【HIPHOPCs独占インタビュー】CHEHON「生身の人間が一番強い」25年。豊洲PIT直前、執行猶予・みどり・ジャマイカ・AIを語る

ホーム » ヒップホップニュース » 【HIPHOPCs独占インタビュー】CHEHON「生身の人間が一番強い」25年。豊洲PIT直前、執行猶予・みどり・ジャマイカ・AIを語る

2026年7月3日、豊洲PIT。レゲエdeejay・CHEHONのワンマンライブ「CHEHON ONEMAN LIVE 2026 -KING OF STAGE-」が、ついに東京で開催される。公演を目前に控えた本人に、1時間以上に及ぶインタビューをHIPHOPCsのDirector YTG Samが行った。

チケット(イープラス) https://eplus.jp/chehon/

「ついに」という言葉には、理由がある。

3,000人規模のワンマンを打つ。一見すると当たり前に見えるこの一歩の裏に、ひとつの現実があった。執行猶予中のCHEHONには、大きな箱がほぼ借りられない。Zeppには何度も頼んだが、断られ続けた。上場企業が運営する大ホールには、ルール上のNGがある。

そのなかで貸してくれたのが、大阪・なんばHatchと、東京・豊洲PITだった。本人が「これ言って大丈夫?」と確認しながら明かした秘話である。

だから7月3日は、ただのワンマンではない。大きな箱で満たせるか─CHEHONにとっての挑戦そのものだ。

なんばHatch大阪公演で、満員のフロアを背にステージに立つCHEHON
なんばHatch大阪公演で、満員のフロアを背に立つCHEHON。画像提供:CHEHON

技術が名曲を決めるわけではない。着飾ることが説得力を生むわけでもない。

CHEHONが25年の活動を通して証明し続けているのは、その逆だ。下手だった当時の音源を、上手くなった自分が超えられない。スーツ一着で衣装替えなしの2時間半。年間100本、250日は酒。

すべては「生身の人間が一番強い」という一点に帰結する。

鶴橋・在日3世というルーツから、ラバダブの原点、「みどり」の真相、ジャマイカ武者修行、そしてAI時代のアーティスト観まで。豊洲PITの前に立つ直前の現在地を、本人の言葉でそのまま記録する。

スタジオでYTG Samのインタビューを受けるCHEHON
CHEHONとYTG Samによるインタビュー風景。Photo:YOHEI NAGATA / Studio:BushmanStudio

目次

スポンサーリンク

鶴橋・在日3世というルーツ──「3人に1人は在日韓国人みたいな町」

まず、CHEHONという人間がどこから来たのか。生野区・鶴橋という土地と、在日3世という出自から話は始まった。

YTG Sam

もう聞かずとも持ってる感じなんですけど、一応改めて自己紹介していただいてもいいですか?

CHEHON

はい。レゲエDJのCHEHONです。よろしくお願いします。

YTG Sam

生野区の鶴橋の出身で、韓国のルーツもあると自分で調べた時に書いてあったんですけど、幼少期はどんな幼少期を過ごして、音楽に入ってきましたか?

CHEHON

普通に在日韓国人として、鶴橋で育ってる子なんて山ほどおるんすよ。珍しくなくて、3人に1人は在日韓国人みたいな町なんですよ、鶴橋って。

僕もその1人として生まれて、親の世代までは朝鮮学校にみんな行って、そのまま朝鮮大学行くとか、銀行行くとか、そういうエスカレーター式みたいなのがあったんすけど。

多分、僕ら3世で。3世から日本の学校に行けて、日本の勉強を受けて、普通に育つ子が増えて、みたいな感じのうちの1人です。

YTG Sam

その朝鮮学校に行く人と、普通の日本の学校行く人で、育ち方に違いはあると思いますか?

CHEHON

そんなに変わんないと思います。一番違うのが韓国語力。

僕らみたいなのは日本語の方が8割、韓国語2割ぐらいしかしゃべられへんけど、向こうは韓国語8割、日本語も8割しゃべれるんですね。

なんで、16ぐらいしゃべれてるんで。

YTG Sam

16は強いっすね。笑

CHEHON

だからまあ、親の影響とか自分の意思もあったでしょうし、朝鮮学校行ってる子らも普通にやっぱ同じ環境で育って、っていう感じやと思うんですよ。

メロコアからレゲエへ──「ヒップホップを聴きに行ったら、レゲエが流れてた」

CHEHONの音楽的出自は、レゲエの直系ではない。メロコア、スカコア、ミクスチャー。そのど真ん中を通過した先で、彼はヒップホップのクラブに足を運び、そこでたまたま流れていたレゲエに身体が反応した。

当時のヒップホップが一定のキーで硬く刻んでいたのに対し、レゲエにはメロディがあった。この入口の違いが、後のCHEHONを決定づけている。

YTG Sam

どんなふうに音楽に入りましたか? 小さい時。

CHEHON

真剣にCD擦り切れるぐらいまで聴くようになったんが、中学後半から高校3年までが一番音楽聴いたかも。

結局、つるんでる仲間とか友達らとどんな音楽聴くかで、青春時代って決まるじゃないですか。

俺らはたまたま、そのつるんでた奴らみんな、メロコアとかスカコアとかミクスチャー。外国で言ったらRageとかSlipknotとか。当時日本やったらHi-STANDARDとか。

僕はスカが好きやったんで、KEMURIとかPOTSHOTとか、そういうミクスチャーを聴いてて。

Dragon Ashもバーッと流行って、ちょうどその時期やったんですよ。

まず最初そっから、みんなで麻雀しながら、徹夜で。CDが何周もするぐらいまで聴いてて、好きになるじゃないですか。ずっと聴いてるから。

そういうロックのイベントで、Dragon Ashが「TOTAL MUSIC COMMUNICATION」っていうフェスをやってて、スケボーキングとかも、当時のすげえミクスチャーカルチャーの人たちが一堂に集まるみたいなフェスやってて。

それとかも、大阪のベイサイドジェニーに遊びに行ってて。

で、そっからやっぱヒップホップがちょっと流行ったんですよ。自然とやっぱ僕らも聴くじゃないですか。

だから今もほんまリスナーたちと何も変わらん感じで、「うわ、ヒップホップ渋いな」言うて。

これどこで聴けんねんってなった時に、「夜の街のクラブでかかるぞ」って。

「行こうぜ!」って連れらと言って。「うわ、ヒップホップ渋いな」と思ってたら、やっぱ当時大人の人たちはレゲエのことも知ってたし、レゲエもかかる時間もあるんすよ。

で、レゲエかかってる時に、「なんやこれ、気持ちいいな」みたいになって。調べに行ったら、それがレゲエやったんですよね、のちのちに。

もうそっから結構レゲエにハマって。って言って、もう今までどっぷりレゲエ。

YTG Sam

最初、レゲエって認識しないで、普通に軽いヒップホップ的なノリで聴いてたところもあるんですね。

CHEHON

そうですね。ヒップホップを聴きに行ってたら、レゲエが流れてた。「あ、気持ちいい」ってなったんですよね。

それはなんでかって言ったら、多分メロディーがあったんですよ。当時のヒップホップはラップで、一定のキーをずっとダンダンダンダンって。それもカッコ良かったんです。

YTG Sam

硬い感じですよね。

CHEHON

そうですね。でも今ほどメロディーのサビがなくて。自分の感覚とか性格的には、メロディーついてるのがめっちゃ気持ち良くて。

「あ、こういう音楽もあるんや」みたいな。ラップ以外にも。で、調べたらレゲエやって。

スタジオで言葉を選びながら語るCHEHON
ルーツやレゲエとの出会いを語るCHEHON。Photo:YOHEI NAGATA / Studio:BushmanStudio

ラバダブという原点──「目ん玉飛び出るか、ゲロ吐くか」

レコーディングより前に、CHEHONには現場があった。堺東のクラブで毎日行われていたラバダブ。マイクを回し合い、客が5、6人しかいない箱で歌う。

原チャリで30分かけて通った16、7歳の日々が、すべての第一歩だった。

YTG Sam

その時に「音楽始めよう」ってなるきっかけの出来事とかありますか?

