学割5,000円キャンペーン(C席通常30,000円→25,000円)やスポンサー50%OFF施策(30,000円→15,000円)といった価格戦略も、長期的なファン層育成と市場拡大を意図したものとして設計されていた。

4-2. 海外勢ラインナップ(2025)

Day1(10月3日金曜):Central Cee(ヘッドライナー)/Sexyy Red/Trippie Redd/A Boogie Wit da Hoodie/NAV/FERG/Murda Beatz

Day2(10月4日土曜):Future(ヘッドライナー)/Metro Boomin/Latto/Polo G/Rae Sremmurd/Moneybagg Yo/ATL Jacob/Yung Bans/Doe Boy/Test/Louis Russell

US東海岸・南部・UKの主要アクトを2日間で並列に並べる構成だった。特にDay2のFuture/Metro Boomin/Moneybagg Yo/Latto/Polo GというAtlantaクラスタの厚さは、2026年版でYoung Thug/Lil Baby方面が観測されている事実と接続して読める。Day1の単独ヘッドラインを務めたCentral Ceeは、UKドリル勢としての国際性を示す配置だった。

4-3. 国内勢ラインナップ(2025)

Day1:T-Pablow/Tiji Jojo/¥ellow Bucks/LEX/Watson/Kohjiya

Day2:YZERR/Awich/JP THE WAVY/Bark/Eyden/Kaneee

J-HipHopシーンの主要アクトをほぼ網羅する陣容で、海外勢のスケールに国内勢が拮抗できることを示した。

注目すべきは、旧BAD HOPメンバー(YZERR・T-Pablow・Tiji Jojo・Bark)が同一フェスで出演していた事実である。Day1にT-PablowとTiji Jojoが、Day2にYZERRとBarkが配置されており、2日間でBAD HOPアラムナイの主要4名が顔を揃えていた。

これは2026年版の川崎開催を読む上で重要な前提となる。2025年の横浜時点ですでにBAD HOPアラムナイの集合は実現しており、2026年の川崎開催はこの集合を「地元」という文脈の中で再配置する場として機能する。

→ 2025年版の完全レビューと参加者調査は【参加者の声】FORCE FES 2025完全レビュー&2026年大予想(10月5日掲載)を、開催直前ガイドは【完全ガイド】Force Festival 2025(10月2日掲載)を参照。なお、2025年版アフターパーティーで発生した乱闘事案の構造分析は渋谷HARLEM前後の乱闘、FORCE後の乱闘──米ラッパー来日常態化の裏側(4月17日掲載)で詳述している。


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5. FORCE Festival 2026のチケットはいつ発売される?

2026年版のチケット販売スケジュールは、本稿執筆時点で未発表である。ただし2025年版の販売構造を参照すると、以下のスケジュールが踏襲される可能性がある。

段階2025年版実績2026年版予想
先行販売2025年8月中旬2026年8月中旬前後
一般販売2025年9月5日2026年8月下旬〜9月上旬
券種1日券/2日通し券/VIP/プレミアム単日開催の場合は1日券/VIP/プレミアム構成

仮に2025年版と同様のスケジュール(開催の約1〜2ヶ月前に販売開始)が踏襲される場合、2026年8月〜9月にかけて販売情報が動き出すことになる。

FORCE MAGAZINE優先枠の有無、アフターパーティー連動チケットの設計、VIP・プレミアム券の価格帯──これらはすべて続報待ちの項目である。正式発表があり次第、本記事に追記する。


6. 本誌の見立て:2026年版ラインナップ予想

ここから先は本誌の見立てである。観測シグナル・2025年実績・関連アーティストの現在地を根拠に、2026年版で出演する可能性のあるアーティストを観測強度別に整理する。確定情報ではないことを明記したうえで、本誌の編集判断として提示する。

なお、観測強度Aは出演確定を意味するものではなく、現時点で確認できるシグナルの強さを示す編集上の分類である。

観測強度の定義:

