流石にもういいという方は読み飛ばして頂きたいのですが、最大級のビーフとされる「Kendrick Lamar vs. Drake」。今なおくすぶっているようで。
Kendrick Lamarが現在行っているSZAとの「The Championship Tour」にて、ついにDrakeの地元・カナダのトロントでライブを実施しました。そして、あの話題曲『Not Like Us』を真正面から披露。遠慮は一切なし。。
観客は大興奮、アンコールも鳴り止まず。。
会場はトロントのRogers Centre。ケンドリックの登場に、観客は一斉に熱狂。
『Not Like Us』が始まるとフロアは一気に爆発。サビが終わるたびに「もう一回!もう一回!」の大合唱が起きるほどの盛り上がりを見せました。
トロントという地において、これはまさに挑発的ともいえるパフォーマンス。普通なら避けがちな一手を、彼は堂々と選んでいます。それがケンドリックらしいですよね
一方のDrakeは、Kai Cenatとの配信を延期
奇妙な偶然か、それとも計算か──同じ時間に予定されていたのが、Drakeと人気配信者Kai CenatによるTwitchライブ。
この配信は、新曲「Somebody Loves Me」のファンビデオ企画として、応募された映像の中から選ばれた20名に1万5千ドルずつ支援する、というかなり大規模なプロジェクトでした。
しかしライブ直前になって突如キャンセル。イベントは延期されることに。
SNS上では「ビビったんじゃ?」という声もあがっていますが、真相は不明です。
Cenatの”映像批評”にも注目
Kai Cenatといえば、これまでもDrakeのミュージックビデオ『Nokia』に対して「ダサい」「俺に監督やらせろ」といった辛口コメントを配信中に連発していた人物。
ローラースケートやゲームセンターでのシーンなど、彼なりの演出プランまで披露しており、ただのファンではない”現代のインフルエンサー像”が見て取れます。
ケンドリックはなぜトロントでやったのか?
これは偶然ではなく、「あえて」の選択だったはず。ケンドリックの行動は、単なる音楽の枠を超えて“象徴的”です。
「相手の本拠地で堂々と diss 曲を歌う」
これは一種の儀式、あるいは勝利宣言ともとれます。
彼のラップは「言葉」ではなく「行動」そのものがメッセージ。だからこそ、ファンも騒がずにはいられなかったのかもしれませんね。