CHEHON

レゲエを好きになって。当時はSNSなんてないから、イベント行く時はレコードショップのフライヤー全部ひっぺがして。笑

YTG Sam

紙媒体ですよね。

CHEHON

この土曜日、日曜日、これのイベントが、って。レゲエのイベントばっか探してたら、行くようになってた時に、大阪の堺東っていうところにクラブがあって。そこは毎日レゲエやってて。

ジャパレゲも当時、三木道三の「Lifetime Respect」とかでブワーってきてた時で、結構レゲエのイベントもガンガンやってて。

そこの堺東のところに行った時に、今でいうサイファー。マイクを回して、いろんなアーティストが「自分の曲歌いや」みたいな。ラバダブっていうやつ。

YTG Sam

ラバダブ懐かしいですね。

CHEHON

客も5、6人しかいないんですよ、その時。本当に。でも、かっけえ。16、7歳の自分、「何これ、めっちゃカッコいいやん」みたいなのが上がってて。

俺の友達が「歌い手やる」みたいな感じで、そのイベントのことも知ってて、歌い出したんですよ。

うわ、もうそんなん連れがやってたら、俺もやりたいってなるじゃないですか。笑

俺もやりたいってなって、「じゃあまず歌書け」みたいな。

で、歌書いて、そのイベントにラバダブしに行くのが、もう日課になって。毎日。原チャリでも行ってましたし。30分ぐらい。

で、歌い始めて、勇気出して歌い始めたのが、もうその第一歩っていう。

YTG Sam

その初回とかヤバいっすよね、絶対。

CHEHON

もう目ん玉飛び出るか、ゲロ吐くかぐらい。それぐらい緊張してました。

YTG Sam

そうですよね。自分も16、7、8ぐらいの時に、東京でラバダブ道場ってあって。ジョイントワンってわかりますか?

CHEHON

わかるっす。

YTG Sam

ジョイントワンの人達って自分の地元の先輩なんですよ。ラバダブってものを初めて生で見たんですけど。

ヒップホップじゃない泥臭さありますよね。

CHEHON

ありますよね。ヒップホップじゃない泥臭さ。すげえなって思って。いい意味でのこの泥臭さが自分にぶっ刺さって。だからほんまおもろかったっすね。

YTG Sam

レコーディングとか始める前にも、もちろんラバダブが最初だったんですね。

CHEHON

当時って曲出すの、めっちゃハードル高かったんです。今はTuneCoreで誰でも出せるけど。

1曲出すのには、誰かと繋がって、オケ作ってもらって、詩を書いて、レコーディングして、ミックス探して。これを全部人の手でやらなあかんかったから。

めっちゃしんどかったけど、全然CD出すとか曲出すとかじゃなくて、とりあえずラバダブしたいが一番。ラバダブでbussりたい。この現場、この瞬間、この場所だけをbussりたい。

で、やってましたね。笑

一番最初はレコーディングとかじゃなくてラバダブで。

YTG Sam

ラバダブは自分、勝手なイメージだったんですけど、フリースタイルなイメージがあったんですけど。

CHEHON

もう全然。フリースタイルでやるやつもおるし、フリースタイルを前振りとして入れて、そっから自分の曲みたいにやるやつもおるし、頭から自分の曲みたいなやつもおるし。

自由なんですよ。本当に。そんなルールがないんですから。

とりあえずボスるか滑るか。

YTG Sam

いやもう、でもそれは根本として今も変わんないっすよね。

CHEHON

でもその世界でやれてたから、根性はつくと思います。どんな良い歌詞あろうが関係なく、人前に出て歌うっていう。

DJ・MC・シンガー・シングジェイ──レゲエとヒップホップの距離

レゲエもヒップホップも、ともにブラックカルチャーの内側にある。だがフラットに聴く層にとって、両者の境界は曖昧だ。

CHEHONはその違いを、ジャマイカでの呼称から整理する。歌い手をヒップホップではMCと呼び、レゲエではDJと呼ぶ。そして両方できる者を「シングジェイ」と呼ぶ。

YTG Sam

そもそもそういうふうにヒップホップを聴いて、レゲエに流れたみたいな感じなんですけど。レゲエとヒップホップ、どっちもブラックカルチャーだと思うんですけど。

CHEHON

そうですね。

YTG Sam

DJとMCの違いとか、多分フラットに聴いている人たちは、その違いとか分かんないと思うんですよね。

CHEHON

呼び方っしょね。ただ単に、ヒップホップでは歌い手のことをMC。レゲエでは歌い手のことをDJ。で、うまい歌を歌う人をシンガー。

YTG Sam

なるほどっすね。

CHEHON

ジャマイカではそう言われてるんですよ。シンガーとかDJとか。

YTG Sam

自分も昔、歌ってる先輩が「俺DJだよ」って言ってて、「DJって回す人じゃないの?」って思って。歌ってたみたいな。

CHEHON

レゲエdeejayはよく勘違いされがちですよね。笑

で、ジャマイカで面白いのが、歌も歌えるしDJもできるやつらのことを「シングジェイ」って言うんすよ。

YTG Sam

なるほど。

CHEHON

間を取って。シングジェイという中間の呼び方もあるんすよね。

ガラス越しに撮影されたCHEHONとYTG Samのインタビュー風景
スタジオでのインタビュー中、言葉を選びながら語るCHEHON。Photo:YOHEI NAGATA / Studio:BushmanStudio

レベルミュージックとは何か──「それが僕なりの反逆」

レゲエは反抗の音楽=レベルミュージックと呼ばれる。その源流が奴隷制への異議申し立てにあることを、CHEHONは正確に踏まえている。

そのうえで、現代の自分にとってのレベルとは何かを、薄まったと自覚しながら言語化する。日頃のフラストレーション、政治への違和感。歌を書くこと自体が、彼にとっての反逆だ。

YTG Sam

レゲエってレベルミュージック、反抗音楽みたいな感じと言われるんですけど、CHEHONさんにとってレベルミュージックって何ですか?

