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2026年3月第1週:今週のヒップホップニュース|Drake『ICEMAN』延期とハッカー恐喝、ピラフ星人武道館でメジャーデビュー、MIYACHIが問うヒップホップ愛

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2026年3月第1週:今週のヒップホップニュース|Drake『ICEMAN』延期とハッカー恐喝、ピラフ星人武道館でメジャーデビュー、MIYACHIが問うヒップホップ愛
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文責: Rei Kamiya 対象期間: 2026年2月27日(木)〜 2026年3月6日(金) 最終更新: 2026年3月6日


今週は、USと日本で対照的な1週間だった。

USでは、Drakeの新作『ICEMAN』がハッカーによるリーク被害で事実上の延期に追い込まれたとみられる。DJ Akademiksが配信で未発表スニペットを流したことが引き金となり、ハッカーたちがそれを公式GOサインと解釈して楽曲を次々とリーク。Drakeが慎重に積み上げてきたリリースプランは崩れた格好だ。世界最大のヒップホップフェスブランドRolling Loudも、オーストラリア公演をプロモーターとの金銭トラブルで直前キャンセルした。

一方、日本では3つのストーリーが折り重なった。

ピラフ星人が男性ヒップホップアーティストとして史上最年少の武道館ワンマンを成功させ、ソニー・ミュージックからのメジャーデビューを発表した。その直後、NY育ちのMIYACHIが「日本のラッパーの多くはヒップホップを愛していない」と問いを投げた。そして、その問いへの「別の答え」が、思わぬところから届いた。

ガーナ出身、福生在住22歳のラッパーC6ix。警察の取り違えで拘置所に43日間入れられた経験をカタコトの日本語でそのままラップした「Okazaki8」は300万回再生を超え、今週公開のインタビューで彼は初めてその真実を語った。

MIYACHIが問いを立て、C6ixが生き様でそれに応じた週——今週の日本語ラップはそういう1週間だった。


今週のヘッドライン

  • 👑 Drake『ICEMAN』延期 ── Akademiksのスニペット流出がハッカーを刺激、リリースプランが大きく乱れる
  • 🏟️ ピラフ星人、武道館でメジャーデビュー ── 史上最年少記録、アニメタイアップも発表
  • 🗣️ MIYACHI「ヒップホップを愛していない」 ── シーン全体への問いが賛否両論
  • 🇬🇭 C6ix「Okazaki8」の真実 ── 43日間の拘置所体験、日本語を選んだ理由、ワンマンへの覚悟
  • Rolling Loud豪州、直前キャンセル ── プロモーターとの金銭トラブル、2年連続
  • 🤝 Cardi B & Megan Thee Stallion 共演 ── 「WAP」「Bongos」をヒューストンで披露
  • 🔟 Kendrick Lamar『untitled unmastered.』10周年 ── デモ集が今なお放つ異彩
  • 🎤 怨念JAP引退ノ陣 ── 切り抜き時代のMCバトルが問うもの(※開催2/21、今週の余波として収録)
  • 💿 Yeat、ホログラムカバーのダブルアルバム発表 ── 『ADL』でフィジカル表現の新境地
  • 📈 A$AP Rocky & Baby Keemがチャートを席巻 ── Billboard 200でそれぞれ1位・4位
  • 🏟️ NEUTRAL ARENA 2026 第2弾 ── 東北初のヒップホップアリーナフェスにPUNPEE、Kohjiya追加

確度凡例

記号意味判定基準
一次情報公式発表・チャート原典・本人の公式声明
複数主要メディアが確認した報道ただし内容がインサイダー情報の場合は△
本人SNS・インサイダー情報(未公式)Instagram、X投稿、匿名ソース
コミュニティ反応・予測Reddit、YouTubeコメント

