ケンドリック・ラマーの最新アルバム『GNX』が突如リリースされ、音楽業界に衝撃を与えたばかりであるが、早くもデラックス版の計画が進行していることが明らかとなった。この情報は、アルバム収録曲「TV Off」に参加したラッパー、レフティ・ガンプレイによって語られたものである。
デラックス版の計画について
レフティ・ガンプレイは、ポッドキャスト番組『The Bootleg Kev Podcast』に出演し、次のように語った。
「自分はあのビートでラップした。それだけでなく、彼(ケンドリック)はデラックス版を出す予定だということを知っている。」
また、彼は「TV Off」のミュージックビデオが制作中であることも示唆している。これが事実であれば、ケンドリックのファンにとってさらなる楽しみが提供されることになるだろう。
豪華なアルバムと新たな時代の幕開け
『GNX』は、PGLangとインタースコープ・レコードからリリースされたケンドリックの初のフルアルバムであり、彼が長年所属していたトップ・ドーグ・エンターテインメントおよびアフターマス・エンターテインメントからの離脱後、新たな時代を象徴する作品である。本作には、AzChike、Dody6、Hitta J3、Peysoh、Roddy Ricch、Siete7x、SZA、Wallie the Sensei、YoungThreatといった多彩なアーティストが参加しており、プロデュースにはSounwave、ジャック・アントノフ、マスタードなどの錚々たる顔ぶれが名を連ねている。
ドレイクとの対立が訴訟問題に発展
アルバムリリースの数日後、ドレイクがユニバーサル・ミュージック・グループ(UMG)を相手取って訴訟を起こしたことが報じられた。問題となっているのは、ケンドリックが収録したディストラック「Not Like Us」である。ドレイク側は、UMGが同曲のストリーミングやラジオ放送において不正な操作を行ったと主張している。
ドレイクの弁護士は次のように述べている。
「UMGは偶然や通常のビジネス慣行に頼ったのではなく、ストリーミングサービスと電波を意図的に操作するキャンペーンを展開した。」
また、ドレイクはUMGが同曲の公開を阻止しなかった点についても不満を表明している。この訴訟が、ケンドリックのスーパーボウル・ハーフタイムショーでの同曲のパフォーマンスに影響を及ぼすかどうかは現時点で不明である。
レフティ・ガンプレイの動向
一方、レフティ・ガンプレイ自身も2024年に複数のプロジェクトをストリーミングサービスでリリースしており、最新作『Most Valuable Gangbanger』を発表している。彼の勢いある活動も注目を集めている。
ケンドリック・ラマーが今後デラックス版をリリースすることで、さらなる注目を集めることは間違いない。一方で、ドレイクとの対立がどのような形で決着するのかも目が離せない。ヒップホップ界の動向は、まだまだ波乱が続きそうである。via