我らがいじめっ子カーティス、こと50 Cent(50セント)。ドナルド・トランプ支持者のボクシング界のレジェンド、Floyd Mayweather(フロイド・メイウェザー)を今月上旬冷やかした言葉のジャブを打ってメディアに取りざたされていたが、舌戦は続いており今度はバーバルなクロスを打ったぞ。
メイウェザーの元対戦相手のConor McGregor(コナー・マクレガー)が、アイルランド大統領選への出馬をサプライズで発表した。元UFC王者の政界進出のニュースに反応しどうやらいじめっ子魂が再燃したらしい50は、メイウェザーの無学さを再度嘲笑せずにはいられなかったらしく、自身のインスタグラムに「チャンプ、読めるようになったらどうなるか見てみろよ。大事なのはそれだけだ」と投稿した(注:投稿はすでに消去された模様)。
アイルランドの英雄は、聖パトリックデーにホワイトハウスでDonald Trump(ドナルド・トランプ)大統領を訪問した直後、母国の大統領選への出馬を発表した。ダブリン出身のマクレガーは、物議を醸す反移民の姿勢を概説し「アイルランドはアイルランドらしさを失いつつある」と主張したが、現大統領のMicheál Martin(マイケル・マーティン)から強く非難された。
だがこれ以外でも、Greenback Records(グリーンバック・レコーズ)というレコードレーベルをビジネスパートナー達と共同設立したりと、確実に社会の勝ち組の階段を駆けのぼっているマクレガー。それに対し50は、今月上旬FOXのインタビューでトランプ大統領を「ベストプレジデント」と連呼し、相変わらずな語彙の少ない言葉足らずっぷりを披露したメイウェザーに、「Yo、学校にいてガキがクレヨンを食っちまたとき。こういうガキが成長したときに何が起こるか知ってるか。スペル、“ベストプレジデント”チャンピオン!笑」と挑発していた。
個人的にいじめっ子カーティス関連の話題は面白くて、記事が上がると筆者は自動的に読んでしまう。つい昨日も長年ライバルと言われていた、話題沸騰中のKanye West(カニエ・ウエスト)の支持をインスタで表明して、Yeのご乱心ぶりをエンタメの如く楽しんでいるようであった。ジャブ、クロスと打ったメイウェザーに対するおふざけもに対し、このまま50のフックが続くのか。はたまた堪忍袋の緒が切れたチャンプからのカウンターパンチが返ってくるのか。舌戦は続きそうだ。