CHEHON

結局、日頃の生活してる時に思うフラストレーションとか、ムカつくこととか、「なんでなんであるの」みたいなことに、やっぱ反抗したいじゃないですか。歌を書く時って。

で、そういうのを歌に入れるのも歌やし、俺にはそれが仕事やし、それをやらなあかんというので。愛を歌うこともあるし、フラストレーションを歌うこともあるんですよね。

それが僕なりの反逆なんですけど。

昔の人らはほんま、黒人の人らが、ジャマイカ人ってイギリスからの植民地やったんで、奴隷として船で連れてこられて。奴隷みたいな扱いで、「なんやねんこら」みたいな、レベルが違うと思うんすよ。こっちのフラストレーションとは。

で、それに「おかしいやろ」って唱えるのを歌にしたのがレベルミュージックなんですよね。

だから僕らもちょっと薄まってるけど、そういう気持ちはあると。今さら奴隷制度とか言っても薄いっすやん。それよりも日頃のフラストレーションとか、日本の政治に対してとか、おかしいと思うことに対してが、多分レベルやと思うんすよね。

YTG Sam

いつも歌を作る時って、メロディーがある形でも、フラストレーションをぶつけていることが多い?

CHEHON

それが気持ちいいんすよね。音楽で消化できるみたいな。溜まってるストレスとかね。

で、やっぱ共感してもらえたら嬉しいし、あかんって言われる言葉も勉強になるし、「それはちゃうんちゃうか」みたいな。こっちも100%賢いわけじゃないから、人の意見を絶対尊重しながら、またそれで成長して、次の歌に行けるようになるから。

YTG Sam

じゃあ結構、曲を作ってる時ってアグレッシブな感じなことが多いんすか?

CHEHON

もちろん。マイナス要素一切なしで。とことんアグレッシブに行った方が、自分の性格的にも合ってるし、嬉しいんすよね。で、こっちも上がるし。

マイナスなことを歌ったら、マインドもそうなってきますし。

言葉を使うアーティストは、自分の発信する言葉に責任持たなきゃいけなくなってくるじゃないですか。それがリアルであればあるほど説得力が増すから、多分刺さるんやと思うんすよ、人々に。

「嘘っぱち」みたいな感じが匂わへんから。

ジャンル越境──「一番近いジャンルやと思うんですよ、どう考えても」

バトルブームの最高潮、CHEHONは生バンドでレゲエスタイルのままバトルシーンに乗り込んだ。レゲエの現場だけでなく、ヒップホップのイベントにも顔を出す。

その越境を、本人は迷いなく肯定する。母数が増えるからだ。レゲエとヒップホップは、彼の感覚では「一番近いジャンル」である。

YTG Sam

日本でバトルブームが最高潮の時期に、生バンドでレゲエスタイルを携えてバトルシーンに入っていったり、若い子はずっと見たことないと思うんですよ。そういう生バンドで。

CHEHON

いや、確かに。今までのバトルの見方もなかったかもね。

YTG Sam

いまレゲエの現場だけじゃなくて、ヒップホップのイベントとかも、そういうのによく出てる印象あるんですけど。そういうジャンルを越えた、コラボじゃないですけど、ミックスみたいなのはどう思いますか?

CHEHON

いや、全然。もう僕がやりたかったことっていうか。こっちにも興味持ってもらえる。で、「レゲエ、やばいやん」と思ってもらえる。じゃあまあ、母数が増えるじゃないですか。それがやっぱやりたかったし。

で、逆に「何なんこれ、ヒップホップ」みたいな。レゲエしか知らん子たちも、まあ相乗効果。

一番近いジャンルやと思うんですよね、レゲエ、ヒップホップって。どう考えても。

YTG Sam

逆に「来んなよ」って言う人もいますか?

CHEHON

いると思うっすよ。

全然いいっすよ。笑 来るなよって言ってて、「ちょっとだけええよ」って言わしたい。笑

YTG Sam

まあそうっすね。笑 あっちが訴え続けてたら、もう勝ちっすもんね。

CHEHON

こっちが渋いの見せたらね。「ちょっと許したるやん」って言わせたい。笑 

そん時よっしゃですよ笑

ルーツの曲──THE BLUE HEARTSとKEMURI、そして「なぜ日本語か」

ルーツを問われたCHEHONの答えは、海外勢ではなかった。THE BLUE HEARTS「1000のバイオリン」、KEMURI「大銀杏(ohichyo)」。いずれも自身でカバーした、日本語の曲だ。

英語が分からなかった当時の自分には、日本語の歌詞のほうが圧倒的に刺さった──その実感は、英語を介して海外トップを「100%刺さって」聴けているのか、という問いへとつながっていく。

YTG Sam

個人的に思い出になったり、一番ルーツになってる曲とかってありますか?

CHEHON

いや、やっぱね、自分2曲カバーしてる曲あるんですよ。THE BLUE HEARTSの「1000のバイオリン」と、KEMURIさんの「Ohichyo」って曲をやらしてもらってるんです。

もうその2つはめっちゃ好きで、カバーにしたいぐらい昔聴いてた曲で。

YTG Sam

海外のアーティストでもないんですね。

CHEHON

そうなんですよ。日本の。もう結構ミクスチャーの時で、海外のアーティストそんなに聴かんかったかもしれないです。

ヒップホップ聴き始めた時にまたディグって、海外の人も聴いたっすけど。そうっすね。

YTG Sam

その質問、毎回するんですけど、基本みんな海外アーティストの人が多いっていうか、ほぼ今まで100%だったんですよ。

CHEHON

まあでも、それほんまめっちゃかっこいいっすけど、俺アホなんで、英語わからんじゃないですか、当時。聴いてた当時。

だから、正味、歌詞リアルタイムで聴けてたなら多分ハマってると思うんすよ。どう考えても日本語の歌詞の方が刺さるから、その当時の俺は。

絶対に日本語の曲の方が影響を受けるとは、俺は思うんですよ。でも今の子どもたち英語堪能な子も多いから。

でも、それはマジでヒップホップの、住んでもない国の、歌ってるやつのトップのやつ聴いて、100%刺さってるのかって言ったら、どうなん?って思いますね、正直。

スタジオで手を伸ばしながら語るCHEHON
『みどり』や楽曲の作り方について語るCHEHON。Photo:YOHEI NAGATA / Studio:BushmanStudio

「みどり」の真相──ガ◯ジャを女の名前に変えた、10代の作戦

CHEHONを語るうえで避けて通れない一曲が「みどり」だ。中学のカラオケで誰も歌わなかった理由を、本人があっさり明かす。それが大麻の歌だったからだ。

レゲエにはガ◯ジャを直接歌う曲が無数にある。それを女の名前に言い換える──その思いつきが、結果として名曲を生んだ。そして本人は、下手だった当時の音源を、上手くなった今の自分が超えられないと言う。

YTG Sam

「4EVER」も、すごく長く聴かれ続けてる曲の1つだと思うんですけど。ご自身の中でどんなマインドで作られた……「みどり」ですかね?

CHEHON

はい。「みどり」っすね。そうっすね。まあ絶対的に「みどり」っすよね。笑

「みどり」はもうだって、俺、中学校の時カラオケで歌ってる人いなかったっすからね。

YTG Sam

「みどり」はもうだって、俺、中学校の時カラオケで歌ってる人いなかったっすからね。絶対に。え、絶対。

CHEHON

それは多分、それが◯麻の歌やったからだと思うんです。

YTG Sam

いや、でももう本当中学校の時とか、「こんな歌作って捕まんないのか」とか。

あれぐらいの年頃の子には、ええっ!ってなりますよね。

CHEHON

いやいや、やばかったっす本当。

YTG Sam

絶対歌ってたましたね、地元とかでも。笑 

あの曲はどんなマインドで作られたんですか?

