ヒップホップニュース

Kamui新番組『HYPE THE HOPE』5月29日始動!ABEMAは”ラップスタア誕生”の次に何を始めたのか

2026年5月29日、ABEMAで新番組『Kamui's HYPE THE HOPE』が始動する。Kamui、ピーナッツくん、ポーザー白石の3人がHIPHOPシーンの最新MVを実況リアクション形式で語り尽くす番組だ。Kamuiが番組内で語った「ラップスタア越え」発言は、本番組の輪郭を最も正確に示している。発掘のための舞台から、言説のための舞台へ——ABEMAのHIPHOP番組編成は、本番組をもって次の段階へ踏み出した。本誌は番組始動の射程をABEMA編成史の中で読み解く。

Drake(ドレイク)は本当に勝ったのか『ICEMAN』Billboard史上初Top 3独占と”勝利の三分裂”

Drakeは『ICEMAN』『HABIBTI』『MAID OF HONOUR』でBillboard 200の1位・2位・3位を独占した。だが、商業的勝利はそのまま文化的勝利を意味するのか。Hot 100予測、Kendrick Lamar以後の物語、批評メディアの分裂、BET Awards、ホワイトハウスによる楽曲利用まで、HIPHOPCsはこの状態を“勝利の三分裂”として読み解く。

THE SUCCESSOR第二弾発表は何を変えた?─MaRI、3Li¥en、PUNPEE、Watsonが広げた日本語ラップ40年の歴史

2026年5月22日のTHE SUCCESSOR第二弾発表は、単なる追加出演者の発表ではない。PUNPEE・Watson・MaRI・3Li¥enの4組、MC/DJ/ブレイキン/グラフィティを横断する四大要素ショーケース、近田春夫・いとうせいこうら11名のプレゼンター陣によって、本公演は「ラップを聴く場」から「ヒップホップ文化全体を執行する継承式」へと実体化した。それでも残る空白を、HIPHOPCsが構造的に読み解く。

AIで亡くなったラッパーを蘇らせるのは追悼か。Rich Homie QuanのAI MVが投げかけたこと

Rich Homie Quanの死後リリース曲「Still Dead」にAI生成MVが使われ、海外で議論を呼んでいます。亡くなったラッパーの姿をAIで再現することは追悼なのか、それとも本人の不在を利用した演出なのか。ヒップホップにおける死後の肖像、同意、リアルの境界を考えます。

今週のヒップホップニュースまとめ:2026年5月第3週|Drake『ICEMAN』とWiz Khalifa指名手配、数字・国家・賞の3軸で読む一週間

Drake『ICEMAN』は商業的に勝ったが、批評・政治利用・賞の領域では主導権を握れなかった。同じ週、Wiz Khalifaはルーマニアの指名手配リストに掲載され、BET Awards 2026とMAJ 2026のノミネーションも確定。2026年5月第3週のヒップホップを、数字・国家・賞の3軸で整理する。

ヒップホップを文化人類学視点で見ると、世界の見え方が変わる!

Latto(ラトー)がInstagramに投稿したドキュメンタリー風リールで第1子出産を事実上認め、長年噂されてきた21 Savageが父親であることも明らかになった。5週時点での妊娠発覚は東京——2025年10月のForceフェス来日タイミングと推定される。5/29リリースの『Big Mama』は本人いわく「最後のアルバム」。タイトルが妊娠より先に決まっていたという三層構造、Sei による現場ベース速報、HIPHOPCs 編集部の独自視点まで、東京で胎動した“Big Mama”の物語を全方位で読み解く。

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[速報]カニエ・ウェストの奇行の原因か、マイケルジャクソンの死因となったドラッグに月5万ドル、歯科医との裏契約を暴露

