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Watsonとは?ラッパーの経歴・代表曲・客演人脈と年表【徳島から武道館まで】

Watson(ワトソン)は徳島県小松島市出身のラッパー。18歳で大阪へ移り、19歳で初めて曲を録音したと、2022年のPRKS9の取材で語っている。『thin gold chain』からKoshyと組む『Soul Quake』三部作へ進み、2026年3月9日には初の日本武道館単独公演を行った。

速いフロウだけでなく、身近な生活の言葉をどう曲に置くかにも耳を向けたい。制作の始まりはPRKS9の本人インタビュー、Koshyとの分担はFNMNLの二人への取材で確認できる。以下では、その発言と作品情報、HIPHOPCsの解説を分けて案内する。

プロフィール

項目 内容
名義 Watson
別名義 ワトソン
出身 徳島県小松島市(18歳で大阪に移住し、大阪でラップを開始)
生まれ 2000年
所属・クルー 制作パートナー:Koshy(『Soul Quake』三部作のプロデューサー)。配信上の名義や配信代行サービスの表示だけでは、レーベル契約や独立性は判断しない。
SNS X / Instagram / YouTube

Watsonの現在地

『Soul Quake』は2023年の第1作、2024年の第2作、2026年の第3作へと続く。客演を迎えた第1作に対し、第2作は全10曲がソロ曲。共通するのはKoshyが全曲をプロデュースしたことだ。作品を順に聴くと、声の特徴に加え、客演の有無による曲の聴こえ方の違いも追える。

FNMNLの2026年3月16日公開インタビューで、WatsonはKoshyのビートへの乗りやすさと曲選びを評価している。Koshyも、前作を越える曲を選ぶ難しさを語った。ここで見えてくるのは、ラッパーが録音し、プロデューサーが曲を選ぶ共同制作の関係である。取材は武道館公演前に行われた。FNMNL・Watson × Koshyインタビュー

代表曲・作品

声の入り方をつかむなら「18K」、客演との掛け合いを追うならANARCHYとの「どうかな?」を入口にしたい。そこから、全曲ソロの『Soul Quake 2』と、客演を迎える第1作・第3作を聴き比べる。制作パートナーが同じでも、誰と声を並べるかで作品の配置は変わる。

客演表記は『Soul Quake』、『Soul Quake 2』の配信情報と、第3作のトラックリストを参照。曲名とアルバム名を手がかりに聴き進めたい。

  • 『18K』(2021年) — EP『thin gold chain』収録。倍速フロウでブレイクした出世作・代表曲
  • 『小リッチ feat. C.O.S.A. & Jin Dogg』(2023年) — 1stアルバム『Soul Quake』収録
  • 『どうかな? feat. ANARCHY』(2023年) — 『Soul Quake』収録。関西の先輩ANARCHYとの共演
  • 『ダイヤ』(2024年) — 客演なしの2ndアルバム『Soul Quake 2』からのMV曲
  • 『阿波弁』(2024年) — 『Soul Quake 2』収録。徳島の方言をそのままラップに乗せた地元表象曲
  • 『Koshy Freestyle feat. DADA, C.O.S.A.』(2026年) — 『Soul Quake 3』の先行MV曲。DADA、C.O.S.A.との共演を収める

客演と人脈

これまでに共演が確認できる主な相手は、ANARCHY、¥ellow Bucks、C.O.S.A.、Jin Dogg、IO、DADA、eyden、Leon Fanourakis、Young Zetton、Koshy。

Koshyは所属クルーではなく制作を担うプロデューサーとして整理する。『Soul Quake』の客演クレジットと、契約先や所属団体の情報は別のものだ。第1作の公式配信クレジットで、楽曲ごとの参加者を確認できる。

