日曜日, 11月 30, 2025

Drake、新作『ICEMAN』で“ケンドリックを狙う準備”ができた─世界ツアー覇権に動き出すとのこと

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via @kendricklamar / @champagnepapi on Instagram.

「ICEMAN」Drakeが描く次なる攻勢の布石

皆さんご存知のこのビーフ。どうやらDrake(ドレイク)が、9枚目のスタジオアルバム『ICEMAN』を準備しているようで。やられっぱなしのドレイク、ぶっちゃけとてつもない怒りと熱量を持って来ると思います。

この情報は、ヒップホップ界の情報通として知られるインターネットパーソナリティ DJ Akademiks(DJアカデミクス)が報じたものになります。

正式なリリース日はまだ明かされていませんが、世界中のヒップホップファンが固唾を飲んでその発表を待っている状況です。

Akademiksによると、Drakeは本作を皮切りに2026年に世界規模のツアーを計画しているとのこと。その目的は明確で、Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)が保持する「世界最高収益のヒップホップツアー記録」を塗り替えることです。

「Drakeは世界記録を塗り替えるつもりだ。彼はこう言っている。『自分のエージェントが敵(opp)を担当するなんてありえない。自分で動く』」
― DJ Akademiks(X: CY Chels経由)

これまでDrakeは、米国内ツアーでは圧倒的な動員力を誇ってきました。『It’s All a Blur Tour』では北米ヒップホップ史上屈指の収益を叩き出しています。しかしながら、グローバル規模ではKendrick Lamarの『Grand National Tour』(SZAとの共演)が依然として頂点に君臨しているのです。

その「王座奪還」こそが、Drakeの次なるミッションというわけです。ボクシングでいえば、統一王座戦を仕掛けようとしている挑戦者の心境??

スタジオで火を灯す「The Boy」制作の裏側

Akademiksはライブ配信の中で、Drakeがツアー準備と並行してスタジオに籠もり、「ファンの期待を超える作品」を制作中であることも明かしています。

「Drakeはツアーを終えて今、完全に制作モードだ。『ストーブが熱い(The stove is hot)』と彼が言ってきた。つまり、彼は今”料理中”ということだ。」
― DJ Akademiks

彼は続けて、「Drakeには今はコラボも配信も必要ない。雑音を排して、純粋に音楽を煮詰める時期だ」と語っています。この発言からは、ラップバトルを通じて再び注目を集めたDrakeが、商業主義ではなく音楽の本質への回帰を目指していることが読み取れます。

Kendrickとの”静かな火花”現代ヒップホップの覇権構図

今回の動きは、単なるツアー計画の域を超えています。これは、ポスト・バトル時代の構図を再定義する試みでもあるのです。

2024年の「Drake vs Kendrick」騒動以降、ヒップホップシーンは再びリリックと数字の両軸で競い合うフェーズに突入しました。言ってみれば、芸術点と技術点の両方で勝負する時代に戻ったわけです。

Kendrickが「Grand National Tour」で「芸術性と興行収益の融合」を成し遂げたのに対し、Drakeは『ICEMAN』を通じて商業面での冷徹な王者としての復権を狙っています。

彼のブランドはNikeやNoctaとの提携を通じ、すでにカルチャーを越えた存在感を放っています。Drakeは、「数字」と「スキル」の両方で頂点を証明するために、再びマイクを握ろうとしているのです。

日本ヒップホップとの共鳴”ICE”の美学

興味深いのは、『ICEMAN』というタイトルが象徴する「冷静な攻撃性」というコンセプトです。

このテーマは、日本のラッパーたちの中にも共通点が見られます。たとえば、MIYACHIのクールな自信や、BAD HOPの冷たく光る成功哲学は、Drake的な「氷のカリスマ」に通じるものが。もちろんジュエリーも。

Drakeが『ICEMAN』で見せようとしているのは、単なる対Kendrick戦略ではありません。これはポップとストリートの境界を再定義する冷静な革命だと思っています。

2026年、Drakeがツアーで世界を再び掌握する時、ヒップホップの勢力図は書き換えられることになるかもしれません。その火蓋は、すでにトロントのスタジオで切られています。ドレイクが見せる景色を、楽しみに待つことにしましょう!via

Key Takeaways

  • Drakeが新作アルバム『ICEMAN』を準備中で、2026年には世界ツアーを計画している。
  • このツアーは、Kendrick Lamarの「世界最高収益のヒップホップツアー記録」を超えることを目指している。
  • Drakeはアルバム制作に集中し、音楽の本質への回帰を目指す。
  • 今回の動きは、ヒップホップシーンにおける競争構造の再定義を試みるものである。
  • 『ICEMAN』はポップとストリートの境界を再定義する試みとも言える。

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