金曜日, 10月 31, 2025

レーベル契約はするべきではない?Kali Uchisがアーティストにアドバイス

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Via @Kaliuchis on Instagram

Key Takeaways

  • Kali Uchisは音楽業界の変化について、メジャーレーベルとの契約が必ずしも成功につながらないと指摘した。
  • 彼女は、アーティストに対して妥協しないことと誠実さが重要だと伝えた。
  • Uchisは、インデペンデントな活動をするアーティストへのメッセージとして自由なクリエイティビティの重要性を強調した。
  • 彼女はCapital Recordsと契約し、5枚目のアルバムをリリースしたが、レーベル契約の意義も認めている。
  • プライベートではDonToliverと交際し、2020年に第一子を迎えた。

ミュージシャンとしてだけでなく、ミュージックビデオの監督やファッションデザイナーなど、幅広い分野で活躍を見せているKali Uchisが、新世代のアーティストたちに有益なアドバイスを残したようだ。

レーベル所属は時代遅れ

10月20日(月)から24日(金)にかけてThe Fillmore Miami Beachで開催されたイベント「Billboard Latin Music Week 2025」にて、UchisはQ&Aセッションに登壇。そこで、彼女は急速に変化する今日の音楽業界について語った。彼女によれば、業界の構造は劇的な変化を遂げており、メジャーレーベルと契約することが必ずしも成功に直結するとは限らないという。

「そうね、今の私が多くのアーティストにアドバイスをするなら、今の業界は私が始めた頃とはまるで違うということね。メジャーレーベルとの契約は必要不可欠ではないし、むしろ“しない方がいい“と伝えるわ。最も大切なことは妥協しないことよ。」

また、Uchisは“芸術に対する誠実さ“が重要であることを強調しながら、以下のように続けた。

「私が表現活動をする上でずっと心に留めてきた信念といえば、決して妥協しないこと。そして、自分が世界に伝えようとしていることには明確な意味を持たせるということね。」

インデペンデント精神とメジャー契約

Uchisはこれまでも、ジャンルの枠に捉われることなく自由に作品を生み出してきた。インデペンデントで活動するアーティストが増えている昨今、今回の彼女の発言は、そうした若い世代に「自由なクリエイティビティを失ってほしくない」というメッセージにも聞こえる。

一方、彼女自身はCapital Recordsと新たにレーベル契約を結び、5月には同レーベルをから5枚目のスタジオアルバム『Sincerely』をリリースしたばかりだ。

Uchisが伝えたいのは“レーベル契約が間違い“ということではない。レーベルに所属することで得られる恩恵も確かに存在しているということだ。

彼女自身、2015年にはウェブサイトで初EP『Por Vida』を無料配信するなど、制約に縛られずに活動していた時期もある。だからこそ、インデペンデントとレーベルの双方を経験した彼女の言葉には説得力があるのだ。

Uchisのプライベート

Uchisは2020年からDonToliverと交際を続けており、昨年3月には彼との間に第一子を迎えたばかりだ。彼女のInstagramを覗けば、彼らのラブラブっぷりがこれでもかという程に堪能できる。

キャリアもプライベートも順風満帆なUchis。母となった今、彼女の音楽にはさらに深みと温かみが加わっていくことだろう。

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