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CzTIGER、2ndアルバム『FOR WHATEVER』を7月15日にリリース─Zone 3で知った“REAL”と日本への還元【HIPHOPCs独占インタビュー後編】

CookOliver
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Interview:Cook Oliver / HIPHOPCs

CzTIGERの2ndアルバム『FOR WHATEVER』が、7月15日にリリースされることが決定した。

前編では、Jose Guapo、Skooly、Shad Da God(Rich Kidz)、T.I.、Young Dro、Young Thug、Bun B、Mike Jonesらと繋がる現在地、そしてそれが“金で買った客演”ではなく、長年の信頼関係から生まれたものだということを聞いた。

では、その動きは日本に何を返すのか。その答えの一つが、このアルバム『FOR WHATEVER』だ。

AKLO、B.D.、紅桜、13ELL、EMI MARIA、eyden、Illnana、Jin Dogg、KURO、LUNV LOYAL、MEGA-G、rirugiliyangugili、TAK-Z。CzTIGERが「影響を受けた」「かっこいいと思う」「リスペクトしている」と語る日本のアーティストたちが並ぶこの作品は、単なる日本盤ではない。

海外で積み上げた信頼と、日本で返したいもの。その両方が、ここに接続している。

海外の現場で2人の女性アーティストと並ぶCzTIGER
Zone 3での経験と海外での繋がりを語ったCzTIGER。画像提供:CzTIGER

ただし、今回の後編で本当に掘り下げたいのは、アルバム情報だけではない。なぜCzTIGERは、現地でそこまで信頼されるのか。なぜ日本では誤解されやすいのか。そして、彼が何度も口にしたZone 3とは、いったい何なのか。

そこには、表面的な“海外っぽさ”では済まない、重い文脈があった。

▶ あわせて読みたい:【前編】サウスにコネクションを築いた唯一の日本人ラッパー──CzTIGERとレジェンドBun B(UGK)“Let’s Get To It”制作秘話

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7月15日リリース、2ndアルバム『FOR WHATEVER』

Cook Oliver

まず、アルバムについて改めて聞かせてください。リリースが決まったんですよね。

CzTIGER

はい。2ndアルバム『FOR WHATEVER』が、7月15日にリリース決定しました。

Cook Oliver

おめでとうございます。今回のアルバムは、かなり大きな意味を持つ作品になりそうですね。

CzTIGER

そうですね。日本の自分が影響されたり、かっこいいなと思うアーティストを客演に呼んでいます。

なぜなら、海外にいる時と同じように、日本でも、「あなたのことが好きです。リスペクトしています」ということを表したいからです。

年齢や出身、流行りや数字だけではなく、リアルな人と音楽を作るのが僕のスタイルです。

Cook Oliver

参加アーティストもかなり強いですよね。

CzTIGER

はい。AKLO、B.D.、紅桜、13ELL、EMI MARIA、eyden、Illnana、Jin Dogg、KURO、LUNV LOYAL、MEGA-G、rirugiliyangugili、TAK-Zです。

Cook Oliver

この並びだけでも、CzTIGERさんが何を“日本に返したいか”が伝わってきます。

CzTIGER

海外に行っているからといって、日本が好きじゃないとかでは全くないです。日本の人も好きですし、日本にも還元したい。

海外だけで売れるというのも違うと思っています。日本にも、自分がリスペクトしている人たちがいます。だから日本アルバムも出したいんです。

Zone 3とは何か──「自分にとっては家のような場所」

Young Droと並ぶCzTIGER
Young DroとCzTIGER。海外で積み上げてきた信頼関係を示す一枚。画像提供:CzTIGER

Cook Oliver

Zone 3について、少しお伺いしたいです。僕自身、ちゃんと理解できていない部分もあるんですけど、Zone 3というのはどう説明すればいいのでしょうか?

