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日英両刀剣士MIYACHI、NASのMass Appeal Recordsから新アルバムリリース:日本のヒップホップ界に一石を投じる

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Via @nas/@MIYACHI

日英語を自在に操り、本場NY仕込みの華麗なリリックスと抜群なフロウセンスで、日本のヒップホップ界に彗星の如く現れた二刀流ラッパーMIYACHI。2019年リリース『Wakarimasen』がバズり、その後も数々のアーティスト達とコラボして、日本での地位を確固たるものにした。その彼が、あのNAS(ナズ)率いる今が旬のレーベル、Mass Appeal Recordsから新アルバムを電撃リリースして、日本のファンを驚かせた。

いや、正確には電撃リリースでは無く、彼と彼のマーケティングチームはきちんと布石を打っていた。今月上旬10月4日に、AK69氏と共に『DO ME』を発表していたのだ。そして、NYでリアルを見て育ったMIYACHIの観察眼。今回の両刀使いリリカル剣士の言葉の切れ味は、今まで以上にとても鋭く研ぎ澄まされており、取扱いに注意が必要だ。

『SALARYMAN STRIKES BACK(サラリーマンの逆襲)』と題された同アルバムは「ねえ、ハードなラップって、日本だったらギャングスタじゃないと駄目なの?でも…ギャングって(大爆笑)」から始まり、日本のギャングスタワナビー達(ワナビー:なりたがり屋)の在り方に疑問符を投じた問題作『HERO』。上記の重低音が魂に響き、MIYACHIの安定のフロウとAK氏の貫禄ある落ち着いたラップがノリ良く絡まっている『DO ME』。(歌詞には触れないが)MIYACHIの歌声が優しくて上手い『UFO』。MIYACHIのいたずらっ子な面がきらりと光る、遊び心溢れた『NANDEYANEN』と『OHAYO』は、このラッパーの容赦ない風刺とセンスが遺憾なく発揮されている。彼の言葉選びに、無駄は無い。

ちなみに、自身のYoutube番組『KONBINI CONFESSIONS』のサラリーマンキャラを全面的に押し出した『サラリーマンの逆襲』という本アルバムのタイトルの通り「サラリーマンみやち」とは、本音と建て前を上手く使い分けて日本社会を生き延びているMIYACHI自身のアルターエゴ(もう1つの自我)と筆者は捉えた。NYのリアルを知っているラッパーMIYACHIと、日本のサラリーマン(風)みやちの使い分けと対比が、面白い。

Mass Appeal Recordsからといえば、今『Legend Has It…』シリーズで全世界を沸かせているが、やはり注目は何といってもこの米国大手レーベルから日本語メインのラップをリリースしたという快挙だろう。ただ、英語で本リリースのニュースが無い所を見ると、彼らは市場ターゲットを日本のみに絞ったのだろうか。あと、もう一つ特筆すべきは、MIYACHIの天性の素晴らしい音感。このどのビートにも馴染むカメレオンのように自在のフロウは、音楽に囲まれて育ったか、もしくは絶対的な音感があるかのどちらかのような気がする。

今後は米国メインで活動するのか?まだまだ日本をベースとして活躍していくのか。MIYACHIの動向に注目する。

https://www.youtube.com/@KONBINICONFESSIONS

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