CHEHON

要は、レゲエの業界ってガンジャとかマリファナの歌ってめっちゃあるんすよ。みんなワーって歌いまくるんですけど。

やっぱ直接「ガ◯ジャ、ガ◯ジャ、エブリデイ」みたいに言って、それもめっちゃええんすよ。俺らは好きやから。

けど、これを違う言い方に変えた時に、女の名前とかやばいやん、みたいな。もうアホな考えですよね。

YTG Sam

確かに。

CHEHON

それで「ミドリ」や、みたいな。俺天才!みたいな。

YTG Sam

いやでも、あれは天才っす。

CHEHON

いや違う、今聴いたらめっちゃ恥ずいんすよ、自分は。あの歌は。もうだってアホ丸出しというかさ。たまたま女の子に例えれただけで。

けど、多分そういう純粋さが、たまたまみんなにハマったんやな、みたいな。

YTG Sam

まあでも、女の名前になるぐらいガンジャが好きだったんですね。

CHEHON

そういうことですよね。もう当時は多感なんで。ガンジャも好き。で、違う言い方したい、みたいな。

先輩たちみたいに名前を売ったり目立つためには、これ「みどり」っていう女の名前にして出した方がどうにかなるんちゃうか、みたいな。ほんま真っ直ぐなアホの10代のやつの考えっすね。

YTG Sam

もう完全に作戦勝ちっすね。

CHEHON

ありがたいっすね。

YTG Sam

だって名曲の1つとして確実だと思いますもんね。

CHEHON

いやだから、あの音源とか聴いても、今よりもめちゃくちゃ下手なんすよ。もう当時のクオリティよね。

けど、今上手くなった自分がそれを超えれてないっていうのが、音楽ってそこがおもろいなと思って。

どんなに上手くても、最終的に売れる売れへんってそこじゃないっすよね。技術じゃないんや、みたいな。

全てのラッキーとか、いろんなもんが重なって、ヒット曲って生まれるんやなって。

YTG Sam

CHEHONさんの曲って、人生の歌でも、自分の生活に引き寄せて聴ける強さがあると思うんですけど。書く時に、具体的な相手や場面などを考えながら歌を書くんですか?

CHEHON

自分の場合は、もうほんまライフスタイル。自分のやってることを、生きてるこの過程を歌ってることしか、逆にできないんすよね。アホやから。

もっと文学的とか、頭が賢かったら、比喩表現して、テーマに沿った歌をいっぱい書けると思うんすよ。でもほんま、ボキャブラリーがこんな狭い中で、自分の生き様を歌うしかないんすよ。

だから最近ずっとそんな歌ばっかりで。でもここを極めていくしかないんすね。新しいのも増やしてますけど、今さらそっちと勝負したとて。

けど、ちょっとやりたい時あるんすよ。アルバムの1曲で、めっちゃ考え込んだみたいなのもあるんすけど、基本は等身大の自分を歌った方が、みんなも求めてるでしょうし。「小細工いらんで」と言われるやろうから。

まあでも、ボキャブラリーはほんま狭いなーって自分で思うっすね。

スタジオ正面で考え込むCHEHON
AIと「生身の人間」について語るCHEHON。Photo:YOHEI NAGATA / Studio:BushmanStudio

AIと生身──「生身の人間が一番強い。どう考えても」

ボキャブラリーの話は、自然とAIへと及んだ。AIで作られた曲を聴かされて、CHEHONは判別できなかったと言う。怖かった、とも。

だが結論は揺るがない。AIのアーティストは人前に出られない。生身の人間が一番強い。これは本記事を貫くテーゼそのものだ。

YTG Sam

マジっすか。全然聴いてて思わないっすけどね。

CHEHON

いやいや、これからAIとかも出てくるし。すごいみんなメロディアスな感じになってくると思うから。

こないだAIで作った曲を聴かせてもらったんですけど、わかんなかったっすね。

YTG Sam

あ、もうわからんすか?

CHEHON

わかんないっすね。ちょっと怖かったっすね。

YTG Sam

それは怖いっすね。

CHEHON

俺は好きじゃなかったですけど。いやでも、結局人前に出れへんじゃないすか、AIのアーティストって。

YTG Sam

そうですね。初音ミクみたいになっちゃうから。

CHEHON

生身の人間が一番強い。どう考えても。

なんばHatch大阪公演で、巨大スクリーンを背に立つCHEHONのシルエット
巨大スクリーンを背にしたCHEHONのシルエット。なんばHatch大阪公演より。画像提供:CHEHON

ジャマイカ武者修行──「漫画より漫画」、そして「Yellow Badman」

CHEHONのキャリアには、ジャマイカでの1年がある。本人は迷いなく「最強」「漫画より漫画」と言い切る。

黄色い肌の有色人種が、日本語で歌うDJが、本場でどこまで行けるのか。その問いそのものを曲にしたのが「Yellow Badman」だ。一方で、パトワ語という壁の高さも、彼は正直に語る。

YTG Sam

ちょっと話変わるんですけど、ジャマイカで武者修行を積んだと思ってるんですけど、ジャマイカってどうでしたか?

CHEHON

いや、もう最強です。

YTG Sam

最強ですか。

CHEHON

あの国は漫画です。漫画より漫画です。大谷翔平みたいに、映画に出てくるような場面が毎日あります。

こっちからしたら、良い意味でも悪い意味でも、ヒリヒリ、ヒヤヒヤ、ドキドキ、ワクワク、ダルダル。毎日それがあるみたいです。

今のアーティスト活動において、大事な1年間だったと絶対思います。必要だと思います。ありえない、あの国は。

本当に具体的に喋ったら2時間くらいかかってしまいます。とりあえず、みんな気になったら行ってみてください、1か月。俺が言っていたことが全部分かるはずです。

YTG Sam

じゃあ聞くぐらいだったら行ってほしいってことですね。

CHEHON

行ってほしいです。全部俺の言ってることが理解できると思います。漫画。日本の感覚で行ったらおもろ過ぎる。

YTG Sam

「Yellow Badman」を作った時って、ジャマイカで一番強く感じたことは何ですか?

CHEHON

当時は僕ら黄色い肌じゃないですか。有色人種のやつでも、ジャマイカで成功できるんだ、bussれるんだ、DJとして。

日本から来た韓国人の血を引いた、日本語で歌うDJが、ジャマイカで修行して、トップアーティストのどこまで行けんのか、みたいなストーリーを書きたくて。

イベントに出たりとか、向こうのアーティストと曲作ったりとかを目指して、修行しに行ってた時に書いた歌なんです。もうその思い全部ですね。おもろかったね。失敗してもいいと思って行ってましたから。

YTG Sam

失敗ありましたか?

CHEHON

ありますよ、失敗は。結局、英語圏なんですよ。ジャマイカってパトワ語なんですけど、イギリスかアメリカもどっちも英語圏やから。

で、パトワ語ってそれのクソ訛ってるんですよ。ジャマイカ人の人から英語を聞いても、たまに分かんないですね。

標準語が日本語の標準語やとしたら、沖縄のおじい、おばあが喋ってるぐらいのノリやと思うんですよ。今の子は分かれへん、みたいな。

だから、生まれ育った瞬間から英語で育ってないと、かなり難しいと思う。向こうで成功するのって。イントネーション、ニュアンス、表現の仕方、スラング、全部含めて、壁がバコーンと高いってなるんですよ。

日本語で育った俺は。「マジか。インターナショナルスクール行きたかった。朝鮮学校より」って。

YTG Sam

それ聞くと、親指くん(TRIGA FINGA)すごっすね。

CHEHON

いや、すごいです。

YTG Sam

でも、パトワって逆に訛り過ぎてるから、現地に何年も住めば結構身につくんですか?

