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Masato Hayashiとは|八王子、Pablo Blastaから『Iconic』への歩み

Masato Hayashi(マサト・ハヤシ)は、東京都八王子市出身のヒップホップ・アーティストである。 Blasta、Pablo Blasta、Yomiという名義を経て、2021年から現在の名前で活動。『RAPSTAR 2025』準優勝を経て、2026年9月にアルバム『Iconic』を発表した。公式プロフィールとABEMAの発表で確認できる経歴に、HIPHOPCsの本人取材を重ねて、その変化をたどる。

取材で彼が繰り返し話したのは、ラップを続けることと、生活を続けることの難しさだった。仕事と子育ての合間に作った曲、応募をためらった『RAPSTAR』、客席に歌を託せるようになったライブ。名前が変わった時期を追うと、作品に何を求めていたかも見えてくる。

本人の言葉で読む:Masato Hayashi独自インタビュー

基本情報

項目内容
アーティスト名Masato Hayashi(マサト・ハヤシ)
出身地東京都八王子市。公式プロフィールの表記に基づく
過去の活動名義Blasta、Pablo Blasta、Yomi
現在の名義での活動2021年から
作品への入口「やるしかねえ」「Ain’t No Love」、『Iconic』
近年の客演DJ TATSUKI「地元どこ (feat. Masato Hayashi & Jin Dogg)」

名義の移り変わりは本人インタビュー、出身地と再始動年は本人公式サイト、客演は配信クレジットを参照した。

八王子で始まったラップと、Pablo Blastaの時代

HIPHOPCsの取材で、Masato Hayashiは友人に教わったキングギドラ「公開処刑」を、ヒップホップへの入口として挙げた。先輩にDJとして誘われたものの、自分も録音したいと申し出てラップを始めたという。ビートを作っていた友人との再会も、その最初の一曲につながっている。ラップを始めた経緯を読む

初期のBlasta名義での活動後、ラップから距離を置いた時期を挟む。公式略歴が2017年からと記すのは、Pablo Blastaとしての活動である。「Tokyo Young OG」や、DJ CHARI & DJ TATSUKIの楽曲への客演が、この名義で知られるきっかけになった。公式略歴

「Tokyo Young OG」について本人は、もうラップを続けられないかもしれないと思っていた時期に、書いてみたらやはり楽しかった曲だと振り返る。友人が発表を勧め、DJが広め、映像を撮ることへつながったという。作品が届くまでの過程には、本人がもう一度書き始めることと、それを外へ運ぶ周囲の働きがあった。本人の回想

休止、Yomi、そして暮らしから書くMasato Hayashiへ

公式略歴では2019年に活動を休止し、2021年にMasato Hayashi名義で再始動している。その間に用いたYomiという名前について、本人はPablo Blastaから新しい自分へ移る途中の時期を表すものだったと説明した。名義の変化についての本人取材

取材では、働きながら子どもが寝た後の時間に曲を作り始めたことも語っている。遊びに出る生活から仕事と育児を中心にした日々へ変わり、歌詞が内省的になったのではないか、というのが本人の振り返りだ。音楽の変化を知るうえで、改名した年とともに覚えておきたい話である。

2022年4月27日配信の『Issue』には、ELIONEとCHICO CARLITOを迎えた「やるしかねえ」が収録される。その後も『1』、『MELANISM』と作品を重ねた。各作品の曲名と参加者は、『Issue』、『1』、『MELANISM』の配信ページから確認できる。

『RAPSTAR 2025』で、続ける理由をつかみ直す

『RAPSTAR 2025』への応募を、本人は諦めるための挑戦でもあったと語っている。受かりたい気持ちと、落ちれば区切りをつけられるという気持ちが同居していた。その大会で決勝へ進み、準優勝を果たした。応募時の心境を語った取材/結果を記したABEMAの発表

番組を入口に知るなら、まず「HIROYUKI」と「Ain’t No Love」がある。「HIROYUKI」は2026年1月28日に音源として配信された楽曲で、作曲はineedmorebux。決勝での「Ain’t No Love」のパフォーマンスはABEMA HIPHOP公式で公開されている。ABEMAの配信発表/決勝ライブ映像

本人取材ではビートを選んだ時の迷いや、限られた制作時間でどう判断したかも聞いている。大会の結果から一歩進んで、曲を作る人としてのMasato Hayashiを知るための対話だ。

『Iconic』で語る現在と、聴き手との関係

『Iconic』は2026年9月2日配信、全19曲。「Lowlife (feat. Kohjiya)」や「紙とペンと俺とお前」、番組で披露した楽曲などを収録する。作品情報と各曲のクレジット

本人はHIPHOPCsの取材で、毎回あらかじめコンセプトを決めるのではなく、その期間の自分が見えるアルバムになったと話した。そこで口にしたのが、ヒップホップは「路上の立ち話」だという言葉である。日々の出来事をどう面白く伝えるか。作品ごとに意見が変わることも含めて、自分の変化を聴いてほしいという説明だった。『Iconic』についての本人取材

東京ワンマンを振り返る場面では、聴き手を信じられるようになったから、歌を託せるようになったとも語っている。再出発の経歴だけでは捉えきれない、現在の彼と客席の関係がそこにある。

最初に聴くなら

  • 「やるしかねえ (feat. ELIONE & CHICO CARLITO)」:現在の名義での初期作品を知る入口。『Issue』の公式配信ページから聴ける。
  • 「Ain’t No Love」:『RAPSTAR 2025』決勝で披露した楽曲。ABEMA HIPHOP公式のライブ映像から聴くことができる。
  • 『Iconic』:一曲で人物像を固定せず、19曲を通して取材で語った現在へ戻る。アルバムを聴く。
  • DJ TATSUKI「地元どこ (feat. Masato Hayashi & Jin Dogg)」:2026年10月25日配信の客演曲。ソロ作品に加え、別のラッパーと同じ題を受け渡す場面を聴ける。シングルの作品情報。

作品と取材をたどる

経歴を押さえたら、Masato Hayashi独自インタビュー全文へ。取材・文はLucie、取材参加はYTG/Sam。本ページはその公開済み取材と公式資料をもとに構成している。

地域から読む場合は東京RAP ATLASへ。八王子という出身地と、東京の各地域を背景に持つアーティストを結び付けて読める。

「地元どこ」の歌詞を掘り下げるなら、Weekly J-RAPのレビューへ。Masato HayashiとJin Doggが、それぞれの街から信用と周囲への責任をどう語るかを読む。

公式の更新はMasato Hayashi公式サイト、公式Instagram、公式YouTubeで確認できる。

資料確認:2026年11月8日。回想や音楽観は本人の発言として、作品の日付と制作クレジットは配信資料として区別した。

写真:Suguru Tanaka。HIPHOPCsのMasato Hayashi本人取材で使用した写真。