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石ころからダイヤ (feat. Benjazzy) – Remix

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石ころからダイヤ (feat. Benjazzy) – Remix
読了時間: 約2分

MIKADO『石ころからダイヤ (feat. Benjazzy) [Remix]』は、オリジナル版の持つエネルギーをさらに研ぎ澄ませ、新たな輝きを放つ一曲である。タイトルが示す通り、何もないところから価値あるものを生み出すというストリート発のマインドセットが全編を貫いており、日本のヒップホップシーンにおけるハングリー精神を体現した楽曲と捉えられる。リミックスとして再構築されたビートは、オリジナルとは異なるアプローチが施されているように聞こえ、聴き手に新鮮な印象を与える。

ビートの質感は重厚かつ洗練されており、低音域のベースラインが楽曲全体を力強く支えている。トラップ以降の現代的なサウンドメイキングを感じさせつつも、どこかニューヨークのブーンバップを彷彿とさせるような硬質なドラムパターンが印象的だ。MIKADOのラップは、タイトなビートに対して緩急自在のフロウで乗りこなしており、言葉の一つひとつに説得力がある。客演のBenjazzyもまた独自のスタイルで楽曲にアクセントを加え、両者のケミストリーが化学反応を起こしているように感じられる。

リリックは、逆境からの成り上がりや自己証明といったテーマが軸になっていると推察される。「石ころからダイヤ」というフレーズ自体が、ラッパーとしての矜持や、ストリートで培った精神性を象徴しているのかもしれない。HIPHOPs編集部の視点として、この楽曲はただのリミックスにとどまらず、アーティストの成長や進化を刻んだ重要なピースであると感じさせる。

深夜のドライブや、自分を奮い立たせたい朝のワークアウトなど、気合を入れたいシーンで聴きたくなる一曲である。日本語ラップの醍醐味である言葉遊びとメッセージ性を両立させながら、グローバルなヒップホップのトレンドともリンクしたサウンドは、国内外のリスナーに響くポテンシャルを秘めている。


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HIPHOP Cs編集部
HIPHOPCs(ヒップホップシーエス)編集部は、海外/日本のヒップホップ専門のニュースチームです。速報だけでなく、データと一次情報をもとに動向を整理する「Intelligence Unit」として、週間ニュース総まとめ、チャートやトレンド分析、背景解説を定期配信しています。さらに、アーティスト/関係者への独占インタビューなど一次取材も実施。参照先は主に海外一次ソース(例:Spotify 等)で、誤情報は追記・訂正し透明性を重視して運営しています。