デヴァント・スウィングは、90年代の人気R&BグループJodeciの中心的メンバーであり、グループの代表曲を手がけた作曲家・プロデューサーである。また、Uptown Recordsでハウスプロデューサーとしても活躍し、Bad Boyを設立する前のディディとも深い関わりを持っていた。ディディは、ジョデシィの荒々しく反抗的なイメージを打ち出すうえで重要な役割を果たしていたが、彼との関係が今、法的問題に発展し、デヴァント・スウィングに新たな困難をもたらしている。
ディディとアーロン・ホールに続き、デヴァント・スウィングが共同被告に
2023年11月、リザ・ガードナーという女性がディディとアーロン・ホールに対して提訴を行った。この訴訟では、ガードナーが1990年に未成年(16歳)であった際、ホールの自宅で2人に性的暴行を受けたと主張している。彼女は当時、アルコールを与えられ、利用されたと述べている。そして、2024年になり、この事件に新たな展開が起こった。ガードナーは、当時現場にいたとしてデヴァント・スウィングを新たに訴訟に加えたのである。
ガードナーの主張によれば、スウィングは暴行が行われた部屋に居合わせており、ディディやホールの行動を見ていながらも、それを阻止しようとしなかったという。さらに、スウィングがガードナーをホールの自宅に連れてきた張本人であり、当時ガードナーが未成年であることを知っていたとされる。この修正された訴状は「Rolling Stone」によって報じられており、そこにはスウィングの関与が詳細に述べられている。
ガードナーが訴えるデヴァント・スウィングの役割
訴訟の中で、ガードナーはデヴァント・スウィングを「共同保護者」と位置づけている。当時21歳であったスウィングは、ガードナーの保護者的な立場にあり、彼女を守る義務があったにもかかわらず、それを果たさなかったとされる。さらには、スウィングが未成年の彼女にアルコールやマリファナを提供し、ディディに売春させる役割を果たしたとも非難している。
このような深刻な告発にもかかわらず、デヴァント・スウィングはまだ公式な声明を出していない。彼は現在、ジョデシィとしてのヨーロッパツアー中であり、この問題についてのコメントが待たれている状況だ。
結論
今回の訴訟は、90年代のR&B界の象徴的な人物たちを巻き込んだ重大な法的問題へと発展している。リザ・ガードナーの訴えにより、当時の音楽業界におけるパワーバランスや、アーティストたちの責任が再び問い直されることになるだろう。今後の展開に注目が集まる。
