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ドレイク、2パックの有名なデス・ロウ・レコーズのチェーンを自慢げに披露

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2023年7月。Drake(ドレイク)はサザビーズのオークションで、金、ルビー、ダイヤモンドで彩られた故2Pac(2パック)の王冠の指輪を180万ドル以上で購入した。匿名でこの作品を手に入れた数日後、6ゴッドはインスタグラムのストーリーで、このヒップホップレジェンドの宝石の購入者が自分であることを明かし世間を騒がせたが、どうやら彼はもう1品、ヒップホップ史に残る思い出の品をお買い上げされたようだ。

現在ヨーロッパツアー中のドレイク。先日故西海岸ラッパーのDeath Row Records(デス・ロウ・レコーズ)チェーンを、Instagramに投稿した。背面に「All eyez on YOU 1996」と刻まれた伝説的なチェーンのクローズアップ写真。彼はチェーンの写真に「COPENHAGEN NIGHT ONE LESSSGO(コペンハーゲン一夜目レッツゴ―)」とキャプションを付けた。

以前…明確には昨年夏、ドレイクとKendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)の確執が明るみに出ると、先述の指輪が話題となり、コンプトン出身のラッパーは指輪の返還を要求した。同年6月に行われたコンサートでのパフォーマンス中、KDotは自身のディス曲『Euphoria』の歌詞を、ドレイクが2パックの指輪を所有していることに言及する内容に変えた。「トゥパックの指輪を返してくれれば、少しは敬意を表すぜ」とラップしたのだ。この一節が購入をめぐる論争を巻き起こした。ファンは、ドレイクがこのような歴史的な指輪を所有する資格があるのか​​どうか議論したのだ。

この指輪は単なる宝飾品では無かった。2Pacは1996年の釈放後、自らデザインしたという。これは彼にとって新たな時代を告げるものであり、彼の会社であるユーファナシア・インコーポレイテッドを象徴するものだった。彼は親しいアドバイザーであり、ビジネスマネージャーでもあったYaasmyn Fula(ヤスミン・フーラ)に指輪の製作を託した。彼女はニューヨークの宝石職人たちと協力し、彼の構想を具体化したのだ。

この2つ目の遺品購入にあたり、ファンの間ではどうやら意見は2極化しているようだ。ドレイクのヒップホップの歴史保存への投資を称賛する声がある一方で、2パックが生きていたら承認しなかっただろうと批判する声も上がている。「2パックもDMXと同じくらいドレイクを嫌っていただろう」というコメントが拡散した。

また、このチェーンが本物か否かの信憑性もファンの間で話題となっている。だが、ドレイクはAlexander Bitar(アレクサンダー・バイター)という高級コレクターズアイテムのディーラーから直接購入しており、その彼によると、2パックはこれ以外に幾つもデス・ロウ・レコーズのペンダントを所有していたという。そして、本アイテムは紛れもなく本物だという。

ドレイク自身は、ラップ界で最も影響力のある人物の文化的遺物の収集への関心を示し続けている。彼はPharrell(ファレル)の象徴的なジュエリーを数点購入し、Travis Scott(トラヴィス・スコット)の曲『Meltdown』でそれらを溶かしたと主張して物議を醸し、Pusha T(プーシャT)を激怒させた。ただし、ファレル自身は気にも留めていないという。

果たしてこの歴史的な意味を持つヒップホップのジュエリーが、ランダムな収集家の手に渡る前にドレイクの手に渡ったことは吉なのか。それとも単なる自己顕示欲なのか。もし彼がケンドリックの言うように、Tupac Amaru Shakur Foundation(トゥパック・アマル・シャクール財団)等関連団体に返却したり寄付したりすれば、皆も納得するかもしれない。

だが特定の事例にとどまらず、ドレイクが高価で歴史的なジュエリーを購入し、それを誇示する傾向は、ヒップホップにおける彼の役割についてより広範な疑問を提起しているようだ。アンチドレイクは彼を、ヒップホップを金儲けに利用しながらも、その核となる伝統に真に属していない「culture vulture(カルチャー・ヴァルチャー…特定のアートに熱中したり、過剰な関心を持つ人)」と呼んでいる。他のラッパーの記念品を収集していることも、この行動の延長線上にあると見られているのだ。また、彼のジュエリー購入は、彼が真に代表しているとは見なされていない文化(ヒップホップ文化)の中で、信頼性とステータスを買おうとする試みだと捉える人も存在するという。

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