  • 強度A:現時点で最も強い示唆がある候補。本人発信または公式チャネルから直接的なシグナルが観測されている
  • 強度B:周辺シグナル・関係者発信・近接プロジェクトから出演可能性が読める
  • 強度C:論理的整合性から候補に挙がるが、直接的シグナルは観測されていない

6-1. 海外勢ヘッドライナー予想

強度A:Young Thug 4月19日のYZERR X投稿でYoung Thugの画像が直接引用され、「Forceに誘おっか?」という言及がなされた。Young Thug本人は2024年10月のYSL裁判結審後、ライブ活動を再開しており、海外ツアー稼働中である。2025年1月の本人マイアミセッション証言、2026年4月のSKYAMI MV映像と「誘おっか?」X投稿という時系列を見れば、観測強度としてのこのシグナルは1年半かけて段階的に積み上げられたものであり、単発の匂わせではない。本誌は2026年版のヘッドライナー級候補の筆頭として挙げる。

強度A:Lil Baby SKYAMI Official Visualiserに本人らしき姿が確認され、同日リリースの『MONEY RAIN feat. YTG』との連動も観測される。Lil Babyは2024年〜2026年にかけて『WHAM』他のアルバム展開でツアー稼働しており、日本フェス出演の可能性は十分にある。Young Thugとセットで読むのが自然。

強度B:YSL/4PF周辺の現行アクト Young Thug/Lil Babyを軸に置いた場合、YSL(Young Stoner Life)レーベルや4PF(4 Pockets Full)クルー周辺のアーティスト、およびYoung Thug以後のAtlanta勢が追加で組み込まれる可能性が高い。Gunnaは現行で稼働中の中核アクトとして候補に挙がる。

補足観測:Wheezy(プロデューサー)との制作接点

Young Thug/Lil Babyの主要プロデューサーとして知られるWheezyは、過去にBAD HOP名義での楽曲制作実績を持つ。

4月29日のFORCE MAGAZINE「誰が見たい?」投稿のYouTubeコメント欄では、読者から「WheezyとはBAD HOP名義で2曲一緒に作っているから確率が高い」(@kxvmxコメント、7:36地点)という指摘がなされている。

制作実績そのものは確かな事実だが、それを出演可能性の蓋然性まで引き上げる材料としては薄く、本誌は補足観測として記録するに留める。

2025年版でMurda BeatzとATL Jacobがプロデューサー枠で出演していた前例を踏まえれば、2026年版でAtlantaサイドのプロデューサーが組み込まれる構造そのものは想定可能である。ただしWheezy本人の出演判断は別問題である。

強度C:2025年Atlantaクラスタの再登板 2025年版のFuture/Metro Boomin/Moneybagg Yoは、2026年版でも複数名が再登板する可能性がある。特にMetro Boominは制作面でYZERRの『SKYAMI』『MONEY RAIN』のサウンド方向と接続しうる存在で、初開催の盟友として再登板する論理は立つ。

6-2. 海外勢サブヘッドライナー予想

2025年版がCentral Cee/A Boogie Wit da Hoodie級のサブヘッドライナーで構成されていたことを踏まえると、2026年版でも同等規模の海外アクトが3〜5組組み込まれると見立てる。

候補となるのは、ストリーミング実績と日本でのファンベースを兼ね備えたアクト群である。Roddy Ricch、21 Savage、Don Toliverなどは日本市場とのフィットを考慮すると候補に挙げられる。UK勢では、2025年版のCentral Cee単騎構成から厚みを増す可能性があるが、2026年版に向けたUK方面の具体的シグナルは本稿執筆時点で観測されていない。

強度C:参加者調査由来の予想候補 本誌の2025年版完全レビュー&参加者調査では、2026年版のヘッドライナー候補としてTravis Scott、21 Savage、Playboi Cartiの名前が読者から挙がった。本稿執筆時点で観測されているシグナルから直接導かれる名前ではないが、参加者の期待値として記録しておく。

