ドレイクのリリックは“ほとんど父が書いた” ドレイクの楽曲は、実はリル・ウェインが手がけていた──そんな爆弾発言が話題になっているようだ。筆者もこの動画を視聴して衝撃を受けている。
何を隠そう語ったのは、リル・ウェインの実の息子「Novi(ノヴィ)」なのだ。
彼はYouTubeチャンネル「TrillMarty」のインタビューでこう断言している。
「ほとんどのリリックは俺の父が書いた。神に誓って。もし親父がいなかったら、ドレイクはいなかったと思う」
「もちろん、ドレイクは才能がある。でも、いまの位置にいられるのは親父のおかげだ」とも語っている。
ドレイクへのリスペクトも忘れずに
ノヴィはあくまで「ディスってるわけじゃない」と強調している。
「ドレイクはヤバいラッパーだよ。それはリスペクトしてる」
ただし、具体的にどの楽曲をリル・ウェインが書いたかについては明言を避けた。
現時点で、リル・ウェイン本人も、ドレイクもこの発言に対してコメントはしていない。
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ドレイクとウェインの関係は深い
この発言の真偽は不明だが、2人の関係はかねてから深いものであった。
ドレイクは過去に、「Weezy(リル・ウェイン)は人生で最高のボスだった」と称賛している。
リル・ウェインの39歳の誕生日では、ドレイクはこう語った。
「この人の話をするだけで緊張する。兄貴であり、メンターであり、俺のアイドルだから」
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YM(ヤング・マネー)の絆は今も続く
誕生日当日の写真には、ドレイク、ウェイン、Mack Maine(ヤング・マネー代表)、元マネージャーのコルテズ・ブライアントが写っていた。
投稿には「YM FOREVER AND EVER」というキャプションが添えられており、家族のような関係性が見て取れる。
一方で、リル・ウェインは「ドレイクが批判されやすい理由」について、次のように語ったこともある。
「あいつは肌が白っぽいからさ。昔から、明るい肌の男は嫉妬の的になる。それがアメリカの歴史だよ」
このコメントからも、ドレイクに対する複雑な視線と、その裏にある文化背景が垣間見える。
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リル・ウェインとドレイク、真実の行方は?
今回の発言は一部ではあるが、リリックの裏側に誰が関与しているかは、HIPHOPファンにとって重要な関心ごとだ。
リル・ウェインが本当にドレイクの“原点”を支えていたのか──今後、両者からの反応に注目が集まっている。