プラチナセールスを達成したアーティストになる前、ラッパーのラトー(Latto)はリアリティ番組『The Rap Game』の参加者だった。そして今、彼女はNetflixのヒップホップコンペティション番組『Rhythm + Flow』シーズン2で審査員としてその舞台に戻ってきた。
「審査する側になるのはとても楽しかった」とラトーはインタビューで語る。「最初は緊張したわ。だって、私もかつて参加者の立場だったからね、そのプレッシャーがどんなものか分かるの。スポットライトを浴びせられる瞬間の気持ちをね。だから『私、審査が甘すぎるんじゃないか』って心配になっちゃった。」
Netflixで配信されるシーズン2では、視聴者が実際にラトーがどれだけ厳しい審査をするのか目にすることができる。今回、ラトーのほか、ラッパーのリュダクリス(Ludacris)とプロデューサーのDJキャレド(DJ Khaled)が審査員を務めている。
優勝を目指して熾烈な競争が展開
参加者たちは新しいトラックを書き上げ、バトルに挑み、パフォーマンスを披露し、25万ドルの賞金を目指す。さらに、業界の大物たちと交流する機会も得られる。番組は非常に競争が激しいが、多くの参加者は互いに深い絆を築いた。
「この経験は、私たちにしかわからない特別なものなんです」と参加者のジャックス(Jaxs)は語る。「他の誰にも理解できない。ただ、ここにいる競争者同士だけが共有できるものです。」
別の参加者、ローム(Rhome)は、制作チームが過程を通じて彼らをしっかりサポートしてくれたことに感謝を表している。「『Rhythm + Flow』とNetflixの素晴らしいところは、僕たちを本当に大切にしてくれたことです」と彼は話す。「彼らは『この番組に出ている才能をしっかり見せたい』という気持ちを持っていました。」
参加者たちの物語
中には、痛ましい過去を乗り越えた背景を持つ参加者もいる。デトロイト・ダイアモンド(Detroit Diamond)は、悲劇をきっかけにラップを始めたという。彼女は、多くの才能ある女性たちと競い合えたことが喜びだったと振り返る。
「参加者全員がラップできることは当然だと思っていました。ここまで勝ち進んできたから」とダイアモンドは語る。「でも実際にみんなのパフォーマンスを見て、曲を聴き、人柄を知ることで、こう思ったんです。『数年後には私たち全員が成功して、素晴らしい未来が待っている』って。」
アトランタが舞台
番組ではアトランタが重要な役割を果たしている。この街はヒップホップの歴史に深く根ざしているからだ。審査員のリュダクリスはCNNに対し、アトランタの多様性と創造性を語った。
「アトランタはさまざまなスタイルや人々が集まる“るつぼ”だ。みんなが自分を表現するための創造性を発揮してる。それこそがこの街の魅力だと思うよ」と彼は述べた。
DJキャレドが求める「新しさ」
DJキャレドは番組への参加理由について、「新しい何かを聞きたい」という願望があったと語る。「新しい壁を破る存在を探してる。たとえば、初めてアウトキャストを聞いたとき、UGKを聞いたとき、ジェイ・Zを聞いたときのような衝撃をまた感じたい。」
「リュダクリスが初めて出てきたときもそうだった」とキャレドは続ける。「彼のケイデンス、フロー、ビートの選び方、そして彼のビジュアル表現力。リュダはそれを全部持ってた。俺がアーティストに求めるのはそういった全てなんだ。」
Netflixで現在全話配信中の『Rhythm + Flow』シーズン2。次世代のスターを探すこの番組から、どんな新しい才能が生まれるのか注目が集まっている。是非視聴してみて頂きたい。Via