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FORCE FESTIVAL 2026、Key Glock・DJ Drama・CHASE Bら6組発表──前年から続く「海外+国内」の告知文法

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最終更新:2026年8月5日

FORCE FESTIVAL 2026の出演アーティストとして、Key Glock、DJ Drama、CHASE B、Benjazzy、eyden、Eric.B.Jrの6組が発表された。

開催日は2026年10月25日(日)。会場は神奈川県川崎市の東扇島東公園である。

公式Instagramでは、今回の6組が3本のカルーセル投稿に分けて発表された。

  • CHASE B/eyden
  • DJ Drama/Benjazzy
  • Key Glock/Eric.B.Jr

いずれも1枚目に海外アーティスト、2枚目に国内アーティストを配置した2枚構成である。

ただし、同じ投稿に置かれたことは、共同ステージやコラボレーションを意味しない。現時点で正式に発表されているのは、それぞれがFORCE FESTIVAL 2026へ出演するという事実までだ。

それでも、名前の置き方には注目する価値がある。

Key Glock、DJ Drama、CHASE Bは、同じ「海外枠」ではない。ラッパー、ミックステープ文化のキュレーター、世界規模のライブを動かしてきたDJ/プロデューサーという、異なる役割を持つ。

Benjazzy、eyden、Eric.B.Jrも、同じ「国内枠」ではない。川崎、千葉、大阪。それぞれ別の土地と経歴を背負っている。

発表されたのは6組だが、そこにはすでに、2026年のFORCEが何をつなごうとしているのかが見え始めている。

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FORCE FESTIVAL 2026、現在の確定情報

項目内容
開催日2026年10月25日(日)
会場神奈川県川崎市・東扇島東公園
開催形式単日・野外
発表済み出演者Key Glock、DJ Drama、CHASE B、Benjazzy、eyden、Eric.B.Jr
先行販売2026年8月15日(土)20:00〜9月30日(水)23:59
GOLD TICKET先行42,000円/一般45,000円
SILVER TICKET先行32,000円/一般35,000円
GOLD購入特典ステージ前方専用エリア、ゴールドブレスレット、ゴールドラウンジ
未発表全出演者、ヘッドライナー表記、出演形式、タイムテーブル、アクセス計画など

GOLDラウンジには、優先入場レーン、専用Bar、専用休憩エリアが含まれる。両券種とも税込・スタンディングで、GOLD AREAはステージ正面前方、SILVER AREAはその後方と左右に配置される。

開催情報を継続的に確認する場合は、HIPHOPCsのFORCE Festival 2026完全ガイドを参照してほしい。

「海外+国内」は前年からある。2026年に変わったのは、今回の3投稿に例外がないこと

今回の告知形式は、2026年に突然生まれたものではない。

2025年にも、Central Ceeと¥ellow Bucks、Metro BoominとJP THE WAVY、Sexyy RedとWatsonなど、海外アーティストと国内アーティストを同じ投稿内で発表する形式が使われていた。

ただし、2025年の出演者告知は、その形式だけに統一されていたわけではない。

Day 2のヘッドライナーだったFuture、国内勢のT-Pablow、主催者のYZERRは、それぞれ単独で告知されている。つまり前年は、「海外+国内」のペア告知と、1組だけを見せる単独告知が混在していたことになる。

2年分を並べると、違いは明確である。

確認できた告知形式具体例
2025年ペア告知と単独告知が混在Central Cee/¥ellow Bucks、Metro Boomin/JP THE WAVY、Future単独、T-Pablow単独、YZERR単独
2026年・今回の解禁3投稿すべて海外1組+国内1組CHASE B/eyden、DJ Drama/Benjazzy、Key Glock/Eric.B.Jr

2026年に発表された今回の6組は、3本すべてが同じ2枚カルーセルに揃えられている。

  • 1枚目:海外アーティスト
  • 2枚目:国内アーティスト
  • 1投稿につき計2組

したがって、今年の変化を「海外と国内を組み合わせる形式を新しく始めた」と説明するのは正確ではない。

正しくは、2025年に複数ある告知方法の一つだった「海外+国内」を、2026年の今回の出演者解禁では例外のないフォーマットとして揃えたということである。

この違いは小さくない。

2025年のペア告知は、複数ある投稿方法の一つだった。2026年の今回の3投稿では、それが例外なく反復されている。昨年は出演者によって見せ方が変わったが、今年の最初の6組については、海外と日本を一つの投稿内で結ぶこと自体が、告知全体の構造になっている。

つまり、FORCEが今年、新しい文法を発明したわけではない。

前年から使っていた文法を選び取り、今回の6組では例外のないフォーマットとして揃えた。

ここまで確認して初めて、「名前と名前の間まで編集している」という読みは、書き手の印象ではなく、2年分の公式投稿を比較した観察として成立する。

ただし、これは2026年8月5日時点で解禁された3投稿に限った観察である。FORCE FESTIVAL 2026の出演者は現在も段階的に発表されており、今後の追加告知に単独発表が混じれば、2026年もまた混在型に戻る。その場合に残るのは、「第1期の解禁がペアで統一されていた」という事実の方である。

