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Watsonとは?ラッパーの経歴・代表曲・客演人脈と年表【徳島から武道館まで】

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Watson(ワトソン、2000年2月22日生まれ)は徳島県小松島市出身、大阪を拠点に頭角を現した日本語ラップ新世代の代表格。18歳で大阪に移り、彫り師のタトゥースタジオに併設されたスタジオでラップを始めた叩き上げだ。

2021年のEP『thin gold chain』収録「18K」が、ドリルのビートにグライム由来の倍速フロウを畳みかけるスタイルで爆発的に拡散。「ラップスタア誕生!」ではビデオ審査で落選しており、番組を経ず配信とYouTubeだけで這い上がった点が彼を「番組出身スター」と決定的に分かつ。

プロフィール

項目 内容
名義 Watson
別名義 ワトソン
出身 徳島県小松島市(18歳で大阪に移住し、大阪でラップを開始)
生まれ 2000年
所属・クルー インディペンデント(自主レーベル名義 Watson / TuneCore Japan 経由で配信), Koshy(専属的にビートを手がけるプロデューサー、『Soul Quake』三部作を全編プロデュース)
SNS X / Instagram / YouTube

Watsonの現在地

翌年のミックステープ『FR FR』は日本語の音数と語順の扱いでKOHH以来の転換点と評され、以後「Watson以降のラップ」という語がシーンに定着した。プロデューサーKoshyと組んだ『Soul Quake』三部作(2023-2026)でANARCHY、IO、T-Pablowら世代を跨ぐ客演を束ね、2025年に地元・徳島でアリーナ公演、2026年3月には初の日本武道館単独公演を実現。

メジャー資本に頼らずインディペンデントのまま武道館規模へ到達した軌跡は、地方出身ラッパーと2020年代日本語ラップの新しい成功モデルとして受け止められている。

代表曲・作品

  • 『18K』(2021年) — EP『thin gold chain』収録。倍速フロウでブレイクした出世作・代表曲
  • 『小リッチ feat. C.O.S.A. & Jin Dogg』(2023年) — 1stアルバム『Soul Quake』収録
  • 『どうかな? feat. ANARCHY』(2023年) — 『Soul Quake』収録。関西の先輩ANARCHYとの共演
  • 『ダイヤ』(2024年) — 客演なしの2ndアルバム『Soul Quake 2』からのMV曲
  • 『阿波弁』(2024年) — 『Soul Quake 2』収録。徳島の方言をそのままラップに乗せた地元表象曲
  • 『Koshy Freestyle feat. DADA, C.O.S.A.』(2026年) — 『Soul Quake 3』の先行MV曲。初期の硬派なスタイルへの回帰を示した

客演と人脈

これまでに共演が確認できる主な相手は、ANARCHY、¥ellow Bucks、C.O.S.A.、Jin Dogg、IO、DADA、eyden、Leon Fanourakis、Young Zetton、Koshy。

所属・関係の深い集団は インディペンデント(自主レーベル名義 Watson / TuneCore Japan 経由で配信)(label、2021-), Koshy(専属的にビートを手がけるプロデューサー、『Soul Quake』三部作を全編プロデュース)(crew、2023-2026)。