CHEHON

めちゃくちゃ身につくと思う。

YTG Sam

親指くんの英語、何かすごかったですね。

CHEHON

親指もほんまパトワがめちゃ上手くて、多分英語喋らせたら下手くそやと思うんですよ。

YTG Sam

じゃあパトワ語が上手いんですね。

CHEHON

だって向こうで覚えてるし、向こうで住んでるし。向こうで極めたもんやから、多分パトワ語の方が上手いです。

YTG Sam

親指くん(TRIGA FINGA)と交流ありますか?

CHEHON

めちゃめちゃ。同い年かな。親指くん、スタジオが王子なんすよ。東十条。あいつも昔からほんま頑張ってて、現代でジャマイカで成功した一人ですね。

笑顔でインタビューに応じるCHEHON
25年の活動と泥臭さを語るCHEHON。Photo:YOHEI NAGATA / Studio:BushmanStudio

年間100本・250日酒──「半犠牲の感じで行ってるんですよ」

CHEHONのライブ哲学は、ブランディングの対極にある。年間100本以上、250日は酒。呼ばれたら断らず、空いていれば行く。

ほぼ半犠牲。だがそうしておけば、毎年呼んでもらえる。その循環を、彼は誇張なく説明する。

YTG Sam

年間ライブ100本こなすって聞いたんですけど、それに向けてやってることとかありますか? もうただやってくだけですか?

CHEHON

いや、もう365日中100本以上ライブして、250日ぐらい酒飲んでます。

YTG Sam

ベロベロっすか。マジすか。

CHEHON

それぐらい。付き合いとか、いろんな人の人脈もあって。もう絶対毎日誰かから誘いが来て。それ行けるだけ行くんです、自分。もう嘘つかんと。行ける時は全部行って。

飲みにして、毎晩毎晩。これの合間に歌書いてとか、プライベートなことやって。もうえぐい360日。

YTG Sam

めちゃめちゃ忙しいっすね。

CHEHON

マジでえぐいっす。何で死んでないんか不思議なくらいの不摂生やってます。

で、ほんま、たまに走ってます。ほんまたまに走ってます。

YTG Sam

一応それがリラックスになってるんじゃないですか。

CHEHON

いや、自分への慰め。「走ってるで」みたいな。不摂生してるけど、走ってるでって。笑

YTG Sam

でも、その年間100本はすごいっすよね。いや、もうしんどいっすよね。絶対。

CHEHON

まあでも、めっちゃしんどいっす。もうしょうがないです。

ありがたいじゃないすか、お金も。本当、呼んでもらえるなんて。

結構今の人、たまにブランディング第一で、ライブやらない人とかもいるじゃないですか。めったに。その人がそれをかっこいいと思って。「俺はもう決めたこの日にしかやらん」っていうので、お客さんも呼べて、人気もあるなら、それはもうめっちゃかっこいいと思います。

でも俺は、数踏んで、バンバン出て行くタイプなんですよ。

YTG Sam

もうライブしてたいタイプですかね。

CHEHON

もう性格っすね。呼ばれたら断られへんし、空いてたら。だから、人のためになりたい。その人を楽しませたい。要は。

自分が行けばええ顔できるじゃないですか。だから、もうそれならいくらでも、みたいな。ほぼ半犠牲の感じで行ってるんですよ。

でも、やっぱよくしてくださるんです、そうやっておけば。毎年呼んでくれるし。地方行くなんて、旅行じゃないですか。それをアゴ足枕、全部タダで。なんちゅう仕事なんだってなるっすね。

スタジオで身振りを交えて語るCHEHON
KING OF STAGEとライブへの思いを語るCHEHON。Photo:YOHEI NAGATA / Studio:BushmanStudio
スポンサーリンク

KING OF STAGE、なぜ東京ファイナルか──「挑戦みたいなのもあって」

2026年6月19日のなんばHatchを終え、ファイナルは7月3日の豊洲PIT。地元・大阪ではなく、引っ越した東京を、しかも大阪より大きいキャパで締める。

そこには明確な挑戦の意図がある。直前のインタビューで、CHEHONは大阪公演の余韻と、東京への気の引き締めを同時に語った。

なんばHatch大阪公演で、客席へ向かって歌うCHEHONの後ろ姿
なんばHatch大阪公演、ステージから客席へ向かうCHEHON。画像提供:CHEHON

YTG Sam

この間、大阪でワンマンやったと思うんですけど、どうでしたか?

CHEHON

最高でした。まだ余韻残ってます。

YTG Sam

2日前って言っていましたよね。19日に。

CHEHON

もう何でしょう。いや、やらないと、本当に。不安というか、もう不安しかなくて。でも結局、いつもやった後は、やってよかったなって思うんですよ。ほんまよかった。

YTG Sam

今回のワンマンに、何か気にかけたこととかありますか? 例えばステージの組み方であったりとか。

CHEHON

もうほぼ、その演出とかは1月、2月あたりの時に決めて。

あとは、いつもより多めに走りました。笑

体力いうな、もう。最近もう週2か3で走ってます、ワンマンまで。

YTG Sam

2時間ぐらいですか?

CHEHON

そうですね。結局どんな格好をつけようが、偉そうなことを言おうが、2時間半声持たなかったらダサいんでよ。

だからそこに気づいて、いつもより多めに走りました。笑

YTG Sam

俺、見てて思ったのが、何でファイナルが東京なのかなって思ったんですよ。逆に。今、自分東京住んでて。

CHEHON

そうなんですよ。大阪も今までやってきたし、いつやっても自分はかませるんで。この東京っていう、違う場所、地元じゃない場所に引っ越して。しかも大阪より多いキャパで、自分どんだけやれんのか、みたいな。

だからちょっと挑戦みたいなのもあって。最終的に、やっぱそこを。

YTG Sam

大阪と東京で、ちょっとモチベーション変わったりしますか?なんか大阪は多分ホームな感覚があるから、すごくやりやすいと思うんですけどね。

CHEHON

うーん。

そこにちょっと甘えてた部分もあったかもしれないっすね。今気づきました。

東京もっとちょっと気引き締めていかんと。大阪のノリで行くとあかんし。だからでも、大阪で1回仕上がってるんで。東京でもぶちかましたいな。

なんばHatch大阪公演で、バンドを背にマイクを持って歌うCHEHON
バンドを背に歌うCHEHON。なんばHatch大阪公演より。画像提供:CHEHON

YTG Sam

体調面とかどうしてるのかなって気になってたんですけど。走る?笑

CHEHON

走る。たまに走る。ほんで熱めの風呂。笑 

家にサウナないんでね。ちょっと熱めの風呂で汗かいて。

YTG Samの質問に笑顔で答えるCHEHON
ライブ会場や現場の現実について語るCHEHON。Photo:YOHEI NAGATA / Studio:BushmanStudio

執行猶予と「箱」の現実「Zeppとかそこらへんはほぼアウトなんすよ」

なぜ豊洲PITなのか。その理由を、CHEHONは包み隠さず語った。執行猶予中の自分には、上場企業が運営する大きなホールはほぼ借りられない。

Zeppにも何度も頼んだが断られた。そのなかで貸してくれたのが、なんばHatchと豊洲PITだった。本人が「言って大丈夫?」と確認しつつ明かした、リアルな事情である。

YTG Sam

豊洲PITで3日やられるってことなんですけど、なんで豊洲PITにしたとかありますか?