また、同じカルーセルに配置された理由を公式が説明したわけではない。共同ステージやコラボレーションも発表されていない。

ここから先の組み合わせに関する記述は、配置された2組の経歴と役割をもとにしたHIPHOPCsの分析である。

Key GlockとEric.B.Jr──メンフィスと大阪、二つのストリートを並べる

Key Glockは、メンフィス出身のラッパーである。

従兄弟であり、メンターでもあったYoung DolphのもとでPaper Route Empireからキャリアを築いてきた。Young Dolphの死後も作品を重ね、現在では同レーベルのレガシーを継ぐ中心的な存在となっている。

Eric.B.Jrは大阪府出身。低く重いビート、実体験を刻むリリック、変化の大きいフロウを武器としてきた。BAD HOPとの接点もあり、Benjazzy、漢 a.k.a. GAMIとともに「Shoot My Shot」へ参加している。

両者に正式な共演関係が発表されたわけではない。それでも、メンフィスと大阪という離れた都市から、自らの環境をラップへ変換してきた2人が同じ投稿に置かれた。

ここで接続されているのは、知名度の大小ではない。

場所を背負いながら、自分のカタログを積み上げてきたラッパー同士の実感である。

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DJ DramaとBenjazzy──Philadelphiaにルーツを持ち、Atlantaで形にした編集者と、川崎のラッパー

DJ Dramaの土地を説明する場合、PhiladelphiaとAtlantaを混ぜてはいけない。

彼はPhiladelphiaにルーツを持ち、その後Atlantaを活動拠点としてキャリアを築いた。

DJ Dramaが作った「Gangsta Grillz」は、単なるDJミックスではない。Lil Wayne、Jeezy、Gucci Maneらの時代を記録し、誰を選び、どの曲を並べ、どんな声で作品をつなぐかという、ヒップホップの編集文化そのものだった。

Tyler, The Creatorの『CALL ME IF YOU GET LOST』でも、DJ Dramaは作品全体を進行する役割を担った。同作は2022年のグラミー賞で最優秀ラップ・アルバムを受賞し、DJ Dramaの公式グラミー記録にも1勝として残っている。

一方のBenjazzyは、川崎市川崎区を拠点としてきたBAD HOPのメンバーである。2026年の会場も川崎だ。彼の出演によって、東扇島東公園は単なる開催住所ではなく、BAD HOP以後の物語を続ける土地になる。

同じ投稿に置かれたのは、ヒップホップ史を作品として編集してきたDJ Dramaと、川崎の言葉をラップへ変えてきたBenjazzyである。

一人は、地域の音楽を世界へ通じる物語にした。

もう一人は、川崎という地域そのものを全国へ届く言葉にした。

共同ステージがなくても、この二人を並べた時点で、投稿の中には一つの筋が生まれている。

川崎・横浜の地域史については、川崎・横浜のラッパー完全ガイドで整理している。

CHASE Bとeyden──世界規模のライブを動かすDJと、前年から残る一本の線

CHASE Bは、ニューヨークを拠点とするDJ/プロデューサーであり、Travis Scottの主要なツアーDJとして知られる。JackBoysにも参加し、ラッパー本人とは異なる位置から、ライブのテンポ、転換、熱量を設計してきた。

そのため、CHASE Bの出演は単なる「DJが1人増えた」という話ではない。

2025年のFORCEが海外の大物を招聘する力を証明したとすれば、2026年は、海外フェス級のライブ感覚を野外の一日にどう組み込むかが問われる。CHASE Bは、その設計に直接関わり得る名前である。

ただし、CHASE Bの出演はTravis Scott、Don Toliver、SoFaygoらの出演を意味しない。告知映像で関連楽曲が使われたことと、別のアーティストが正式にブッキングされたことは、完全に別の話である。

eyden──『ラップスタア誕生2021』王者がつなぐ前年からの一本の線

eydenは千葉県出身で、千葉を拠点とするクルー・98jamsの一員である。2021年、ABEMAのオリジナルオーディション番組『ラップスタア誕生2021』で、過去最多となる2546人の応募者の頂点に立った。

さらにeydenは、2025年のFORCE FESTIVALにも出演しており、その際はPolo Gと同じ投稿で発表されていた。

つまりeydenは、今回の6組の中で、2025年から2026年へ続く線を最も直接的に持つ。

横浜アリーナから東扇島東公園へ。屋内2日間から野外1日へ。

フェスの形式が作り直される中でも、FORCEが前年の国内ラインをすべて捨てたわけではないことを、eydenの再登板が示している。

「SKYAMI」の観測は、まだ的中したことにはならない

HIPHOPCsは2026年4月、YZERRの発信と「SKYAMI」の映像をもとに、Young Thug、Lil Baby周辺の動きを「観測シグナル」として記録した。