年表

時期 出来事
2000年2月22日 徳島県小松島市に生まれる。ヒップホップに触れたきっかけはカラオケで友人が歌っていたAK-69だったと語る。
2018年 18歳で大阪に移住。馴染みの彫り師のタトゥースタジオにレコーディングスタジオが併設されていたことをきっかけにラップを始め、19歳で初めて曲を録音する。KOHHやZORNから強い影響を受けたと語る。
2021年5月1日 デビューEP『Pose 1』をリリース。
2021年 オーディション番組「ラップスタア誕生! 2021」に応募するも、予選のビデオ審査で落選。当時は現在のスピットスタイルではなく緩めのフロウだった。以降は番組を経由せず、YouTubeと配信リリースで独自に注目を集めていく。
2021年11月24日 EP『thin gold chain』をリリース。収録曲「18K」が倍速フロウで話題を呼び、一躍シーンの注目株となる。タイトルは僅かな金でシンプルな金のチェーンを買った実体験に由来。
2022年3月23日 ミックステープ『FR FR』をリリース。1日2曲以上を作り続ける多作ぶりで、この時点で約600曲をストックしていると語る。ele-kingはこの作品を、日本語の扱い方においてKOHH以来の転換点と評価した。
2022年11月30日 EP『SPILL THE BEANS』をリリース。この頃から、彼の畳みかけるスピットスタイルを模した若手が「Watson系」「Watson以降のラップ」と括られるようになる。
2023年2月28日 Young Zettonとの共作EP『BRIGHT FUTURE』をリリース。
2023年12月6日 1stアルバム『Soul Quake』(全16曲)をリリース。ANARCHY、¥ellow Bucks、C.O.S.A.、Jin Dogg、IO、DADA、eyden、Leon Fanourakis、地元の盟友Lucy/Neroが参加し、全編をKoshyがプロデュース。マスタリングはMetropolis StudiosのStuart Hawkes。名実ともにトップランナーの一角に。
2024年4月 『ONE-MAN LIVE “Soul Quake”』を開催。FNMNLのライブレポートで「ラップ力を見せつけた濃密な90分」と評される。同年にはAbema『STARZ』にも出演し、番組を経ずに登り詰めた存在としてマスに認知される。
2024年11月1日 2ndアルバム『Soul Quake 2』(全10曲)をリリース。客演を一切入れない構成で、全編Koshyプロデュース。「阿波弁」「TOKUSHIMA」など地元・徳島を主題にした曲を収録し、トップラッパーとなった自身の成功と苦悩を描く。「ダイヤ」のMVを公開。
2024年12月6日 神奈川・KT Zepp Yokohamaで自身2度目のワンマンライブを開催。
2025年7月26日 地元・徳島のアスティとくしまでワンマンライブ「Watson ONE MAN LIVE “TOKUSHIMA”」を開催。当時としては自身最大規模の単独公演で、地元凱旋の象徴的な公演となる。
2026年2月25日 3rdアルバム『Soul Quake 3』(全10曲)をリリース。シリーズ最終章として初期を彷彿とさせる硬派なスタイルに回帰。IO、Jin Dogg、ANARCHY、DADA、C.O.S.A.、Benjazzyに加え、guca owl、仙人掌、Daichi Yamamoto、WILYWNKA、T-Pablowが初参加。全編Koshyプロデュース。
2026年3月9日 初の日本武道館単独公演を開催(開場17:30/開演18:30、一般9,800円)。ゲストとしてAK-69、IO、Benjazzy、C.O.S.A.、DADA、T-Pablow、ANARCHY、guca owl、WILYWNKAらが名を連ねた。武道館はKoshyとの制作初期から掲げていた最初の大目標であり、地方出身・インディペンデントのラッパーがそこへ到達した象徴的な公演となった。
2026年3月16日 FNMNLにKoshyとの連名インタビューが掲載。『Soul Quake』三部作を映画やアニメの三幕構成として設計し、最終章は「アベンジャーズが全員集合」の構想で作ったと明かす。今後はツアーと地元・徳島での無料ライブを構想中と語った。
2026年 『Soul Quake 3』を携えた全国19都市を巡るライブハウスツアー「Soul Quake 3 Tour」の開催を発表(8月開始)。沖縄から北海道まで、CLUB QUATTROなどを回る。
2026年8月4日 Watson、8月13日に徳島でフリーライブ──阿波おどり主催の9会場に、その名前はない

(年表は出典が確認できた出来事のみを記載している)

過去インタビュー・重要記事

主要参照

→ アーティストアーカイブ一覧(HIPHOPCsの人物別公式記録)