強度C:FORCE MAGAZINE公式IG「誰が見たい?」コメント欄から

4月29日のFORCE MAGAZINE公式Instagram投稿に紐づくYouTubeコメント欄では、本稿執筆時点で75件超のリクエストが集まっている。

読者期待値として以下の名前が複数言及されている:Lil Tecca/Lil Tjay/Yeat(複数票)/42 Dugg/Veeze/G Herbo/Famous Dex/SNOT/Lucki/Young Nudy/Cardi B/JPEGMAFIA/Clipse/NBA YoungBoy/Travis Scott(再登場)/Polo G(2025年からの再登板希望)/NAV(2年連続)/Fabolous(ベテラン枠)/DaBaby/Dave(UK枠)。

これらは観測シグナルではなく、読者の期待値として整理する。Drakeに関しては「あのビーフはインパクトありすぎ/Force以外なら需要やばい」という読者コメントもあり、本誌の見立てと整合する。

6-3. 国内勢ラインナップ予想

強度A:YZERR本人 主催者・立ち上げ人としてイベントの中心にいる以上、出演または何らかの形でステージに関与する可能性は最も高い。ROD III Concert以後のソロ活動を踏まえれば、2025年版以上の存在感を担う構成が想定される。

強度A:BAD HOPアラムナイ

川崎開催という文脈を踏まえれば、BAD HOP旧メンバーの再集結またはソロ複数組での出演は最も自然な構図となる。

T-Pablow、Tiji Jojo、Bark、Yellow Pato、G-k.i.d、BENJAZZY、Vingo──本人たちのソロ活動状況によるが、川崎での開催という地域性が強く働く構成と読む。

強度B:千葉雄喜

4月公開の『Documentary』ChaseTheMoneyの動線、川崎の文脈との親和性、BAD HOP世代との関係性を踏まえれば、出演可能性は高い。

本誌は強度Bだが、強度Aに近い位置で読んでいる。

強度B:2025年リピーター

Awich、JP THE WAVY、¥ellow Bucks、Lex、Kohjiya──2025年版に出演した国内主軸は、2026年版でも複数名が再登板する可能性が高い。

特にAwichは2024年〜2026年にかけてシーンの中心軸として機能しており、再登板の蓋然性は高い。

強度B:POP YOURS世代の越境 2026年4月のPOP YOURSで存在感を示した世代——Alif Wolf、Rommy Montanaなど——がForce Festivalにも組み込まれる可能性がある。FORCE MAGAZINEのインタビュー枠と連動するかが観測ポイント。

強度C:女性アクト枠の拡張 2025年版がAwich中心で組まれていたことを踏まえると、2026年版で女性アクト枠が複数名に拡張される可能性がある。具体的なブッキング候補については、本稿執筆時点で観測シグナルが十分に蓄積されておらず、続報待ちの項目として記録する。

6-4. 会場と形式の予想

FORCE Festival 2026を読むうえで、最も重要なのは「誰が出るか」だけではない。むしろ現時点では、「川崎のどこで、どの規模で開催するのか」が最大の構造論点である。

本人発信ベースで有力視されている2点

§2-4で整理した通り、YZERR本人が4月のインスタライブで以下の2点を語っていた事実は、開催形式の輪郭を強く方向づけている。

  • 1日限定の開催(単日)
  • 野外での実施(屋外)

つまり2026年版は「川崎での屋外単日開催」という形式が、本稿執筆時点で観測可能な範囲では有力視されている。残された変数は、川崎市内のどの屋外会場かという1点に絞られる。

川崎市内の屋外会場候補と本誌の見立て

川崎市内には横浜アリーナ規模(約17,000人)の屋内会場が存在しない。屋外会場であれば以下が候補となる。

  • 等々力陸上競技場(屋外、約27,000人収容):川崎フロンターレ本拠地。2025年版30,000人動員を1日に集約する場合、規模・地域性の両面で最も整合性のある会場である。
  • 東扇島東公園(屋外、可変キャパシティ):川崎区の臨海公園。野外フェス形式での運用実績があり、複数ステージ構成と相性がいい。
  • 川崎駅周辺の特設会場:野外特設のテント形式または駅周辺の複合利用。前例は乏しいが、メディア事業者主導フェスとしては設計の自由度が最も高い。