CHEHON

えっとね、まあぶっちゃけ言うと、共同作業先に投げたら「2000人規模以上の箱を探してくれ」と投げて。

自分まだ執行猶予あるから、Zeppとかそこらへんはほぼアウトなんですよ。

YTG Sam

え、そうなんですか?

CHEHON

多分、執行猶予あるとか逮捕歴ある人は、あんま貸してくれないんですよ。大きいホールって上場企業がやってたりするじゃないですか。もうそういうNGが決まってて。別に先方も悪気ないけど、ルール上、絶対無理みたいな。

結構絞られるんですよ。大阪のなんばHatchと、これ言って大丈夫? 豊洲PITは行ける。

YTG Sam

いや、勝手にしゃべってるんで大丈夫です。逆に面白い記事になると思うんで。

CHEHON

俺Zeppを結構頼んでて。でも「CHEHONさん、何回も使ってもらってるんですけど、すいません」みたいな返事が返ってきて。

YTG Sam

執行猶予なくなったら大丈夫なんすか?

CHEHON

いや、わかんない。そのニュースのデカさとか、世間に与えた影響力とか、あると思うんで。で、決められると思うんす。だからもう、無理って言われたらもうしゃあない。

YTG Sam

でも豊洲PIT行けて。

CHEHON

頑張りましょうかっていう話。

まあお客さん2人でもええんです。その2人がもう満足して帰ってくれれば。

スーツ一着、衣装替えなし──「歌の泥臭さで売ってるから」

「KING OF STAGE」というタイトルに合わせて王冠やマントも探した。だが結局たどり着いたのはスーツだった。衣装替えはなし。脱ぐのは背広くらい。

ビジュアルではなく、歌の泥臭さと生き様で売っている。その自覚が、ステージの作り方を決めている。

YTG Sam

2時間やられるとのことなんですけど、その中で、どんなステージにしたいとかっていうのはありますか? 例えば、みんなで楽しめるっていうステージはもう大前提として。

CHEHON

まあもちろん。大前提として、結局ね、涙を流させるというか、感動させる。これも1つ。もうあからさまじゃないすか、これって。

嘘の涙、誰もライブで流さへんじゃないですか。だからそれは一番分かりやすいし、ほんまにまた来たいとか、この人すげえなって、最後に思わせたもん勝ち。

っていうか、もうリスペクトの気持ちを持ってもらえるような、そういうステージングっすね。言う言葉だったり、その説得力だったり。パフォーマンス、身なりだったりもそうですけど。

終わった後に、ほんまに感動させれるかみたいな。スタンディングオベーションじゃないですけど。やっぱそこっすよね。どの業界も通じるもんやと思うんすけど。

YTG Sam

ライブの時の服のファッションの決め方はどうやって決めてるんですか?って質問もあったんですよ。

CHEHON

僕はほんま思いつきと、もう直前まで決めれないやつなんすよ。優柔不断で。今日何着ていこう、みたいな。めっちゃ前から決まってんのに。

だから今回もう「KING OF STAGE」っていうタイトル付けたから、ちょっと王冠とかAmazonで探したら、もうダサい奴しかないからw

うわ、これ純金でダイヤ全部いったらもう赤字やな、みたいな。

マントとかも探したけど、ドン・キホーテみたいなやつしかなくて。で、結局、一番ピシッとしたやつはスーツやなっていうことに1週間前に気付いて。スーツで行きます。

YTG Sam

スーツでやるんですか?

CHEHON

スーツで。大阪公演もスーツだったんすけど。

なんばHatch大阪公演のバックステージで、出演者やダンサーと並ぶCHEHON
なんばHatch大阪公演のバックステージで、出演者・ダンサーらと並ぶCHEHON。画像提供:CHEHON

YTG Sam

1回も衣装チェンジなしで?

CHEHON

1回もなしです。まあ脱ぐぐらい。背広を脱ぐぐらいですか。

衣装チェンジしててもしゃあないもんね。アーティストとか1つのライブに3、4回着替えして、ビジュアル売りでやってる人もおるじゃないですか。服がおしゃれとか、顔がイケメンとか可愛いとかでやってる人は、多分やるべきやと思うんすよ。

でも僕は、その歌の泥臭さとか、土臭さとか、生き様で売ってるから、そんなことせんでもええかな。

今日、さっき渋谷でフリーライブやったんすよ。お客さんからテキーラ10杯もらって。

YTG Sam

10杯ですか。笑

そのフリーライブとかは、豊洲PITの宣伝のために?

CHEHON

もちろん。豊洲PITの宣伝のために。先方も貸してくれるいうから。

でも、もう1人でも10人でも来てくれたらオッケーですね。だから根っこの掘り方っすよね、多分。みんなそれぞれやり方あると思うんすよ、ほんまに。俺はほんま根っこから頑張るタイプ。

YTG Sam

僕、今日ちょっと話してて、ストリート寄りのマインドってあんまり好きじゃないんですけど。

全然そのレベルのストリートに浸かっててもてもおかしくないのに、CHEHONさんはその感じ、全くないっすよね。

CHEHON

20年後も歌ってたいなら、どうすんねんっていう話ですね。

YTG Sam

じゃあ、もうずっと歌ってたいっていうことっすね。

CHEHON

5年で消えたいなら、それやっとけっていう。

本物のアーティスト=SHINGO★西成──「明日かましたれ、みたいなメールがポソッと来る」

CHEHONにとっての本物は、SHINGO★西成だ。多くを語らないが、歌のなかでは渋い。半年、1年連絡を取っていなくても、ワンマンの直前に「明日かましたれ」とメールが届く。

着飾らず、泥臭く生きる、いぶし銀。CHEHONが憧れる人間像が、ここにある。

YTG Sam

CHEHONさんにとって本物のアーティストって誰ですか?

CHEHON

SHINGO★西成です。一番渋い。

YTG Sam

交流ありますか?

CHEHON

もちろんあります。たまに西成に電話して、「飯連れてってください」って言ったら、俺の分のチャリを用意してくれて。

まず家まで行くんですよ。SHINGOさん家まで行ったら、俺の分のピストを用意してくれて、2人でまたチャリで飯食いに。

串カツ屋やったり、いろんなとこ連れてってもらって。2、3軒、飲みに連れてってもらって、「ほなな」って言って帰るんですけど。

まあ、かっこええんすよ、ほんま。何ていうんですか、着飾って生きる方、東京とかももちろんそうなんですけど。俺は本当に泥臭く、あの人みたいな生き方が好きやし、人間性も。

YTG Sam

マジっすか。

CHEHON

例えば半年、1年連絡取ってなかったとしても、2日前ワンマンやるのを、俺何も伝えてないのに、「明日かましたれ」みたいなメールがポソッと来るんですよ。

YTG Sam

グッと来るっすね、それ。

CHEHON

気にしてくれてるやんって。めちゃくちゃ嬉しいやん、それ。笑

そういうほんま昭和の、表現はしないけど渋い感じ。いぶし銀が好きで。

まあ虎さんもそうやけど、虎さんはちょっと違うかな。けど、ああいうのが好きなんですよね。キラキラしたんもいいっすけどね、わかるっすけど。

レガシーとファン──「当日知ったとしても『行こう』って思われたい」

築きたいレガシーを問われたCHEHONの答えは、意外なほど身近だった。明確な到達目標よりも、当日知った人にすら「行こう」と思わせたい。

音源よりライブ、デジタルよりアナログ。生き方そのものがアナログだと、彼は言う。

YTG Sam

これからこのワンマンも1つのレガシーになると思うんですけど、どんなレガシーを築いていきたいなと。目標みたいになると思うんですけど、ありますか?