注記: 確度は「媒体の格」ではなく「情報の起点」で判定しています。Billboardのチャートデータは◎ですが、同媒体掲載のインサイダー証言は△扱いです。


〖0〗今週の地図

#トピックカテゴリ確度
1Drake『ICEMAN』ハッカー問題&延期★★★★★US / リリース
2ピラフ星人 武道館&メジャーデビュー★★★★★JP / ライブ
3MIYACHI「ヒップホップ愛」論争★★★★☆JP / カルチャー
4C6ix「Okazaki8」インタビュー&ツアー★★★★☆JP / カルチャー
5Rolling Loud Australia 中止★★★★☆GLOBAL / フェス
6Cardi B × Megan Thee Stallion 共演★★★★☆US / ライブ
7Kendrick『untitled unmastered.』10周年★★★☆☆US / カルチャー
8A$AP Rocky『Don’t Be Dumb』1位★★★★☆US / チャート
9Baby Keem『Ca$ino』4位★★★☆☆US / チャート
10怨念JAP引退ノ陣(余波収録)★★★☆☆JP / バトル
11Yeat『ADL』ダブルアルバム発表★★★☆☆US / リリース
12NEUTRAL ARENA 2026 第2弾★★★☆☆JP / フェス
13Dogs(千葉雄喜)再始動★★★☆☆JP / リリース
14Young Thug『DBC』発表★★☆☆☆US / リリース
15Lil Durk 裁判延期★★☆☆☆US / 法律

〖1〗Top Stories


Story 1: Akademiksのスニペット流出がハッカーを呼び込んだ──Drake『ICEMAN』延期の構図

確度: ○(複数主要メディア報道)/ 3月6日リリース説は △(インサイダー情報)

今週最大のUS発ニュースは、Drakeの新作『ICEMAN』が今週も出なかったことだ。ただし、単純な制作遅延ではない。複数メディアの報道を整理すると、経緯はこうとみられている。

DJ Akademiksが配信中にICEMANの未発表スニペットを流した。これを受けたハッカー集団が、Drakeがリリースを承認したと解釈し、手元にある未発表曲を次々とリークし始めた。事態を把握したAkademiksはその後「今後はICEMANのスニペットを配信では流さない」と表明している [1]。

複数メディアはこの件を「恐喝(extortion)」という言葉で報じているが、Drakeへの直接的な金銭要求の詳細は現時点で未確認だ。Drake自身は3月3日に「What I Was Doing When You Thought I Was Crying」とキャプションをつけた意味深なInstagramコラージュを投稿し、Kendrickとのビーフ後の逆境の中での姿勢を示唆した [2]。

なお「3月6日リリース説」はインサイダーアカウント発の情報であり、実現しなかった。リークされた楽曲にA$AP Rockyへのディスが含まれているとの報道もあり、情報戦がビーフをさらに複雑にしている。

トップアーティストの未発表音源が、サードパーティによってリリース計画ごと揺さぶられるというこの構図は、音楽業界のセキュリティ問題として広く射程を持つ。


🇯🇵 今週の日本語ラップ、この3本で読む


Story 2: ピラフ星人、武道館で夢を掴む──史上最年少記録とメジャーデビューの現実

確度: ◎(公式サイト・複数主要メディア報道)

3月5日、ピラフ星人が日本武道館ワンマン「卒業式 at 武道館」を開催した。男性ヒップホップアーティストとして史上最年少での武道館ソロ公演という記録だ [3]。公演前には本人から「チケットの売れ行きが芳しくない」という発言もあり、開催を危ぶむ声もあったが、当日は多くのファンが詰めかけた。

武道館のステージから彼が発表したのは、ソニー・ミュージックレーベルズからのメジャーデビュー。4月19日リリースのデビュー曲「Shalala」がTVアニメ「夜桜さんちの大作戦」第2期のエンディングテーマに抜擢されたことも同時に明かされた [4]。

武道館、メジャーレーベル、アニメタイアップ。J-POPの文脈で言えば「完全に売れたアーティストのルート」を、ヒップホップアーティストが辿った。これは素直に快挙だ。


Story 3: MIYACHI「お前らはヒップホップを愛していない」──問いの重さと射程

確度: △(本人SNS発信、複数メディア後追い)

3月3日、MIYACHIがXに投稿した「ラッパーの多くは本当はヒップホップを愛していない!」という一文が拡散した [5]。「正論すぎる」という共感が殺到した一方で、「愛の定義は誰が決めるのか」という反論も出た。

MIYACHIはNY育ちで、Joey Bada$$らと同時代の空気を吸ってきたラッパーだ。「HERO」「ALLERGY」など過去の楽曲でも、日本のシーンにおけるリアルの空洞化やカルチャーの歴史的背景への無関心を繰り返し指摘してきた。彼にとってヒップホップは輸入した文化ではなく日常だったからこそ、この言葉は単なる批判論より重みを持つ。

