リル・ウェインはスヌープとは異なる姿勢を示したようだ。
ケンドリック・ラマーが新アルバム「GNX」でリル・ウェインについて言及したことを受け、ウェインが自身の心情をSNSで発信した。「邪魔をすれば破壊する」と警告しながらも、平和を求めるメッセージを投稿した。ウェインはX（旧Twitter）で具体的にラマーの名前を出さずに以下のようにコメントした。
「なんで俺が?! 俺はただ静かにしてるだけだってのに、なんで頭を狙ってくるんだ。親切を弱さと勘違いするな。この巨人を眠らせておいてくれ。みんなに頼むよ。本当に破壊を望む人なんていないだろ、俺だってそうだ。でも邪魔されれば破壊する。これだけは言わせてくれ。愛を込めて。」
ラマーがウェインについて触れたリリックは、「wacced out murals」というトラックでの一節だ。彼はこうラップしている。
「昔は『Tha Carter 3』を聴いてた。ロレックスチェーンを誇りに思いながら。皮肉だよな、自分の努力がリル・ウェインを失望させたんだ。スーパーボウルを勝ち取って、祝ってくれたのはNasだけ。他の奴らはイライラしてるが、俺はその顔が見られるだけで十分だ。」
スーパーボウルを巡る意見の衝突
このリリックは、NFLがリル・ウェインではなくケンドリック・ラマーを次回のスーパーボウル・ハーフタイムショーのヘッドライナーに選んだことに関連している。ウェインは地元ニューオーリンズで開催されるこの大舞台でパフォーマンスすることを夢見ていたが、叶わなかった。最近行われた「Lil Weezyana Festival」でウェインは次のように語っている。
「俺は自分自身にこう言ったんだ。『いつかスーパーボウルの舞台に立って、母さんの前でパフォーマンスするんだ』って。そのために全力で働いてきた。でもそのポジションを奪われた。それでも、この瞬間だけは誰にも奪えない。」
ケンドリック・ラマーのサプライズ・リリース「GNX」
ケンドリック・ラマーは、金曜日の午後に6作目となるスタジオアルバム「GNX」をサプライズリリースした。このアルバムには、AzChike、Deyra Barrera、Dody6、Hitta J3、Ink、Peysoh、Roddy Ricch、Sam Dew、Siete、SZA、Wallie the Sensei、YoungThreatといった多彩なアーティストが参加している。
リル・ウェインとケンドリック・ラマーの間で今後さらなる動きがあるかもしれない。最新情報は引き続きチェックしてほしい。Via