CzTIGER

アトランタって言われる場所は、ジョージア州の中でも大きな都市なんですけど、その中でもエリアが分かれているんです。中心部には、警察が分けているZone 1からZone 6までの区域があります。

もちろん、外から見たら全部「アトランタ」に見えると思うんですけど、現地にいる人からすると全然違う。ほかのZoneに行く時は、全く違う町に行くような感覚です。

僕が身を置いているのはZone 3です。自分にとっては、そこが一番“家”に近い感覚ですね。

Cook Oliver

単なる地名ではなく、実際に身を置いている場所なんですね。

CzTIGER

そうです。アトランタが好きだからといって、アトランタ全体を自分がレペゼンするのは違うと思っています。

日本人なのに、アトランタ全部を背負うみたいなことはおこがましいし、無理なことだと思うんです。アトランタだから全員好き、ということでもない。

純粋に、自分が面倒を見切れる場所、自分が責任を持てる場所は限られている。僕にとって、それがZone 3なんです。

T.I.の娘でR&BシンガーのZonniqueと並ぶCzTIGER
日本に還元したいものを語るCzTIGER。T.I.の娘でR&BシンガーのZonniqueとの一枚。画像提供:CzTIGER
T.I.の息子でラッパーのKINGと並ぶCzTIGER
T.I.の息子でラッパーのKINGとの交流。画像提供:CzTIGER

Zone 3に入る難しさ──「行けるか」ではなく「誰と行くか」

Cook Oliver

日本から見ると、「アトランタに行った」という一言でまとまってしまいますけど、実際はかなり違うんですね。

CzTIGER

全然違います。Zone 3の中では、自分の居場所がある感覚があります。でも、それ以外の場所に行く時は、本当に別の町に行くような感じ。

別に行けないわけではないです。でも、誰の紹介で行くのか、誰と一緒に動くのかが大事で。

そこを間違えると、自分だけじゃなくて、仲間にも迷惑がかかる。自分が自由に動いたせいで、周りに負担がかかることもある。

だから、行けるかどうかではなくて、どう行くか。誰と行くか。何を出して、何を出さないか。そこが本当に大事です。

Cook Oliver

SNSで見えるものとは、まったく違う世界。。

CzTIGER

そうですね。SNSに出しているのは、本当に一部だけです。むしろ、出さないことの方が大事な時もあります。

オンタイムで写真を上げない。場所をすぐに出さない。家族や仲間の安全を守る。そういうことは当たり前にしています。

それが、僕にとっての“REAL”です。

「REAL」とは、派手に見せることではない

Cook Oliver

CzTIGERさんが言う“REAL”という言葉は、SNSで使われるリアルとは少し違う感じがします。

CzTIGER

僕にとってのREALは、派手に見せることではないです。

目先のフレックスで信用を失うくらいなら、出さない方がいい。本当に死ぬまで友達でいるのか、家族でいるのかを考えたら、すぐに写真を載せないとか、当たり前なんです。

僕が表に出しているのは、本当に100分の1くらいです。それは日本での家族や仲間と一緒だと思います。

家族として扱われているから、出さない。大事だから、守る。それが普通なんです。

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Jose Guapoとの関係──「BroじゃなくてFamily」

Cook Oliver

Guapoさんとの関係は、かなり長いですよね。きっかけは何だったんですか?

CzTIGER

2016年にJose Guapoと会って、アメリカでの活動では、XVLの家族として正式に契約してからです。そこからスタジオだけじゃなく、家に招いてくれたり、一緒に生活し始めてから、関係が深くなりました。

最初のきっかけで言えば、当時GuapoやHoodrich周りのミックステープがめちゃくちゃかっこよくて。その頃から連絡を取るようになって、仕事をして、10年以上の関係になっていった感じです。

Cook Oliver

かなり長いですね。

CzTIGER

そうですね。久しぶりにGuapoと会った時、僕が気を遣って「Bro」って言い方をしたんです。そしたらGuapoが、

「Familyなんだから、もっと深く話そうぜ。仲間じゃなくて、俺らは家族なんだよ。家族としての自覚を持ってほしい。ありのままの日本人のタイガが好きだし、そのままでいてくれたら十分クールだから」

と言ってくれて。Guapoの寝室で7時間、お互いのことを語り合いましたね。笑

Cook Oliver

7時間ですか。

CzTIGER

はい。それで、すぐにT.I.を紹介してくれたんです。

恩着せがましさがゼロなんです。「紹介してやった」みたいな感じもない。本当にクールな奴なんです。

アトランタにあるT.I.のスタジオでT.I.と並ぶCzTIGER
T.I.とCzTIGER。アトランタにあるT.I.のスタジオに招かれた時の一枚。画像提供:CzTIGER

「ありのままの日本人のタイガでいい」と言われた意味

Cook Oliver

「ありのままの日本人のタイガが好き」と言われたのは、大きかったんじゃないですか?