CHEHON

いや、ほんまライブ来てくれたら一番嬉しい。どんだけのものを残したいっていう明確な目標よりも、CHEHONのライブ、当日知ったとしても「あ、じゃあ行こう」って思われたい。

それぐらいやっぱ、頭の片隅にあったとしても、パッて出てきた時に「あ、会いたい」って思わせる人って少ないと思うんすよ、やっぱり。そこまで行きたい。

YTG Sam

オーディオよりも、携帯とかで聴ける音源よりも、ライブに強くこだわってる。

CHEHON

だからレコードでしょ、アナログ。好きやし、生き方もアナログやし。別にそれを嫌と思ってないから、そのまんま。好きなんすよね。

YTG Sam

ファンの存在を強く感じる瞬間とかあるんですか?

CHEHON

常にやっぱ感じますね。街出て写真撮ってくださいとか言われたら、「あ、こんだけ認知されてるんや」と思って。そんだけ思われてるから熱いなあと思うし。

でもほんま、二日酔いでグツグツで、軽くなってて街さまよってる時にも、「うわ、CHEHONや!」って。

今はやめとけ、今はやめてくれ、みたいな。笑

それでもちゃんと対応してあげたら、「バレてんねん。これでバレてんねや」みたいな。俺ってそんなすごかったんや、みたいな。

YTG Sam

それをそう受け止められるのいいですよね。笑

嫌がって完全に拒否する人も多分いると思うんですけど。

CHEHON

嫌ですよね。嫌な人の気持ちも分かるけど、最終的に「ありがとうございます」ってなりそうで。

スタジオで手を差し出しながら語るCHEHON
若手に必要な人間力について語るCHEHON。Photo:YOHEI NAGATA / Studio:BushmanStudio

若手に足りないもの=人間力──「金で買われへんもんって、そこやと思うんすよ」

稼ぐことが簡単になった時代に、CHEHONが若手に足りないと感じるのはガツガツさと腹のくくり方、そして人間力だ。技術や金で買えないもの。

アーティストである前に、人として。そこが揃ったとき、日本のシーンは「えぐいこと」になると彼は言う。

YTG Sam

今、若手さんに足りないものとかあると思いますか?

CHEHON

ガツガツさかな。ガツガツさと、もっと腹くくり感。

YTG Sam

今の子たちの方が環境として楽じゃないですか。音楽するにあたってはですけど。自分一人で0から100まで行けちゃう人は行けちゃったりするじゃないですか。

縦の付き合いがなかったりして、ちょっと雰囲気おかしいなと感じることもあると思うんですけど。

CHEHON

人間力やと思うんすよ。稼ぐことは簡単になったかもしれんけど、最終的にその人間がイケてるかどうか。どんだけ金かけても無理なんすよ。生き様やから。

金で買われへんもんって、そこやと思うんすよ。人間力というか。人たらしでもええし、クソな人間にならんとか、思うのが一番かな。アーティストである前に、人として。

全員がそうなった時に、日本えぐいことになるね。

ステージの設計図──滑舌、声量、そしてMCという課題

CHEHONのライブ論は具体的だ。初見でも歌詞が入ってくる滑舌。25曲を通して85〜90%を保ち続ける喉の使い方。MCには台本がある。

そして、まだ伸ばしたい部分として彼が挙げたのは、芸人をも超えるMCの面白さだった。インタビューした側も「面白さを語った人は初めて」と驚く。

YTG Sam

7月3日のライブ、初めて来る人とかもいると思うんですけど、どんなところを見てほしいですか?

CHEHON

結構、滑舌がいいって言われてて。一発で初見で歌詞が入ってくるというか、聞き取れるから刺さりやすいと思うんすよ。その部分も含めて、初めて聴いた曲でも感じてもらいたいし。

全体的に2時間半も出すスタミナだったり、魂が乗ってる感じ。ここに書かれた分を読んでるんじゃないぞ、みたいな。

上辺で作ってたらそうなっちゃうんですけど、「魂乗ってますぜ」というのを感じてほしい。

好きなアーティストのライブって、初めて行った時に好きになるんすよ。何も知らん状態で行って、「うわ、この人いい!」ってなってファンになるじゃないですか。だから初見でどんだけかますか、というのも大事っすけどね。

そのためには、もう2時間半ハイクオリティを保ち続ける。全てにおいて、楽曲、MC、声量、滑舌、パフォーマンス。これが全部ずっと90%以上で保ててたら。

今もう俺噛んでるから保ててないですけど。笑

YTG Sam

ライブで軽く喋ったりとかっていうのもあるんですけど、あれとかは事前に考えていきますか? それともフリースタイルですか?

CHEHON

台本はもうある。頭に入れて、あとどれだけ100%表現できるか。多分、途中抜けてる分とかもあるんですよ、考えてたことに。

YTG Sam

ファンの人ってライブもそうですけど、その合間のちょっとした喋りやトークのところって、音源じゃなくて、そこに行かないと本当に味わえないことじゃないですか。次の曲の前の振り方とか。そういうのを楽しんでるファンの人たちって多いイメージがあって。

CHEHON

確かにね、そこも含めて。

YTG Sam

じゃあ、そういうのも全部事前にある程度考えてはいるってことなんですか。

CHEHON

もちろんです。あれ即興でできるなら本物ですよ。本物っていうか、すごすぎる。ノープランでだって行くでしょ、ワンマンライブで。

いや、できたらなかなかやなー。笑

今回、モニターの前に、セットリストの横にMC全部書いて貼ってもらってたんですよ。いざ本番になったら、ちっちゃすぎて見えへん。

「やばい、分からん」みたいな。もうある程度の重要点だけ喋って。危なかったっすよ、ほんま。

YTG Sam

じゃあ次、3日はもうちょい大きめに。笑

CHEHON

それをバンドの人に言ったら、「蛍光ペンで書いてる人もおるで」とか。蛍光ペンの方が見やすいんや、みたいな。

YTG Sam

見やすいんですか?

CHEHON

分からないですけど。その蛍光の色にも。黄色とかやったらやばそうっすね。でも、それよりも文字をデカくしろっていう話になって。

セットリスト25曲ぐらいあったから、全部細かく書かないと埋められなかった。アホやなーと思って。

YTG Sam

緊張しますか、ライブ前?

CHEHON

します。

YTG Sam

あ、するんですね?

