via @Young Thug instagram
Young Thugが次のアルバムタイトル「DBC」をXに投下した。Instagramには最近のパフォーマンス写真とともに「A Day before Coachella OTW」のキャプション。コーチェラ2026への出演を控えた男が、また何かを仕掛けようとしている。
ただし、この動きの意味を正確に読むには、2024年10月31日のハロウィンから今日までの時間軸を頭に入れておく必要がある。YSL...
via @Young Thug instagram
Young Thugが次のアルバムタイトル「DBC」をXに投下した。Instagramには最近のパフォーマンス写真とともに「A Day before Coachella OTW」のキャプション。コーチェラ2026への出演を控えた男が、また何かを仕掛けようとしている。
ただし、この動きの意味を正確に読むには、2024年10月31日のハロウィンから今日までの時間軸を頭に入れておく必要がある。YSL RICO裁判、獄中リーク通話、スニッチ疑惑、そして賛否が割れた復帰作『UY SCUTI』——サグの「DBC」は、それら全てを踏まえた上での次の一手だ。
https://www.instagram.com/p/DVEerO5Ftqd/?utm_source=ig_web_copy_link
https://twitter.com/youngthug/status/2025682734790705154
「DBC」=「Days Before Coachella」の意味と、Travis Scottとの決定的な違い
ファンが即座に指摘したのは、Travis Scottの『Days Before Rodeo』(2014)との類似だ。Scottはこのミックステープの後にメジャーデビュー作『Rodeo』で爆発的な成功を収めた。「DBC」のネーミングがその構図を意識しているのは間違いない。
だが、ここで勘違いしてはいけないポイントが一つある。Travis ScottとYoung Thugの関係は「先輩と後輩」だ。Scottが自身のスタイルを確立する過程で、Thugのメロディックなフロウから多大な影響を受けたことは公然の事実で、二人は『UY SCUTI』でも共演している。つまり「Days Before ~」というフォーマットを使うこと自体が、教え子のフレームワークを師匠が借りてくるという、ヒップホップ的にはかなり大胆な行為だ。これはオマージュなのか、それとも「俺がオリジナルだ」という宣言なのか。どちらにしても、サグらしい挑発だろう。
なお、一部では「Dragon Ball Coachella」の略だという説も浮上している(RGM報道)。サグの予測不能さを考えると、これも完全には否定できない。
リリース日はいつか——コーチェラ2026のスケジュールから逆算する
コーチェラ2026は4月10〜12日と17〜19日の2週末にわたって開催される。ヘッドライナーはSabrina...
Lil Poppa追悼集会で4人銃撃|ジャクソンビルHip-Hopが抱える暴力の構造を読み解く
2026年2月23日|Text by Ito Kotaro(HIPHOPCs)
この記事でわかること
Lil Poppa追悼集会で起きた銃撃事件の全容と捜査状況
Lil Poppaの死に至るまでの経緯と背景
ジャクソンビル・ヒップホップシーンにおける暴力の構造
「ペインラップ」が抱える矛盾と音楽産業の責任
日本のリスナーがこの事件から考えるべきこと
https://youtu.be/Pbe-D8pCCEc?si=KgbKBP0lyvPLWAdg
Lil Poppa追悼集会で4人が銃撃される:ジャクソンビル・ヒップホップが直面する"悲しみの連鎖"
追悼の夜に響いた銃声
2026年2月22日、フロリダ州ジャクソンビルのイーストサイド。深夜0時を過ぎたばかりの時刻に、A. Philip Randolph BoulevardとJessie Streetの交差点付近で12発から15発の銃弾が放たれた。
この場所では、わずか4日前に25歳で亡くなったラッパーLil Poppaを偲ぶ追悼集会が開かれていた。コミュニティが悲しみを分かち合うために集まった、その最中の出来事だった。
ジャクソンビル保安官事務所の報告によると、被害者は4人。34歳と39歳の女性2人、37歳と43歳の男性2人が負傷している。34歳の女性は現場で発見されて病院に搬送され、残りの3人は自力で医療機関に向かった。容疑者の特定には至っておらず、動機も不明。捜査は現在も続いている。
近くのFirst Baptist Church of Oaklandに通うRobert Phelpsはメディアの取材にこう答えた。「彼が教会の中でラップして歌っていた子どもの頃を覚えている。彼のことが好きだった。いなくなってしまったのが悲しい」。Phelpsはまた、この地域でこのような事件は「何年も起きていなかった」と語り、今回の銃撃が地域にとって異例であることを強調した。
しかし、ジャクソンビルのヒップホップシーンが歩んできた道のりを知る者にとって、追悼の場が新たな暴力の舞台になるという悲劇は、まったく見覚えのない光景ではない。
Lil Poppaとは誰だったのか
本名Janarious Mykel Wheeler。2000年3月18日、ジャクソンビルのイーストサイドに生まれた。6歳か7歳のころから兄と一緒に地元の教会で歌い始め、12歳でゴスペルから世俗的なトラップ・ミュージックへと転向。自室のクローゼットにノートPCとマイクだけのスタジオを作り、SoundCloudやMyMixtapesで楽曲を公開するようになった。
彼を語るうえで避けて通れない出来事がある。2018年、18歳のとき、ジャクソンビルでの銃撃事件に巻き込まれた。Lil Poppa自身は生還したが、最も親しかった友人2人がその場で命を落としている。
この体験をもとに制作された「Purple Hearts」が、彼にとって最初のブレイクスルーとなった。生き残った者が抱える罪悪感、いわゆるサバイバーズ・ギルトをメロディアスなフローに乗せて綴るスタイルは「ペインラップ」と呼ばれ、同じ痛みを知るリスナーの心を強く捉えた。この楽曲がPolo Gの目に留まり、コラボ曲「Eternal...