木曜日, 4月 3, 2025
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2Pac殺害容疑者のKeefe・D、告訴棄却の申し立てを提出…についての私感

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筆者は自他共に認める2Pacファンなので、彼の事件に関する状況がここ数年劇的に進捗している事を嬉しく感じるものの、29年も前のこともあり、2Pacの母アマルさん含め、関係者が次々と亡くなっていて結局は迷宮入りしてしまうのでは、との懸念も抱いている。そんな中、2023年に逮捕された2Pac殺害容疑者の(人相悪そうな)おじさんが、容疑の棄却を求めてるってニュースが流れたので、ちょっと関連するの記事を紹介したい。

容疑の棄却を求めるKeefe D被告

ヒップホップのアイコン、故Tupac Shakur(トゥパック・シャクール)殺害の容疑者であるDuane “Keefe D” Davis(デュアン・“キーフ・D”・デイビス)は、彼の事件の検察手続きの遅れを理由に、彼に対するすべての容疑の棄却を求めている、とVibe誌が報じた。

ABCニュースによると、月曜日(1月6日)、デイビスの弁護人のCarl E.G. Arnold(カール・E・G・アーノルド)氏は、依頼人が公判期日を長期間待っていることが憲法上の権利を侵害していると考え、依頼人に対する告訴を却下する申し立てを提出した。 アーノルド氏は、訴訟手続きの遅延により「記憶の薄れ、証人の死亡または失踪、重要な物的証拠の喪失または破損」が生じ、デイビスに対する検察の立証能力に影響を与えたと主張している。 「あまりにも多くの証人が死亡した、または投獄されている」とアーノルド氏は主張する。

弁護人はまた、被告が2008年に連邦対策委員会と結んだ「プロファー・アグリーメント(注:被告または証人と検察官の間の法的拘束力のある契約であり、被告または証人が法廷で不利に利用されるリスクを負うことなく、犯罪に関する情報を提供することができる合意契約のこと)」についても指摘しており、デイビスにはシャクール殺害に関する情報と引き換えに全面免責を有していると主張している。

「ネバダ州は、2023年”デイビスの”逮捕につながった事実を、2009年に把握していた」とアーノルド氏は、クライアントと連邦当局との事前の合意に言及して述べた。 「具体的には、白いキャデラックに乗っていて後部座席の乗客に銃を手渡し、それがトゥパック・シャクールの射殺に利用されたという彼の供述とされるものである。」

デイビスの弁護人は、依頼人に対するすべての告訴の却下は「当初のプロファー・アグリーメント契約」に基づくものであり、それは遵守されるべきであり、したがってシャクール殺害に関連してデイビスを訴追するあらゆる試みは無効になると主張している。 被告の解任申し立てに関する審理は1月21日に予定されている。その申し立てが否決されれば、3月17日に始まる予定のデイビス被告に対する裁判が進むことになる。

キーフ・D・デイビスは2023年にラスベガスで1996年のシャクール銃撃事件に関与した疑いで逮捕され、最終的にヒットメーカー(シャクール)は数日後に死亡した。

デイビスの亡き甥であるOrlando Anderson(オーランド・アンダーソン)がトゥパック殺害の犯人であると広く信じられているが、デイビスは数回のインタビューや自身の回想録で、事件当時アンダーソンとともに車内にいたことを認めている。 また、シャクールの銃撃に使用された銃器をアンダーソンに提供したとも主張しており、その夜、MGMグランドでのMike Tyson(マイク・タイソン)の試合後、シャクールとDeath Row(デスロウ)関係者数名がアンダーソンに身体的暴行を加えたことが発端となった。 デイビスはすべての容疑について無罪を主張した。有罪判決が下されれば、残りの人生を刑務所で過ごすことになると予想されている。

判事がエンターテイメント会社の関連を示唆

このニュースにには続きがある。数時間後、The Source誌は以下のような記事を掲載した:

トゥパック・シャクール殺害への関与疑惑をめぐる法的手続きから逃れようとするキーフ・D・デイビスの努力は、大きな挫折に遭遇した。保釈を確保しようとする試みにもかかわらず、Judge Carli Kierny(カーリ・キアニー判事)は提出された証拠の矛盾を理由に依然として納得していない。 8月、デイビスは75万ドルの保釈金要件を満たすための補足財務記録を提出した。しかし、キアニー判事は文書の正当性について懐疑的な姿勢を表明した。 「物事が隠蔽されようとしていると感じる」と彼女は公聴会で述べた。 彼女の懸念は、エンターテイメント会社に関連するとされる 2 通の手紙に集中していた。判事は、名前のスペルミス、おかしな差出人住所、重要でない署名など、それらの信憑性に疑問を投げかけるいくつかの危険信号を指摘。これらの手紙は、音楽マネージャーのWack100(ワック100)によるデイビスの釈放を支持する取り組みに関連していると伝えられている。

Wack100ってどちら様?

上記に出てきたワック100とは何者ぞ?と疑問を持った読者もいると思う。もちろんアメリカのヒップホップ好きな読者はこの有名な業界人の名前を聞いたことがあるかもしれない。

本名Cash Jones(キャッシュ・ジョーンズ)1978年4月7日、カリフォルニア生まれで多くの大手ヒップホップ レーベルの幹部であり、ラッパーの Blueface(ブルーフェイス) と The Game (ザ・ゲーム)のマネージングディレクターでもある。才能を発掘する能力と交渉の上手さで、その名を業界に知らしめた。また過去に2Pacに対し中傷的なコメントを吐き、かのマイク・タイソンに殴られたり、Nipsey Hussle(ニプシー・ハッスル)の死後「彼に起こるべきことが起きた」と怪しい発言をして、注目を浴びていた。なんとなくマフィアなニオイがする上、やり手で強面な印象が強いが、どうやら献身的で家庭的な面もあるらしく、子供たちや配偶者への愛情をインタビューやソーシャルメディアの投稿で頻繁に強調しているとか。この業界の大御所がキーフ・D デイビス容疑者の釈放活動に関わっているかもしれないという。

今回は皆さんにきちんと状況を理解して頂きたく、VibeとThe Souce両誌の記事をそのまま掲載した。いちファンとして切に願うのは、このヒップホップ史上歴史的な事件の公明正大な解決と終結である。Justice for 2Pac!

Sources:https://www.vibe.com/news/entertainment/tupac-murder-suspect-keefe-d-files-motion-dismissal-charges-1234965758/

Sources:https://thesource.com/2025/01/07/keefe-d-files-motion-to-dismiss-charges-over-2pac-murder/

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