発言のタイミングがピラフ星人の武道館達成の直後であったことは、シーン全体に対して問いを鮮明にした。MIYACHIの問い自体は特定の個人ではなくシーン全体への問題提起であり、個人攻撃として読むのは筋違いだろう。

では、この問いへの答えはどこにあるのか。

  • Source: HIPHOPCs [5], MIYACHI Xアカウント (@kingmiyachi)

Story 4: C6ix「Okazaki8」の真実──43日間の拘置所と、日本語を選んだ理由

確度: ○(本人インタビュー動画・複数メディア報道)

「岡崎8番さゆください」。そのフレーズをカタコトの日本語で歌うラッパーの名前を、今週より多くの人が知った。

C6ix(シーシックス)、本名アダムス・シェリフ、22歳。ガーナのアクラで生まれ、2018年に14〜15歳で父親を頼って来日した。日本語はゼロからのスタートで、マクドナルドで4年間バイトをしながら言葉を覚えた [17]。

今週公開されたインタビューで、C6ixは「Okazaki8」の背景を初めて詳しく語った。「岡崎8番」とは、拘置所での呼称番号と収容場所のことだ。警察の取り違えにより、43日間拘置所に入れられた。歌詞に散らばった「朝はケンジ、昼またケンジ」「豚なしで」「せっけんのキンシ」——あれはすべて、実際の拘置所生活の記録だった。拘置所の中では、社会的地位も人種も関係なく全員が同じ扱いを受ける。それが「大きな人生の勉強になった」と彼は振り返る [17]。

なぜ日本語でラップするのか。最初はアフロビートをやっていたが、日本でインパクトを出すには日本語を混ぜるしかないと考えた。英語のニュアンスに近い日本語を探して選ぶ作業が楽しいという。歌詞を書くことが、日本語の勉強にもなっている [17]。

11月にBIMとの「Takusan Eye Clear II」、12月にはPUNPEE & BIMの「MUSEIGEN」に参加。2月25日には「Kyukyusha feat. Jinmenusagi」をリリースし、3月7日の大阪公演を皮切りに自身初の全国ワンマンツアーを迎える [18][19]。ワンマンについては「アカペラで観客と一緒に歌うような、エネルギー溢れるライブにしたい」と語った。将来は日本語ラップを続けながら、アフリカ系の音楽も海外に発信していきたいとも [17]。

「Okazaki8」が300万回再生を超えたのは、単なるバイラルの話ではない。ガーナから来た22歳が、自分の身に実際に起きたことをそのまま日本語で歌った。それが届いた。


🌍 US / GLOBAL


Story 5: Rolling Loud Australia 2026、直前キャンセル──2年連続のトラブルが残すもの

確度: ○(主要業界メディア報道)

Rolling Loud Australia 2026のシドニー・メルボルン両公演が、直前でキャンセルされた。CelebrityAccessの報道によると、シンガポール拠点のプロモーター「Primuse Entertainment」との間に支払いをめぐる紛争が発生し、開催が不可能になったとされる [14]。ラインナップにはGunna、Ken Carson、Sexyy Red、Tygaらが予定されていた。

2024年に続く2年連続のトラブルだ。SNS上では「Rolling Loudは詐欺か」という声も出ている。フェスのグローバル展開は、現地プロモーターとの信頼関係なしには成立しない。チケット払い戻しの詳細は現時点で不明のままで、ブランドの信頼回復には時間がかかるとみられる。

  • Source: CelebrityAccess [14]

Story 6: ヒューストンの夜、Cardi BとMeganが「WAP」と「Bongos」を披露

確度: ○(Billboard、複数主要メディア報道)

3月4日、Cardi Bの「Little Miss Drama Tour」ヒューストン公演(Toyota Center)にMegan Thee Stallionがサプライズ登場した [15]。2人は「WAP」に続き「Bongos」も共演し、2曲分のパフォーマンスでヒューストンを沸かせた。