今回、海外勢3組が発表された。しかし、Young ThugもLil Babyも、その中には入っていない。

CHASE BがTravis Scott周辺にいること、DJ DramaがAtlantaのヒップホップ史と深く結びついていること、Key Glockが米南部のラップを背負うことを理由に、過去の予想が当たったことにはできない。

「SKYAMI」とYoung Thug/Lil Baby方面の観測を整理した記事の価値は、未来を言い当てたことではない。

正式発表になる前の距離を、正式発表と混同せずに残したことにある。

新しい名前が出るたびに、過去の予想を成功へ書き換えるのではない。外れた線、残った線、確定へ変わった線を分けて記録する。

FORCEを長く追ってきた媒体として、ここは崩してはいけない。

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6組は強い。だが、42,000円への回答はまだ途中である

GOLD TICKETは先行42,000円。SILVER TICKETは先行32,000円。

GOLDには前方エリア、ブレスレット、ラウンジなどの特典が付くため、価格差を単純に「ステージまでの距離」だけで測ることはできない。

ラッパー、DJ、プロデューサー。川崎、千葉、大阪。今回の6組には、名前の大きさだけでは測れない役割と文脈の違いがある。

ただし、チケット価格への最終回答はまだ出ていない。

DJ DramaとCHASE Bがどのような形式で、どれほどの時間出演するのか。全ラインナップに何組が加わるのか。ヘッドライナーは誰か。タイムテーブル、ステージ数、シャトルバス、終演後の帰路はどうなるのか。

それらが揃って初めて、32,000円と42,000円の価値を判断できる。

HIPHOPCsが2025年の参加者127名の声を分析した際、コストパフォーマンスは5点満点中3.8だった。「高いが価値はある」という評価と、価格への負担感が同時に存在した。

2026年も、出演者名だけでなく、上演時間、音響、アクセス、入退場を含む野外の一日全体が、価格への答えになる。

価格とGOLD特典の詳細は、FORCE FESTIVAL 2026チケット価格の検証記事で整理している。

2025年は「誰を呼べるか」。2026年は「どうつなげるか」

2025年のFORCE FESTIVALが証明したのは、招聘力だった。

Future、Central Cee、Metro Boomin、Latto、Trippie Reddらを横浜アリーナへ集め、「日本の独立したヒップホップフェスが、世界規模の出演者を呼べるのか」という問いへ答えた。2日間の内容と参加者の評価は、FORCE FES 2025完全レビューで記録している。

2026年の最初の6組から見えてくるのは、その次の問いである。

誰を呼ぶかだけではない。

ラッパー、DJ、プロデューサーをどう配置するのか。海外と国内をどう並べるのか。川崎という土地を、メンフィス、Philadelphia、Atlanta、ニューヨーク、大阪、千葉とどう接続するのか。

2025年は、「海外+国内」のペア告知と単独告知が混在していた。2026年の今回の解禁では、3投稿すべてが海外1組と国内1組を並べた2枚カルーセルに揃えられている。

FORCEが新しい文法を作ったのではない。前年から持っていた文法を選び取り、今回の6組では例外のないフォーマットへ変えたのである。

2025年が名前の大きさを見せた年なら、2026年は、その名前をどう並べ、どのような関係として見せるかまでが評価の対象になる。

横浜で招聘力を証明したFORCEは、川崎で編集力を問われる。

3本の投稿は最終ラインナップではない。だが、フェスの編集は、すでに出演者の並べ方から始まっている。

FAQ

FORCE FESTIVAL 2026で発表された出演者は?

2026年8月5日時点で、Key Glock、DJ Drama、CHASE B、Benjazzy、eyden、Eric.B.Jrの6組が正式発表されている。全出演者が出揃ったとは発表されていない。

同じカルーセルの2組は一緒にライブをする?

共同ステージやコラボレーションは発表されていない。同じ投稿内で発表されたという事実のみが確認できる。

チケットはいくら?

先行価格はGOLD TICKETが42,000円、SILVER TICKETが32,000円。一般販売価格はそれぞれ45,000円、35,000円である。すべて税込・スタンディングとなる。先行販売は2026年8月15日(土)20時から9月30日(水)23時59分まで。

GOLD TICKETには何が付く?

ステージ前方専用エリアでの鑑賞、ゴールドブレスレット、ゴールドラウンジが案内されている。ラウンジには優先入場レーン、専用Bar、専用休憩エリアが含まれる。

Young ThugやLil Babyは出演する?

現時点では発表されていない。過去に観測された接点や示唆は、出演決定を意味しない。

検証済み主要参照

本稿の告知形式に関する記述は、いずれもFORCE Festival公式Instagram(@force_festival_)

2026年の出演者発表(同一投稿の組み合わせ)

  • CHASE B/eyden
  • DJ Drama/Benjazzy
  • Key Glock/Eric.B.Jr

2025年の告知形式

  • ペア告知:Central Cee/¥ellow Bucks、Metro Boomin/JP THE WAVY、Sexyy Red/Watson、Trippie Redd/LEX、Polo G/eyden、Latto/Awich
  • 単独告知:Future、T-Pablow、YZERR

アーティスト背景

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