突然のリークとファンの反応
ここ最近で最も衝撃的なニュースである、なんとKendrick LamarとKanye Westの未発表曲がネット上に流出した。曲名は「Intro」とされ、Reddit上で火曜日の夜に投稿された。
録音時期は不明だが、Kendrickは「We approaching 2020, 20-20 vision is coming up out my hoodie」とラップしている。
SNSではこのリークに多くの注目が集まっているよう。
Kendrickのヴァースに対して称賛の声が上がる一方、Ye（Kanye）のパートに関しては意見が分かれている。
あるユーザーは「Yeのヴァースが始まった瞬間、笑ってしまった」とコメント。
別のユーザーは「まるでKendrickが“Make a Wish”の子どもをブースに入れたみたいだ」と辛辣だ。
Yeの擁護と仮説
一部のファンはKanye Westのスタイルを擁護している。
「このヴァースは未完成で、フローの参考にしただけでは？」との意見もある。
さらに「KanyeはMy Beautiful Dark Twisted Fantasyの頃から、まずフリースタイルで雰囲気を作り、あとでライターが仕上げる手法をとっている」との考察も見られる。
このように、Yeの制作プロセスを理解しているファンはその意図を汲んでいるようだ。
二人の関係性と過去のコラボ
Kendrick LamarとKanye Westはこれまでも複数の楽曲で共演している。
代表的な例が、2016年にリリースされた「No More Parties in LA」である。
さらに2024年、Consequenceは「2人の未発表曲がアルバム1枚分ある」とBootleg Kevの番組で語った。
その楽曲群はMadlibがプロデュースしているという。
Consequenceは「楽曲の構成さえ整えればリリース可能なレベル」と述べた。
アイデア自体は完成しており、彼自身もすべて聴いたとのこと。
Madlibも2020年にComplexの取材で、同様の内容を明かしている。
「2人で30分ほどセッションしていた。一分ごとのビートで交互にラップしていた。本当にクレイジーだった」と証言している。
関係悪化と現在の状況
近年、2人の関係は冷え込んでいる。
KanyeはKendrickとDrakeのビーフにおいてDrake側についたとされている。
さらに「Not Like Us」への不満も公にしており、Kendrickへの批判が強まっている。
一方、過去には強力なコラボレーションを生んできた2人。
今回のリークは、そんな彼らの創造性の記録とも言える。