2人の関係は、MeganとCardiの夫Offsetの親友であるPardison Fontaineとの関係をめぐって、一時的に距離感が生じていたと報じられていた。公演後、Cardiが「Pardiのことも愛してる、中立」と発言しており、今回の共演は不仲説の払拭でもある。Meganはステージ後にSNSへ2人の自撮りを投稿し、Cardiは「愛してる」と返した。

2024年にはCardiがMeganのツアーにサプライズ参加しており、今回はその逆。Meganのホームタウンでの共演という構図が、さらに電圧を上げた。

  • Source: Billboard [15], Rolling Out

Story 7〜10(Kendrick 10周年 / A$AP Rocky 1位 / Baby Keem 4位 / 怨念JAP引退ノ陣)は〖3〗Bullet Newsにて収録。


〖1.5〗編集部の視点

今週の日本パートを並べると、3つのストーリーが一本の線でつながっている。

ピラフ星人が武道館を成功させた。メジャーデビュー、アニメタイアップ、最年少記録——すべてが揃った。翌日、MIYACHIが「ラッパーの多くはヒップホップを愛していない」と言った。そして今週、C6ixがインタビューで「Okazaki8」の真実を語った。

MIYACHIの問いに対して、シーンは論争を続けている。「愛とは何か」「誰が定義するのか」。問いを立てること自体は正しい。でも、C6ixの「Okazaki8」はそういう議論の外側にある。ガーナから来て、マクドナルドで4年バイトして日本語を覚え、取り違えで入れられた拘置所の番号をそのまま曲名にした。愛しているかどうかを証明する必要が、そもそもない。

どちらが正解という話ではない。ただ、MIYACHIが問いを立て、C6ixが生き様で答えているという今週の構図は、日本語ラップシーンが今どういう段階にあるかを一枚の絵にしている。

商業化が進む中で、問いを立てる声がある。その問いに言葉ではなく曲で答える人間がいる。シーンが生きている証拠だ。


📚 今週の記事と一緒に読むと面白いやつ


〖2〗HSI TOP10: HipHop Scene Index

算出方法: ATT(話題性)40% + MKT(市場影響)30% + CULT(文化的重み)30%。各10点満点。HSI = (ATT×4 + MKT×3 + CULT×3) ÷ 10 × 100。最大100。

RankTopicHSIATTMKTCULTWoWNote
1Drake『ICEMAN』ハッカー問題&延期94.01099初回シーンの王者が外部要因でリリース停止
2ピラフ星人 武道館&メジャーデビュー91.59108.5初回日本ヒップホップ興行史上の達成
3MIYACHI「ヒップホップ愛」論争89.0989.5初回日本語ラップの根幹を問う文化議論
4C6ix「Okazaki8」真実&初ワンマン87.0889.5初回MIYACHIの問いへの生き様による回答
5Rolling Loud Australia 中止86.0997.5初回世界最大フェスの信頼失墜
6Cardi B & Megan Thee Stallion 共演85.0988.5初回女性ラップのトップ2がホームタウンで再共演
7A$AP Rocky『Don’t Be Dumb』1位83.0898初回8年ぶりアルバムが首位獲得
8Kendrick『untitled unmastered.』10周年82.0789.5初回時代を超える作品の再評価
9Baby Keem『Ca$ino』初週4位79.0788.5初回次世代筆頭格がキャリアハイ
10怨念JAP引退ノ陣(今週余波)77.0878初回MCバトルの世代交代と切り抜き時代

WoW(前週比) は来週号から表示開始。継続運用により月次推移・年間ランキングへと発展予定。

次点: NEUTRAL ARENA 2026 第2弾 (74.0) / Dogs再始動 (73.0) / Young Thug『DBC』発表 (71.5) / Lil Durk裁判延期 (68.0)


〖3〗Bullet News: 今週のダイジェスト

JAPAN

怨念JAP引退ノ陣(2/21開催・今週余波): 渋谷WOMB、前売即完売。全24MC参加、ABEMA独占生中継。TERUが優勝。今週は切り抜き動画が集中拡散し、「瞬間が流通する構造」が改めて浮き彫りになった。凱旋MC BATTLE KING OF KINGS 2026は5/23渋谷WOMBで開催予定 [6]。📎 天才R-指定が映す”切り抜き時代”のMCバトル