CHEHON

する。けど、パフォーマンスが落ちるほどのギチギチ、カチカチにはならないです。ほどよいというか、ちょっと心地いいぐらい。酒飲んだぐらいの、いいエンジンがかかるというか。

YTG Sam

3日のライブで特にこだわったところってありますか? 前回の構成だったり。

CHEHON

最後までクオリティ高めで歌える、音源ぐらいが一番大事ですね。

最初とかってめっちゃ声出しやすいし、うわーってなりやすいから、早々で喉いってまう人結構おるんすよ。

YTG Sam

前半頑張りすぎ。

CHEHON

けど、最後の曲で「今日一番声出てるな」って思わしたら、「この人プロやな」ってやっぱ思うじゃないですか。

それを心がけてます。全部手抜いたらバレるし。「この人手抜いてないな」をずっと25曲ぐらい思わせる。85から90%ぐらいを保てる喉の使い方。これがやっぱ一番大事。

どんなにええことを言っても、声飛んだらもうダメなんすよ。

YTG Sam

今回の3日のライブでこだわったところは、25曲全部やりきれる高クオリティな構成、ってことですかね。

CHEHON

そうっすね。やりきれることが一番こだわったこと。

YTG Sam

逆に、こんなところもうちょい成長できたらいいなとかってありますか?

CHEHON

ライブMCの面白さ。芸人さんよりも爆笑かっさらえるようになったら、「歌もいいし、合間もおもろすぎる」って、絶対次来てくれるっすよ。

けどやっぱ話術ってすごくて。芸人さんも仕事ではおもろかったり、プライベートでは何もしゃべらんかったりする人もおったりして。やっぱそれのプロなんすよね。

バーンと人前に出た時のMCの面白さ。

YTG Sam

その面白さってところは、関西出身って関係あると思います?

CHEHON

いやでも、関係ないと思うっすよ。その人間が織り出す頭の回転と、受け答えの瞬時の発想がどんだけ秀逸か。

勉強してきて、いろんな言葉を知ってたり、いろんな物事を見てきた人の方が、インプットが多いから出てきやすいんでしょうけど。まあでも、生まれ持った才能もあると思います、喋り脳とかいるでしょ。

YTG Sam

何人か、自分もこの役職になってインタビューさせていただいてるんですけど、面白さについて喋った人は初めてです。

CHEHON

マジすか?

YTG Sam

MCの面白さは。

CHEHON

だってここを極めたら、それだけで客呼べるんすよ。歌わんくても。

本職見失ってますけど。歌えや。笑

YTG Sam

でも面白くて喰らわせる、ダブルパンチってことですよね。

CHEHON

それで面白さもしかり、感動させる、喜怒哀楽もつけれたりという、この物語の作り方とか、話のうまさっすね、要は。面白さも含めて。これ、ほんまもっとうまかったらええなあって思います。

スタジオで正面を向くCHEHON
7月3日のステージに向けて語るCHEHON。Photo:YOHEI NAGATA / Studio:BushmanStudio

7月3日に向けて──「MCは期待しないで。曲は期待してください」

最後に、迷っている読者へのメッセージを求めた。返ってきたのは、CHEHONらしい自己ツッコミだった。10日では無理。MCは期待しないでほしい。だが、曲は期待してほしい。

YTG Sam

リリック書く時って、メロディーが先ですか? それともフロウ?

CHEHON

えっとね、歌詞が最初っすね。リリックを先に書いて、そっからメロディーをつけていく感じですね。もうこれが基本っすね。

YTG Sam

レゲエ好きな子に、「CHEHONさんにインタビューするんだけど、どんなことを聞いたらいい?」ってリクエストを聞いたら、それが一番多かったんすよ。リリックをつけてからメロディーなのか、メロディーを考えてからリリックを決めるのかが知りたいって言ってる子が多くて。

CHEHON

多分、そういう子らはほんまはアーティストになりたいと思ってる子やと思います。自分の歌を書きたいんでしょうね。

まずその始め方がわからんから、アーティストってどっちを先に書いてるんやろってなると思うんですよ。

YTG Sam

キャリアを重ねていく中で、若い頃と同じようにはいかないなと思うこととかあると思うんですけど。それでも前に進めるモチベーションだったり、次につなげていこうと思えるポジティブな気持ちって、どこから来るんですか?

CHEHON

もう25年やってたら、たぶん毎日中華料理屋に行って、無の心でチャーハン振ってる板前さんとか、体に染みついてもうてる職人さんとか、1人しかできへんことをやってる人と一緒で。

多分、毎日この同じ作業のループというか、もう完璧に自分の中にその職業が染みついてるというか、生きてるのがそれみたいな。

それこそ変な言い方したら、それしかやりたくない、できないみたいな感覚じゃないかもしれない。ほんま自分もそれに従ってるし、その運命に乗っかってるみたいな感覚っすね。

YTG Sam

7月3日、多分これ記事見てくれてる人に、7月3日行くか、スケジュール的にギリ行ける、行けないけど行きたい、どうしようっていう人もいると思うんですけど。その人たちに向けて何か一言。

CHEHON

ハードル上がってるやん。やばい。「話おもろいんかな」のハードルめっちゃ上がるって。

あんまり期待しないでください。10日では無理じゃ〜笑

あんまり期待しないでください、MCはね。曲は期待してください。

YTG Sam

見出しに「あんまりMCは期待しないでください」って。笑

CHEHON

うわー。明日からちょっと毎日徹夜っすね。

YTG Sam

でも皆さんがすごい楽しみにしてると思うんで。ありがとうございます。今日はありがとうございました。まだ最後、何かありますか?

CHEHON

いや、もう7月3日、これ興味を持ってくれたら、来ていただけたら!ありがとうございます。

まとめ「生身の人間が一番強い」を証明する一夜へ

CHEHONの25年は、一貫している。技術で殴るのではなく、生き様で殴る。

下手だった当時の「みどり」を今でも超えられないと笑い、スーツ一着で2時間半を駆け抜け、年間100本のステージに半身を差し出す。そのすべてが「生身の人間が一番強い」という一点に向かっている。

AIが曲を作れる時代に、彼が握りしめているのは、人前に立てる肉体と、その場でしか流れない涙だ。執行猶予という制約のなかで、7月3日の豊洲PITは、その答え合わせの一夜になる。

当日に知った人すら「行こう」と思わせたい、と彼は言った。この記事に少しでも引っかかったなら、もう半分は彼の術中にいる。あとは、足を運ぶだけだ。

公演情報・チケット

CHEHON ONEMAN LIVE 2026 -KING OF STAGE-

  • 日時 2026年7月3日(金) OPEN 17:00 / START 18:00
  • 会場 豊洲PIT(東京都江東区豊洲6-1-23)
  • 料金 前売券 ¥5,000 / 限定タオル付前売券 ¥7,000(ドリンク代別)
  • チケット(イープラス) https://eplus.jp/chehon/
  • 大阪公演 2026年6月19日(金) なんばHatch(終了)

撮影・スタジオ

Photo:YOHEI NAGATA

本記事のインタビュー写真を撮影。人物の表情とスタジオの空気感を切り取り、CHEHONの言葉と現場の温度を視覚面から支えた。

Studio:BushmanStudio

今回のインタビュー撮影を行ったスタジオ。音楽制作と対話の場として、記事中の写真にもその空間が写し出されている。

CHEHON 公式リンク

スポンサーリンク

コメントを残す

Latest

ARTICLES