CzTIGER

大きかったです。僕はアメリカのカルチャーにリスペクトを持っているけど、だからといって、何かになりすますわけではない。

向こうも、そこを見てくれていると思います。ファッションで真似しているだけではなくて、ちゃんと勉強して、筋を通して、日本人として来ている。そこを分かってくれている。

だから僕も、日本人として恥ずかしくないようにしたいんです。日本がダサいと思われないように、振る舞いや行動には気をつけています。

海外に行っているから日本が嫌いとか、そういうことではまったくないです。むしろ日本も好きです。だからこそ、日本人としてちゃんとしたいんです。

TRAPを使う責任「ただのサウンドだけじゃない」

Cook Oliver

カルチャーへの向き合い方についても聞かせてください。CzTIGERさんは、言葉や動きに対してもかなり慎重ですよね。

CzTIGER

そうですね。ギャングアクティビティ、ギャングを連想させるような行動、着る服の色、ハンドサイン、bow bow、skrrr、Let’s get it、trap。そういうものは、本人に必ず許可を得てから僕は使っています。

向こうが定義しているtrapを体現できていなかったら、使えないと思っています。ATLで生まれたものも多々あるので。

例えば、日本の国技や寿司を、他の国の人がfakeでやっていたらどう思いますか? 僕はそれを創設した人や国、地域の人が、気分良くないと思うんです。

だから、そこはきちんとリスペクトを持って行動しています。

Cook Oliver

ただ言葉を使う、音を真似する、ということではないんですね。

CzTIGER

TRAPをただのサウンドだけでなく、生活スタイルでも体現してきたとは言い切れます。

でも、それは偉そうに言いたいわけではないんです。ちゃんと理解がないと言えない言葉がある。そう思ってますね。

Leanをめぐる誤解──「理解のない模倣は本当に危ない」

Cook Oliver

Leanについても、日本では誤解されやすい部分があると思います。CzTIGERさんの見え方にも、それが関係しているように感じました。

CzTIGER

あると思います。Leanと、いわゆる危ない薬物を一緒に見ている人も多いと思います。

でも僕の中では、そこは全然違うものです。ただ、だからといって何でも勧めたいわけではありません。むしろ、偽物を飲んで死ぬようなことが一番嫌です。

みんなが簡単に手に入れられるものでもないし、偽物も出回っている。それで若い子が危ない目に遭うのは、本当に悲しいです。

Cook Oliver

日本でいうお酒文化のような感覚とも、少し違いますよね。

CzTIGER

そうですね。日本の酒文化とは、やっぱり感覚が違うと思います。

僕も、これからは歌詞で言うことはあるかもしれないけど、デジタル上で見せすぎることは避けようと思っています。変に切り取られて残るのも良くないので。

ちゃんと理解がある人に分かってもらって、その人がまた友達に伝えてくれることで、「ああ、こういうことなんだ」と伝わっていけばいいと思っています。

それで誰かが不幸になったり、危ないものにハマったりすることが少しでもなくなれば、自分の夢が叶う部分もあります。

事故、相方の死、そして音楽の聴こえ方が変わった日

Cook Oliver

CzTIGERさんにとって、Leanや南部のカルチャーに深く入っていった背景には、事故や相方の存在も大きいですよね。

CzTIGER

そうです。元々、半身不随になりかけていて、その時に痛みがあって処方されたことが最初です。

相方と事故に遭って、ICUで僕だけ2日後に起きて、相方は亡くなっていました。自分も、上半身と下半身がほとんど繋がっていないような状態でした。

そこから、相方が亡くなったからアメリカにすぐ行きたいと思って、まだふらふらの状態でアメリカに行ったんです。

体は動かないし、生きる気力もなかなか湧かない。でも音楽を聴きたかった。痛みもあった。その時に音楽の聴き方が変わって、どっぷりハマっていきました。

Pimp CやDJ Screw、Leanのカルチャーも、その中でどんどん掘るようになったんです。

Cook Oliver

ファッションではなく、人生の痛みと結びついているんですね。

CzTIGER

だと思います。だから、ただ好きだから真似するという感じではないです。

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日本ヒップホップへの危機感──「人の失敗で金を食うのは不健全」