YZERR本人の「単日/野外」発言と、2025年版30,000人動員の規模感を考慮すれば、本誌の見立てとしては等々力陸上競技場が最も整合する。

ただし10月下旬の屋外開催は気候リスクを抱えるため、雨天対応の仕様(カバー型ステージ、雨天決行 or 順延設計)が運営側でどう用意されるかは続報待ちである。

なお、2025年版の屋内アリーナ(横浜アリーナ約17,000人)から2026年版の屋外大規模会場(推定20,000〜27,000人)への移行は、フェスの体験設計そのものを変える要素となる。

屋外フェスは音響・動線・天候・セキュリティのすべてを屋内とは異なるロジックで再設計する必要があり、FORCE MAGAZINE運営チームにとって2026年版は「2025年と同じ規模を別の形式でやり切れるか」という検証フェーズでもある。


7. 川崎という選択

2026年版の会場が「川崎」であることは、Force Festivalというプロジェクトの位置づけを変える要素として読める。

7-1. BAD HOPの本拠地という意味

YZERRが活動の主軸に置いてきたBAD HOPは、2014年から2024年まで活動した神奈川県川崎市発のヒップホップクルーである。メンバーの大半が川崎を拠点とする出自を持つ。

2024年2月の東京ドーム公演で活動に区切りをつけたBAD HOPの解散後、YZERRをはじめとする旧メンバーはソロアーティストとしての展開を進めてきた。

2025年版の横浜アリーナ(横浜市港北区)は、川崎の隣接エリアであり「ホームに近い場所」ではあるが、川崎そのものではなかった。

2026年版が川崎で開催されることは、初開催の実証フェーズを経て、2年目に発祥地への凱旋を組み込んだという読みが成立する。

ステージ上での「今回は」という本人の言い回しも、横浜での1年目を「前回」として相対化し、川崎での2年目を新たなフェーズとして位置づける認識が読み取れる発言である。

7-2. 世代論としての川崎

BAD HOPが活動を始めた2014年から、解散した2024年、そしてForce Festivalが川崎に戻ってくる2026年まで、ちょうど12年が経つ。

日本のヒップホップシーンにおいてBAD HOP以後を担う世代は、すでにソロ・新クルー・新シーンとしてシーンに定着しており、Force Festival 2026のラインナップには彼ら以後の世代がどう組み込まれるかという論点が立つ。

YZERR自身がソロ活動の本格化フェーズにあり、Tiji Jojoが武道館を単独で埋め、千葉雄喜がBAD HOPの外側でレガシーを更新している現在、川崎というロケーションはこれらの動線が交差する場として機能する可能性がある。

本誌が4月の月間総括で整理した通り、2026年4月の日本シーンには「継承の型」が二つ並走している。

一つは、KOHHから千葉雄喜へという、自分の中で名前を引き継ぐ継承。

もう一つは、BAD HOPからYZERRへという、集団から個人へほどけていく継承──同時にその個人が、フェス主催という立場で、川崎という地名を再起動しようとしている。

形式は違うが、どちらも何かが何かから継いでいる事象である。Force Festival 2026の川崎開催は、後者の継承の型が最も具体的に現れる場として位置づけられる。

Force Festival 2026が川崎で開催されることは、単なる地元開催ではない。

BAD HOPが日本のヒップホップに刻んだ軌跡を、YZERRがメディアとフェスという別の形で更新する作業でもある。

横浜アリーナでスケールを証明した1年目から、川崎で意味を回収する2年目へ。2026年版のForce Festivalは、その転換点として記録される可能性がある。


8. これから発表される情報

2026年版で続報待ちとなっている主要項目は以下である。発表があり次第、本記事に追記する。

  • 具体的会場施設名
  • 単日開催か複数日開催か
  • 海外アーティストラインナップ
  • 国内アーティストラインナップ
  • チケット販売スケジュール
  • VIP/一般等の券種構成
  • アフターパーティーの有無