NEUTRAL ARENA 2026 第2弾発表 (3/5): 7月4日にゼビオアリーナ仙台で開催。PUNPEEとKohjiyaの出演が決定。第1弾のTohji、Elle Teresaに続く強力なラインナップ [7]。

C6ix「Kyukyusha feat. Jinmenusagi」リリース (2/25): 「Okazaki8」に続く新曲。3月からの全国ワンマンツアー(大阪・名古屋・札幌・東京)に向けての布石 [18][19]。

Dogs(千葉雄喜)再始動 (2/28): 謎の活動休止を経て、千葉雄喜(旧KOHH)率いるDogsが活動を再開 [8]。

US / GLOBAL

Kendrick Lamar『untitled unmastered.』10周年 (3/4): 2016年3月4日リリースのデモ集が10周年を迎えた。『To Pimp a Butterfly』セッション由来の8曲はタイトルも曲名も持たないまま世に出たが、10年後の今もリスナーに語り継がれている [16]。

A$AP Rocky『Don’t Be Dumb』Billboard 200で1位: 初週123,000ユニット。前作『Testing』(2018年)から約8年ぶり、自身3作目の全米1位。8年間の話題提供が期待値として蓄積された格好だ [9]。

Baby Keem『Ca$ino』初週72,000ユニットで4位: キャリアハイ。Top R&B/Hip-Hop Albumsチャートで初の1位も獲得。前作からの上昇角が際立つ [10]。

Yeat、3/27にダブルアルバム『ADL』リリース発表: ラッパー初のホログラフィック・ダブルカバー仕様。Disc 1「A Dangerous Lyfe」/ Disc 2「A Dangerous Love」 [11]。

Young Thug、新アルバム『DBC (Days Before Coachella)』発表: SNSでタイトルを公開。リリース日は未定 [12]。

Lil Durkの裁判が8月25日に延期: 当初3月に予定されていた裁判が大幅に延期 [13]。


〖4〗観測ノート(未確定情報)

  • Drake × A$AP Rocky ビーフの次の展開: リークされた楽曲にRockyへのディスが含まれているとの情報あり。Rockyが「DrakeがJ. Coleを裏切った」と発言したとの報道もあるが、一次ソースは未確認。(確度:▽)
  • Playboi Carti新作の動向: 『I AM MUSIC』のデラックス版、もしくは完全新作の噂が継続中。具体的なリリース日は不明。(確度:▽)
  • Kendrick Lamar × Shia LaBeouf Channel 5インタビュー: 「トランプかカマラか」という質問にKendrickが「そんなこと気にすると思うか?」と返答したとされる映像がSNSで拡散中。(確度:△)

〖5〗来週の注目ポイント

Drakeの次の一手: 『ICEMAN』のリリースはどうなるか。ハッカー問題を受けてDrakeが法的・音楽的にどう動くかに注目。サプライズドロップの可能性も消えていない。

C6ix初ワンマンツアー開幕(3/7大阪): 「Okazaki8」のバイラルヒットを受けての初ツアー。ライブでの実力と動員がそのままネクストステップを決める。

ピラフ星人「Shalala」の先行反響: アニメタイアップという強力なバックアップを得たデビュー曲が、ヒップホップファン以外にどこまでリーチするか。

MIYACHI論争の行方: 他のラッパーたちがどう反応するか。C6ixのインタビューが議論にどう作用するかも含めて注視したい。

Yeat『ADL』のプロモーション展開: ホログラムカバーという前例のないフィジカル戦略が、実際のセールスにどう影響するか。


〖6〗編集部の結論

Drakeはハッカーにリリースプランをかき乱され、Rolling Loudは金銭トラブルで公演を吹き飛ばした。

日本では、ピラフ星人が武道館を埋め、MIYACHIが問いを立て、C6ixが曲で答えた。Cardi BとMeganはステージで抱き合い、Kendrickは10年前のデモ集で今なお語られている。

問いを立てる声があり、曲で答える人間がいる。来週も追い続ける。


FAQ

Q: Drake『ICEMAN』はいつリリースされるのか? A: 現時点では不明。「3月6日説」はインサイダー情報で実現しなかった。ハッカー問題への対応と並行してリリース日が再設定されるとみられるが、確度の高い情報はない。サプライズドロップの可能性は否定できない。

