皆さんも一度は耳にしたことがあるであろうアメリカで最も危険な若手ラッパーの一人、NBAヤングボーイ。その彼がついに自由の身に。
そして彼の背中を押したのは、まさかの ドナルド・トランプ元大統領の恩赦だったとのこと。
武器所持で有罪→トランプの一言で全解除
ヤングボーイは銃の不法所持で2年の実刑判決を受けていた。しかし2025年3月、自宅軟禁に切り替わると同時に、なんとトランプが“恩赦(パードン)”を発動。
残っていた保護観察やあらゆる制限が全て消滅した。
本人はコメントでこう語っていたそう。
「ありがとうトランプ。男として、父として、アーティストとして、これからを築くチャンスをくれて感謝してる。」
トランプ × ラッパーの蜜月は終わらない
トランプは以前にもラッパーを次々と“救済”してきた過去がある。
2021年にはリル・ウェイン、コダック・ブラックに恩赦を与え、特にコダックには「慈善活動に熱心」という理由で手を差し伸べた。
それを受けリル・ウェインはトランプ支持を公言し、大統領選にも絡んだ。
彼らは全員、いわば「トランプチルドレン」なのかもしれない。
次は誰がトランプのペンで自由を手にする?
現在、性的人身売買疑惑で法廷に立つディディ(ショーン・コムズ)に対しても、次の恩赦が噂されている。
さらには、現在服役中のシュグ・ナイトまでもがトランプへ“ラブコール”を送っている状況だ。
「俺はまだ、家族やカルチャーに貢献できる。」
この言葉は、単なる発言ではない。トランプの“署名”を狙った政治的アピールとも取れる。
トランプの“ラッパー救済”は計算されたプロパガンダか?
一部では、ドナルド・トランプによるラッパーへの恩赦は単なる善意ではなく、選挙戦略の一部だったという声もある。
恩赦を影響力のあるラッパー達に次々行うトランプ、若者が政治に関心に向くことは非常に良いことであるが、これは果たしていい行いと言えるか筆者は疑問に思う。