Cook Oliver

今回の話を聞いていると、日本のヒップホップに対してもかなり危機感を持っているように感じます。

CzTIGER

めちゃくちゃあります。ビーフを楽しそうに見せたり、メディアもそれを楽しそうに扱ったりして、人の失敗で金を食うような形になるのは不健全だと思っています。

HIPHOPCsは、ただ数字を取るためにしょうもないトピックやビーフを上げる媒体ではないと思っています。カルチャーをちゃんと見てくれている。だから僕も、このメディアを選んで話しています。

Cook Oliverさんの文字の力は、僕にはできないことです。みんなでこういうことができれば、もっといい方向になると思っています。

Cook Oliver

ありがとうございます。本当に嬉しいです。笑

CzTIGER

努力している人がもっと報われる世の中になってほしいです。若いラッパーが間違った方向に向かって、結局不良にもなれず、売れもせず、30歳くらいになってから気づくようなことも見てきました。

それじゃ遅いと思うんです。だから、その前に何か変えたい。

「認め合って、高め合わないともったいない」

Cook Oliver

日本のシーンには、認め合うよりも、削り合う空気もありますよね。

CzTIGER

みんなが認め合って、高め合わないともったいないと思います。

僕もビーフをしたことはあります。でも、裏でどうこうするだけじゃなくて、曲で返す。音にする。そこは大事だと思っています。

ただ、いつまでも小さいことでディスり合ったり、外の力に頼って潰し合ったりするのは違う。音楽をして、マイクを持って、かっこいい人生をやれば、誰だって音楽で人生を変えられる可能性があると思っています。

「僕ってなんで嫌われてますか?笑」

CzTIGER

逆に、僕から質問していいですか?

Cook Oliver

もちろんです。

CzTIGER

僕って、めっちゃヘイターおるじゃないですか。何でそんなに鼻につかれると思いますか?

結構真面目に不思議なんです。笑

マジで音楽が好きで、ヒップホップが好きで、ヒップホップにネガティブなことをしたつもりもない。でも、ネガティブに捉える人が結構いる。

「黒人の真似をしている」とか、「分かってない」とか言われることもある。でも、僕は日本にも還元しているつもりだし、日本を広めているつもりなんです。

僕が叩かれるのって、なぜなんですかね? 熱烈なヘイターはなんなんですかね?笑

これもあえて記事にしてください。笑

Cook Oliver

僕が思うのは、あとは違うメディアでの時の切り取られ方だったり、当時のイケイケな印象が、今も先行している可能性はあるのかな。。。と。

CzTIGER

それはあるかもしれないですね。当時はキャラを作っていたというより、イケイケで本当にやっていた時期でもあったので、そこだけ切り取られるとイメージが強くなるのかもしれない。

Cook Oliver

あとは、Leanの文化や南部のカルチャーが、日本ではドラッグや危ないものと一緒に見られてしまう部分もあると思います。文脈が伝わっていないから、ビジュアルだけで判断されている部分もやはり。

CzTIGER

間違いないです。ちゃんと見てくれているのは本当に嬉しいです。

僕も、自分からいい話をあまり言わないんです。聞いてもらえたら話せることはたくさんあります。だから、こういうインタビューで聞いてもらえるのは本当にありがたいです。

炎上しやすい理由は、軽さではなく“文脈の重さ”にある

CzTIGERがSNSで誤解されやすい理由は、彼の表現が軽いからではない。むしろ逆だ。

彼が背負っている文脈が重すぎる。そして、その文脈がSNSでは省略されてしまう。

Zone 3で誰と動くのか。どの言葉を誰の許可で使うのか。なぜオンタイムで投稿しないのか。なぜ写真や動画を出しすぎないのか。なぜ“Family”という言葉にそこまでこだわるのか。

