ヒップホップチャート

【解禁】カニエ・ウェスト『BULLY』──謝罪の重さと音楽の軽さ

Ye『BULLY』は、プロダクションの輝きと自己対峙の不在が同居した一作だった。WSJ謝罪広告、AI問題、東京制作、野田洋次郎参加、SoFi Stadium公演までを踏まえ、2026年のYeの現在地を読む。

“やる”を翻訳する3人のMC──2ikKen × Moment City「YARU」Remix第4弾

横浜のラッパー2ikKenが「YARU」Remix第4弾をリリース。Moment Cityの3MC──Huncho Joe、Jeff Kiddy、MAHOが参加し、HANEDAプロデュースのGloビートの上で「やる」を三者三様に翻訳する。横浜→新潟→東京と地域を拡張してきたRemix連作の戦略と、本人提供リリックから読み解く各バースの独自分析。

Latto「Business & Personal (Intro)」──妊娠を発表したMVの裏で鳴っていた、最も正直なビート

Lattoが妊娠公表MVとともにリリースした「Business & Personal (Intro)」。7人のプロデューサーが作った抑制的なビートの上で、キャリアの転換点に立つラッパーの最も正直な声が鳴る。

LANA × Elle Teresa「こんな日は」──POP YOURS発、日本語ラップの”華”が重なった瞬間

POP YOURS 2026オリジナル楽曲の第3弾。LANAとElle TeresaがSTUTS & ZOT on the WAVEプロデュースで見せた「華やかさと体温の近さ」の両立を、Rei Kamiyaがレビュー。

【Red Bull RASEN EP34】車、KM、4人の配置/RASENが持っていた「編集性」が露わに

Red Bull RASEN EP34は、単なるカーカルチャー回ではない。7、AOTO、Kaneee、Bonbero、KM、そして約500台のカスタムカーが一つの映像へ束ねられたことで、RASENが持っていた編集性が最も見えやすく露出した回となった。

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ヒップホップは、裁かれながら殿堂に入る──2026年後半「法廷と殿堂」の年表

2026年後半、ヒップホップは「法廷」と「殿堂」に同じ季節に立つ。Tupac没後30年、Keefe D・Lil Durk・Takeoffの公判、そしてWu-Tang Clanのロックの殿堂入り。個別の速報ではなく、同じ年に並ぶことの意味を、HIPHOPCsが一本の年表として記録する。

LANAはなぜ“ラッパーかどうか”を問われ続けるのか──POP YOURSの中心に立つ彼女と2026年の日本語ラップ

POP YOURS史上初の女性ヘッドライナーに立っても、LANAには「あれはラッパーなのか」という問いが付きまとう。本稿はその問いに答えるのではなく、なぜ問いが立ち上がり続けるのかを解く。LANAは「ラッパーかどうか」を宙づりにしたまま、2026年の日本語ラップの中心に立った存在である。

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