彼女がステージで放った政治的メッセージ
昨日取り上げた記事↓
ですが2025年のBETアワードで「最優秀女性ヒップホップアーティスト賞」を受賞したTDE所属のDoechiiが、授賞式のステージで強烈な政治的メッセージを発信しました。彼女はスピーチの冒頭で、トランプ前大統領の移民政策と抗議活動への対応を厳しく批判したのだそう。
Doechiiは、「法と秩序の名のもとに、私たちのコミュニティは恐怖と混乱にさらされています」と語り、移民に対する過剰な取り締まりが人々の生活に深刻な影響を与えていると指摘。
軍の投入に疑問を投げかける
彼女はさらに、ロサンゼルスでの抗議活動に対し、トランプ氏が軍を投入していることに触れ、「抗議するたびに軍が出てくるような政府、それってどんな国家なんでしょうか?」と疑問を投げかけました、音楽の授賞式で政治が絡むというのはあまり前例のない気が、、
「アーティストとして、声を上げる責任があると思っています。私たちは、恐怖ではなく希望の中で生きるべきです」とDoechiiは力強く訴えました。会場からは大きな拍手が起こりました。
ロサンゼルスでは現在、不法移民への大規模な取り締まりが行われており、それに対する抗議も激化しています。トランプ氏はこの事態に対して4,000人以上の州兵と海兵隊の派遣を決定しており、事態は一層緊迫しているとのこと。
トランプ氏の沈黙とDiddyの赦免問題も関係??
このような批判に対し、エンタメ業界への反応が早いことで知られるトランプ氏ですが、現時点ではDoechiiの発言には沈黙を貫いています。
また、ヒップホップ界ではDiddy氏が性犯罪で有罪になった場合に、大統領恩赦を受けるのではという噂も浮上。これについては50 Centが「彼はトランプに対して酷いことを言った。赦免なんてありえない」とSNSで強く反発していましたよね。
今回のスピーチが持つ意味
エンタメと政治が交錯する中で、Doechiiのスピーチはただの受賞コメントではなく、社会に対するメッセージとして多くの人の心に届いたようで。。音楽が持つ力と、アーティストが果たすべき役割をリスナーが再認識させる場面となったそうな。