年表

時期 出来事
2000年2月22日 徳島県小松島市に生まれる。ヒップホップに触れたきっかけはカラオケで友人が歌っていたAK-69だったと語る。
2018年 18歳で大阪へ移住。その後、馴染みのタトゥースタジオに併設された録音設備で、19歳のときに初めて曲を録音したと語る。PRKS9(2022年3月14日)
2021年5月1日 デビューEP『Pose 1』をリリース。
2021年 オーディション番組「ラップスタア誕生! 2021」に応募するも、予選のビデオ審査で落選。当時は現在のスピットスタイルではなく緩めのフロウだった。以降は番組を経由せず、YouTubeと配信リリースで独自に注目を集めていく。
2021年11月24日 EP『thin gold chain』をリリース。収録曲「18K」が倍速フロウで話題を呼び、一躍シーンの注目株となる。タイトルは僅かな金でシンプルな金のチェーンを買った実体験に由来。
2022年3月23日 ミックステープ『FR FR』をリリース。直前の取材では、日々の録音を重ねてきた経緯を語っている。PRKS9
2022年11月30日 EP『SPILL THE BEANS』をリリース。
2023年1月28日 Young Zettonとの共作EP『BRIGHT FUTURE』をリリース。公式配信情報
2023年12月6日 1stアルバム『Soul Quake』(全16曲)をリリース。ANARCHY、¥ellow Bucks、C.O.S.A.、Jin Dogg、IO、DADA、eyden、Leon Fanourakis、地元の盟友Lucy/Neroが参加し、全編をKoshyがプロデュース。マスタリングはMetropolis StudiosのStuart Hawkes。名実ともにトップランナーの一角に。
2024年4月 FNMNLがワンマン公演『ONE-MAN LIVE “Soul Quake”』をレポート。2024年4月12日公開のライブレポート
2024年11月1日 2ndアルバム『Soul Quake 2』(全10曲)をリリース。客演を一切入れない構成で、全編Koshyプロデュース。「阿波弁」「TOKUSHIMA」など地元・徳島を主題にした曲を収録し、トップラッパーとなった自身の成功と苦悩を描く。「ダイヤ」のMVを公開。
2024年12月6日 神奈川・KT Zepp Yokohamaで自身2度目のワンマンライブを開催。
2025年7月26日 地元のアスティとくしまでワンマンライブ「Watson ONE MAN LIVE “TOKUSHIMA”」を開催。ABEMAの公演アーカイブの公開説明でも、開催された公演として記録されている(動画本編の視聴には登録が必要)。
2026年2月25日 3rdアルバム『Soul Quake 3』(全10曲)をリリース。シリーズ最終章として初期を彷彿とさせる硬派なスタイルに回帰。IO、Jin Dogg、ANARCHY、DADA、C.O.S.A.、Benjazzyに加え、guca owl、仙人掌、Daichi Yamamoto、WILYWNKA、T-Pablowが初参加。全編Koshyプロデュース。
2026年3月9日 初の日本武道館単独公演を開催。公演後のFNMNLのレポートでは、NENEとの「ヘビー」など当日の共演を確認できる。事前の出演告知とは分けて参照する。FNMNL・武道館公演レポート
2026年3月16日 FNMNLにKoshyとの連名インタビューが掲載。映画やアニメになぞらえた三部作の構想を説明したのはKoshyで、Watsonはその構成を意識して制作していたわけではないと答えた。取材は武道館公演前に行われ、今後のツアーや徳島での無料ライブについても語られている。FNMNL・Watson × Koshy
2026年 『Soul Quake 3』を携えた全国19都市を巡るライブハウスツアー「Soul Quake 3 Tour」の開催を発表(8月開始)。沖縄から北海道まで、CLUB QUATTROなどを回る。
2026年8月11日 徳島でのフリーライブ告知については、HIPHOPCsの2026年8月11日公開記事で主催や会場情報を整理している。開催結果の記録とは区別する。

(年表は出典が確認できた出来事のみを記載している)

外部媒体の本人インタビュー

地域から読む|Rap Atlas

HIPHOPCsで続けて読む

主要参照

→ アーティストアーカイブ一覧(HIPHOPCsの人物別公式記録)

更新(2026年10月3日):『Soul Quake』『Soul Quake 2』の配信リンクをApple Musicの作品ページへ更新。『BRIGHT FUTURE』の発売日を公式配信情報に従い2023年1月28日へ訂正。Koshyの役割とレーベル情報を分け、武道館の事後レポート、本人取材への入口、関連人物へのリンクを追記しました。配信表記からインディペンデントと断定していた記述を修正しました。