9. HIPHOPCsのForce Festival/FORCE MAGAZINE記録一覧

本誌は2025年9月以降、Force FestivalおよびFORCE MAGAZINEというプロジェクトを連続的に記録してきた。2026年版の全体像を読む上での参照点として、以下に時系列で整理する。

2025年(FORCE Festival 2025開催前後)

2026年(Force Festival 2026始動)

Force Festivalというプロジェクトをこの粒度・この継続性で記録してきた媒体は限られる。Forceの全体像を継続的に見てきた一媒体として、本誌は2026年版の動きを開催当日まで追い続ける。


10. 本記事の更新ポリシー

本記事はFORCE Festival 2026に関するハブ記事として、以下のタイミングで更新する。

  • 公式から会場施設名・ラインナップ・チケット情報の発表があった時
  • YZERR本人または関係者から新たなシグナル発信があった時
  • 関連アーティストの動向に重要な変化があった時

最終更新日は記事冒頭に表示している。読者は本記事をブックマークし、Force Festival 2026の全体像を確認する起点として活用されたい。

§6の予想セクションについては、新しいシグナルが観測された段階で観測強度を再評価し、確定情報が発表された段階で「予想 → 確定」への記述変更を行う。本誌は予想の的中率を編集の評価軸とはしないが、観測と予想の分離姿勢は維持する。

個別の発表速報・MV分析・ライブレポートは、本記事から各記事への内部リンクで辿れる構造を維持する。


11. 今後の観測ポイント

Force Festival 2026の輪郭を固めていく上で、本誌が最も注視している観測ポイントは四つである。

第一に、川崎市内の具体的な屋外会場名の正式発表。

YZERR本人のインスタライブ発言により「単日/屋外」開催が有力視されている。残された変数は、川崎市内のどの屋外会場が選ばれるかという1点である。

等々力陸上競技場・東扇島東公園・川崎駅周辺特設会場のいずれか、あるいは現時点で予想されていない第4の候補が選ばれるかが焦点となる。

第二に、Atlanta方面の海外勢が本当にラインナップに入るか。

Young Thug/Lil Baby周辺で観測されているシグナル、およびWheezyとBAD HOP陣営の既存制作実績が、正式なブッキングに着地するか、あるいは別系統のヘッドライナーで構成されるか。

1年半かけて積み上げられた接続が確定情報として公開されるかどうかが焦点である。

第三に、BAD HOPアラムナイが川崎という場所でどのように再配置されるか。

2025年版でYZERR・T-Pablow・Tiji Jojo・Barkが2日間にわたり同居していた構造が、地元開催の2026年版でどう更新されるか。

再集結の可能性、新メンバー編成の可能性、あるいは2025年と同等の配置の可能性──すべてが川崎という地名の意味を変える要素となる。

第四に、運営リスクの管理体制。

2025年版ではアフターパーティー会場(第三者運営のZouk Tokyo)で乱闘事案が発生した。これは本編興行とは別会場・別文脈で発生した事案であり、Force Festival本編とは切り分けて検証すべき論点である。

米ラッパー来日の常態化、屋外開催への形式変更、および天候リスクとともに、本編とアフターパーティーをどう設計するか、外部リスクをどう吸収するかは、興行運営の成熟度を測る指標となる。

本誌の渋谷HARLEM前後の乱闘記事で詳述した構造論点が、川崎開催の前提条件として作用する。

この四点が明らかになった時、Force Festival 2026の輪郭は一気に固まる。本誌は続報を追い続け、本記事を起点として記録を更新していく。


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  1. FORCE Festival 2026は10月24日・川崎で開催(4月30日速報)
  2. YZERRがLil Baby,Young ThugをForce 2026に示唆?『SKYAMI』にLil Babyらしき姿
  3. YZERR「MONEY RAIN feat. YTG」|BAD HOP解散後の独立章
  4. YZERR、初のソロワンマンライブ「ROD III Concert」4/28豊洲PIT
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