YSLを揺るがすスニッチ疑惑
ここ最近アトランタのヒップホップシーンを代表するヤングサグが、警察での取り調べ音声が流出したとされる件で注目を集め、再三取り上げてきたが、派閥間の確執がさらに表面化しているとの事。
今回新たに注目を集めたのは、GunnaがLil Babyをディスしたとされる2023年の楽曲「bread & butter」。
ヤングサグと21 Savageがこのリリックについて語る会話音声もネット上で拡散され、シーン全体が騒然となっている。
YSLを巡る騒動の流れ
年 | 出来事 |
---|---|
2022年 | ヤングサグとYSLメンバーがRICO法違反で逮捕 |
2023年 | Gunnaが司法取引を行い釈放される |
2023年 | Gunnaのアルバム『a Gift & a Curse』でLil Babyを暗に批判 |
2024年 | Peewee RoscoeやYak Gottiらの名前が出る音声が流出 |
2025年 | ヤングサグと21 Savageの会話音声がSNSで拡散 |
GunnaのディスとLil Babyの立場
この曲でGunnaは、「自分を裏切った」とLil Babyをほのめかす内容を歌っている。
さらに、Quality ControlのPierre “P” Thomasへのスニッチ疑惑も取り沙汰され、アトランタのヒップホップコミュニティ内で緊張が高まった。
ヤングサグと21 Savageの会話がリーク
Twitter上で公開された新たな音声クリップでは、ヤングサグと21 SavageがGunnaのリリックについて会話しているとされる。
21 Savageは「彼は嘘を言っていない」と発言し、笑いながら話題にしている様子が確認できる。
この会話も含め、流出したとされる多くの音声は真偽が確認されておらず、ファンの間で議論が続いている。
アトランタ・ヒップホップシーンの分裂
YSLメンバーUnfoonkの司法取引や他のメンバー間の不和も相まって、コミュニティ内では派閥が明確になりつつある。
今回の音声流出は、GunnaやLil Baby、そしてヤングサグの今後の活動にも大きな影響を与える可能性がありそうだ。
この騒動の真相を見極めようと注視していこうと思う。