カニエ・ウェスト、元歯科医を提訴。人生を変えた深刻な被害と主張 人気ラッパーであり実業家のカニエ・ウェスト(Ye)が、元主治医である歯科医トーマス・コネリーに対し、「悪意と医療過誤によって人生を一変させられた」として法的措置を取る意向を表明した。 ここのところカニエの記事ばかりであるが直近の奇行の数々が歯科医から処方されたプロポフォールが原因ではないかという線が浮上しているようだ。 プロポフォール(Propofol)は、主に手術や内視鏡検査などの際に使用される全身麻酔薬の一種である。作用が非常に速く、投与後すぐに意識を失う特性を持つことから、医療現場では短時間の鎮静に重宝されているそうだ。 しかし、高い依存性と危険性を併せ持っており、厳格な医師の管理下でのみ使用が許される。医療現場以外での使用は法律で厳しく制限されており、乱用や違法投与は重大な健康被害や死亡事故を招くリスクがあるとのこと。 プロポフォールは2009年に死亡したマイケル・ジャクソンの死因となった薬物としても知られており、世界的に「安全と危険が紙一重の薬剤」として警戒されている。 この訴えは、ウェストの元側近であり現在Yeezyスタッフのマイロ・ヤノポロスが以前主張していた「コネリー(歯科医)がウェストに笑気ガス中毒を引き起こした」とする告発とも一致。 これは以前紹介された記事のNitrousの事である。 https://hiphopnewscs.jp/2024/11/01/リル・ウジ・ヴァート、新曲でnitrous中毒に陥った事/ カニエと妻のビアンカ・センソリは、正式な通知書をコネリーに送付し、医療過誤と非倫理的な行為についての詳細な証拠を提示。通知書には以下のように記されている。 「当該期間中、あなたは医療の正当性を著しく逸脱する危険かつ不適切な行為を繰り返した。これらは単発の事件ではなく、2024年から2025年にかけての継続的なパターンであった。ビアンカ・センソリも多くの場面を目撃しており、自宅で行われたケースも存在する。」 ガスの自己使用を勧め、神経障害を悪化させたと主張 ウェスト側は、コネリーが笑気ガスの使用を本人に任せ、その後も供給を続けたと指摘。これにより神経系の不調を引き起こしたと訴えている。 さらに、ウェストの弁護団は、コネリーからの謝罪メッセージも保有していると主張。彼が「個人的歯科医」として契約していた期間、月額5万ドル(約760万円)を支払っていたことも明らかにされた。 プロポフォールの違法使用も指摘 コネリーが医療現場以外で全身麻酔薬「プロポフォール」をウェストに投与していたとする疑惑も浮上。 通知書によればこう 「この投与により、ウェストは深刻な精神的・身体的苦痛を被り、緊急の医療対応が必要となった。さらに、意識が朦朧として判断力が低下していた状況で、本人の明確な同意なく再び同様の薬剤が使用された可能性もある。」 歯科医コネリーは沈黙 現在のところ、コネリー側はこの通知への正式な返答を行っていない。しかし、ヤノポロスによる告発が初めて報じられた際には、すべての非難を強く否定していた。 ウェスト側は今後、正式な訴訟手続きに進むと見られ、医療界にも波紋が広がることとなりそうだ。 https://hiphopnewscs.jp/2025/04/23/カニエが暴走投稿、元嫁キムは人身売買に関/ 音楽業界のダークサイド,...

Jay-ZはDrakeをディスしたのか——”wrong chart champ”が突きつけたチャート時代の勝利条件

Drakeが『ICEMAN』でJay-Zの記録を抜いた直後、HovはRoots Picnicのアカペラで"wrong chart champ"と返した。米メディアは「痛烈なディス」と報じたが、起きたのは勝負の物差しそのものの書き換えだ。共演から決別、そして"見上げる/見上げない"の世代差まで読み解く。

ヒップホップは、裁かれながら殿堂に入る──2026年後半「法廷と殿堂」の年表

2026年後半、ヒップホップは「法廷」と「殿堂」に同じ季節に立つ。Tupac没後30年、Keefe D・Lil Durk・Takeoffの公判、そしてWu-Tang Clanのロックの殿堂入り。個別の速報ではなく、同じ年に並ぶことの意味を、HIPHOPCsが一本の年表として記録する。

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