日曜日, 12月 14, 2025

Diddyの母親がNetflixのドキュメンタリー番組を批判「虐待ではありません」

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Via Diddy on YouTube

12月2日にNetflixで公開されて以降、早速物議を醸している50 Centが制作指揮を務めたドキュメンタリー番組『Sean Combs:The Reckoning』。しかし、“Diddy“ことSean Combsの母親であるJanice Combsは、“番組に虚偽が含まれている“と強く反発しているようだ。

重要なポイント

  • Netflixのドキュメンタリー『Sean Combs: The Reckoning』が物議を醸しており、Sean Combsの母親Janiceは虚偽の内容が含まれていると反発している。
  • Janiceは自らの育て方を否定し、Kirk Burrowesの主張を事実無根の嘘として批判した。
  • Netflixは、この番組は誰かを攻撃するためのものではないと反論している。
  • Diddyは人身移送に関する罪で懲役4年2ヶ月の判決を受け、現在矯正施設に収監されている。
  • Diddyは矯正施設内で問題行動を起こし、釈放予定日が延期される可能性がある。

Janiceの主張

12月6日、JaniceはDeadlineに声明を発表。番組内容に不正確な描写があると指摘した。

「私は、12月2日に公開されたNetflix番組『Sean Combs:The Reckoning』で放送された虚偽の内容を訂正するためにこの声明文を書いています。私の息子Seanの生い立ちや家族との生活に関する不正確な内容は、視聴者の誤解を招き、私たちの名誉をさらに傷つけています。また、番組の中で私が虐待を行なっていた母親として描かれていますが、それは間違いです…。私はSeanを愛情と努力によって育てました。虐待ではありません。」

さらに、JaniceはKirk Burrowes氏*の主張も否定し、“非常識で侮辱的である”と批判している。

*Bad Boy EntertainmentをDiddyとともに立ち上げた共同創設者。

「1991年の12月28日にシティ大学のイベント*で発生した悲惨な事故*の後、“息子が私を平手打ちした“というKirk Burrowes氏の主張は、事実無根の嘘です。あの事故は全ての人たちにとって深い悲しみを伴う出来事でした。Burrowes氏はあの悲劇を利用し、作り話を混ぜ込み、かつて失敗したBad Boy Recordsの獲得を、現在もなお叶えようとしています。これは間違いであり、常軌を逸しており、侮辱に値します。」

*1991年12月28日、ニューヨークのシティ大学にてDiddyが開催したチャリティバスケット試合で起きた悲惨な群衆事故。収容人数2730人の体育館に約5000人が押し寄せ、15分の間閉じ込められたことにより9人が圧死。29人が負傷を負った。

Netflixはこの主張に対する反論をDeadlineで発表。

「この番組は特定の誰かを攻撃するためのものでも、報復行為でもありません。Curtis Jackson(50 Cent)はエグゼクティブプロデューサーですが、制作における決定権は握っていません。そして、出演者の誰にも報酬は支払われていません。」

Diddyの現在

今年初め、Diddyは売春行為を目的とした人身移送に関する2件の罪で有罪判決を受け、懲役4年2ヶ月の懲役刑が言い渡された。彼は現在ニュージャージー州のフォート・ディックス連邦矯正施設の9人用個室に収監されているという。

しかし、その矯正施設内でも問題行動を起こしているようだ…。というのも11月初め、彼は施設内でアルコールを自作して飲んだとして職員とトラブルになったと報じられた。この件が影響してか、釈放予定日は当初の2028年5月8日から同年6月4日に後ろ倒しとなっている。

「軽い」と見られがちな4年2ヶ月の懲役だが、Diddyの問題行動を踏まえると、彼が自身の刑を穏便に終えられるとは考えづらいものだ…。

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一次情報・出典

筆者:Lucie

一次情報(原資料)

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※BOPの釈放予定日は、制度変更等に伴う再計算で更新される場合があります。最新情報はBOP公式ロケーターでご確認ください。

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