Nickiが再び口火を切る
昨日取り上げた記事であるが、Nicki MinajがまたもやSZAに向けて攻撃的な投稿を繰り返した。7月18日、SNS上で爆発的な内容を連投し、これまでの中でも特に過激な表現が話題となっている。対象はSZAのみならず、業界の重鎮たちにも及んでおり、今回の騒動は一線を越えた印象すらある。
問題の発言：「私はあの曲を断った」
Nickiは、DrakeとSexyy Redの楽曲「Rich Baby Daddy」について触れ、実は最初に声をかけられたのは自分だったと主張した。
「私は“Dricki”（DrakeとNicki）として特別な曲を作りたかったから断った」と述べ、SZAがそのポジションに後から入ったことを示唆している。
この発言により、ファンの間では「もしNickiが参加していたらどうなっていたのか」といった想像が加熱している。
あの女、自分が「Drakeのためにケツを振る曲」に出る話を断ったこと、知ってるのかな。
Drakeは私とSexyy Redの2人でやりたがってたの。私、DrakeとSexyyだけのバージョンまだ持ってるよ。
私は「Pink Friday 2」で彼と“Dricki”（Drake × Nicki）曲をやるためにその時は見送ったの。もっと特別な感じにしたかったから。
なんかさ😔、あの女は毎週のように「自分はBeyoncéの曲を書いた」って世界中に言いふらしてるみたいだけどさ。
Beyoncéと私がその曲の一部について電話でやりとりしてたのを覚えてる。
Beyoncéが「あなたが歌って」って言ってきて、私は「無理無理、そっちが歌ってよ！」って。
彼女も「いやいや、あなたが歌ってよ」って押し返してきて、私は「お願いだから〜！！！無理、私歌えない！」ってなってた。
そしたらBeyoncéが真顔で言ったのよ、
「歌えるって」。あの穏やかなテキサス訛りでさ。😃🤣🤣🤣🤣🤣🤣
正直、私たち誰もあのダサい歌詞は歌いたくなかったの。
Beyoncéの声はすでに入ってたんだけど、私は歌い直して彼女に送った。そしたら彼女は私のボーカルの下に自分の声を重ねて返してくれたの。
マジでありがたかった😩。それに、私のラップ3バース目にも彼女の声を足してくれた。
Gee Robersonがその曲を私に渡してくれた時点で、すでにBeyoncéのボーカルは入ってたの。
それから彼女が、「“cooking up that base”の部分を歌い直して」って私に説得してきた。
もう✂️その話やめてよって感じ。
ある女はその一言を言うために2日間もコーチング受けてたんだから。
まったく、最近の女たちには自分のスタイルがない。自分の頭で考えることもできない。お金積んだって無理よ。
暴走は止まらず…SZAを挑発
Nickiは続けて、SZAに対して「Drakeのボールを飲み込んだ」などという表現を用い、露骨な侮辱を繰り返した。
過去にSZAとDrakeが関係を持っていたという事実を引き合いに出し、性的な内容での揶揄を展開した形だ。
このレベルの発言はさすがに「行き過ぎ」だという声も多く、SNS上では賛否両論が巻き起こっている。
SZAの対応はクールだった
SZAはNickiの挑発に対し、冷静なトーンで「意味不明なこと言ってるけど気にしてない」とコメント。
「私は落ち着いていたいし、今夜もパリでファンに会えるのが楽しみ」と述べ、騒動から距離を置く姿勢を示した。
争いに乗らないスタンスが、多くの支持を集めている。
FBIにまで言及したNicki
Nickiは今回の騒動に関連して、TDE（Top Dawg Entertainment）の関係者MackWopが「お前もブレンダー行きだぞ」と発言したことに過敏に反応。
それを「脅迫だ」と捉え、FBIに通報するようなそぶりまで見せている。
このやりとりは、DrakeとKendrick Lamarのビーフを連想させるものであり、Nicki自身も「次の標的になるのでは」と危機感を持っているようだ。
音楽よりも炎上が目立つNickiの現在地
今回の一連の発言は、Nickiの立ち位置を危うくするものとも言える。
Jay-Z、Roc Nation、SZA、Drakeといった業界の中心人物に対し、連続的に攻撃を仕掛けるスタンスは、音楽よりもスキャンダルで名前が拡散されている現状を示している。
ファンの間でも、「そろそろ冷静になるべき」という声が増えている。