その背景が抜け落ちた時、CzTIGERの振る舞いは簡単に誤解される。だが、現地の人々はその背景を見ている。

だから彼は家に招かれる。だから深い場所に連れて行かれる。だから“Bro”ではなく“Family”と呼ばれる。

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「いいニュースをもっと日本に持ってきたい」

Cook Oliver

CzTIGERさんの見えていない部分は、もっとちゃんと伝えないと分からない人が多いと思います。

CzTIGER

そうですね。僕も、変な尖りをなくして、いい音楽を続けて、リアルな姿をちゃんと伝えていけばいいのかなと思っています。

次のスーパースターが現れたり、本当に海外に認められるやつが出てきてほしい。僕もせっかく「きっかけ」と言われることがあるなら、そこに繋げたいです。

T.I.も分かってくれている。Bun Bも分かってくれている。それなのに、日本で薄いレートだけを追いかけていたら、いつか終わってしまう。

だから、いいニュースをもっと日本に持ってきたいんです。そうすれば、ビーフのことなんてどうでもいいと思ってくれる人も増えるかもしれない。

「人はいつか死ぬ。だから今、何ができるか」

Cook Oliver

CzTIGERさんにとって、今動き続ける理由は何ですか?

CzTIGER

人はいつか死ぬ。だから今、何ができるか

そこだと思います。

何が起きても、生きている限り、好きな音楽をしていたい。本当に歌いたいことを歌う。本当に後世に伝えたいことを歌う。意味のあることを歌う。

それが、自分のやるべきことだと思っています。

後編の終わりに──『FOR WHATEVER』が日本に返すもの

CzTIGERが語ったZone 3は、単なる地名ではなかった。そこには、紹介、信頼、安全、沈黙、責任、そして家族という言葉が含まれている。誰と動くのか。何を出さないのか。どの言葉を、誰の許可で使うのか。どの文化に、どれだけ敬意を払うのか。

彼は軽く真似しているのではない。

むしろ、軽く真似することを誰よりも嫌っているだと感じた。だからこそ現地の人々は彼を家に招き、食事を振る舞い、T.I.のいる場へ繋ぎ、そして“Bro”ではなく“Family”と呼ぶ。

その積み上げが、2ndアルバム『FOR WHATEVER』に結晶する。

海外で築いた信頼を、彼は数字や流行ではなく、AKLO、B.D.、紅桜、13ELL、EMI MARIA、eyden、Illnana、Jin Dogg、KURO、LUNV LOYAL、MEGA-G、rirugiliyangugili、TAK-Zという「リスペクトする日本の名前」で返そうとしている。この客演陣の並びそのものが、彼の言う“REAL”の証明だ。

海外だけで売れることを、彼は良しとしない。Zone 3で覚えた筋の通し方を、そのまま日本へ持ち帰る。『FOR WHATEVER』は単なる日本盤ではなく、海外で得た信頼と、日本へ還したいものが一枚に接続した作品である。

そしてその根にあるのは、事故で相方を失い、痛みのなかで音楽の聴こえ方が変わったという、ひとりの人間の物語だ。だから彼の“REAL”は軽くない。だから最後に残るのは、彼のこの言葉になる。

人はいつか死ぬ。だから今、何ができるか。

その答えを、CzTIGERは『FOR WHATEVER』という一枚に刻んだ。リリースは7月15日。誤解の奥にあった文脈ごと、この作品は確かめられるべきだ。

リリース情報

CzTIGER 2nd ALBUM『FOR WHATEVER』

  • リリース日 2026年7月15日
  • 参加アーティスト AKLO、B.D.、紅桜、13ELL、EMI MARIA、eyden、Illnana、Jin Dogg、KURO、LUNV LOYAL、MEGA-G、rirugiliyangugili、TAK-Z
  • 配信/TuneCore ※7月15日リリース。配信・プリセーブURLが発行され次第、ここに挿入してください

CzTIGER 公式リンク

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