Q: MIYACHIの発言は誰に向けられたものか? A: 特定の個人ではなく、日本語ラップシーン全体への問題提起と解釈するのが自然だ。過去の楽曲の文脈からも、カルチャー全体への言及として読める。

Q: Rolling Loud Australiaの中止はフェスブランドにどう影響するか? A: 2024年に続く2年連続のキャンセルで、ブランドへのダメージは蓄積している。現地プロモーターとの契約管理や資金管理の問題が繰り返されており、今後のアジア太平洋地域への展開に慎重論が出るとみられる。チケット払い戻しの対応が遅れれば、SNS上の批判はさらに拡大する可能性がある。


📚 あわせて読む


📚 References

#タイトルソース日付確度
1“Drake Allegedly Extorted By Hackers As ‘ICEMAN’ Leaks Continue To Plague Rollout”HotNewHipHop2026-03-06
2Drake Instagram post / “‘Insiders’ Claim Drake’s ‘ICEMAN’ Has Officially Been Delayed”Complex / HotNewHipHop2026-03-03〜06△(インサイダー情報)
3“ピラフ星人、メジャーデビュー決定”音楽ナタリー2026-03-05
4“ピラフ星人、日本武道館公演でメジャーデビュー発表”THE FIRST TIMES2026-03-06
5“【速報】MIYACHI砲「ラッパーの多くはヒップホップを愛していない」”HIPHOPCs2026-03-03△(本人SNS起点)
6“天才R-指定が映す”切り抜き時代”のMCバトル”HIPHOPCs2026-03-02◎(イベント公式確認済)
7“仙台ヒップホップフェス『NEUTRAL ARENA 2026』第2弾発表”Spincoaster2026-03-05
8“Dogs, led by Yuki Chiba, resumes activities”Hypebeast JP2026-02-28
9“A$AP Rocky’s ‘Don’t Be Dumb’ Debuts at No. 1 on Billboard 200”Billboard(チャートデータ)2026-03-03
10“Baby Keem’s ‘Ca$ino’ Is His First No. 1 on Top R&B/Hip-Hop Albums”Billboard(チャートデータ)2026-03-05
11“Yeat announces double album ‘ADL’ out on March 27th”Instagram / Reddit2026-03-01
12“Young Thug announces new album title: DBC”Instagram2026-03-03
13“Live Nation DOJ Trial, Lil Durk Delay & More Top Music Law News”Billboard2026-03-05
14“Rolling Loud Australia Cancelled Following Promoter Dispute”CelebrityAccess2026-03-04
15“Cardi B Houston Show Features ‘WAP’ Collab With Megan Thee Stallion”Billboard2026-03-05
16“Kendrick Lamar’s ‘Untitled Unmastered’ Quietly Grounded Hip-Hop For A Decade”HotNewHipHop2026-03-04
17“C6ix: interview「岡崎8番」の真実と、日本語ラップを選んだ理由”YouTube2026-03上旬(公開日要確認)○(本人一次発言)
18“ガーナ出身ラッパーC6ix、初ワンマンツアー開催”音楽ナタリー2026-02-11
19“C6ix、客演にジメサギ迎えた新曲『Kyukyusha』配信”Spincoaster2026-02-25

免責事項

本記事は、対象期間中に公開された報道・公式発表・SNS投稿・インタビュー動画を基に、HIPHOPCs編集部が独自に分析・構成したものである。HSI(HipHop Scene Index)は編集部独自の指標であり、客観的な市場データとは異なる。確度ラベル(◎○△▽)は「情報の起点」の信頼性を示すものであり、掲載媒体の格ではない。最新情報については各ソースの原文を参照されたい。


ソースマップ

確度ソース
◎ 一次情報音楽ナタリー [3][18], THE FIRST TIMES [4], Spincoaster [7][19], Billboard チャートデータ [9][10], HIPHOPCs [6]
○ 主要報道・本人一次発言HotNewHipHop [1][16], Hypebeast JP [8], CelebrityAccess [14], Billboard [13][15], C6ix本人インタビュー動画 [17]
△ 本人SNS / インサイダー情報Complex / HotNewHipHop [2], HIPHOPCs [5](MIYACHI本人SNS起点), Instagram [11][12], MIYACHI Xアカウント
▽ コミュニティReddit [11]

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