みなさん、過去のヤング・マネーの栄光を知っていますか？？
ドレイク、ニッキー・ミナージュ、タイガ…今や誰もが知るスターたちが、あのリル・ウェイン率いるレーベル「Young Money」から飛び立っていきました。2010年代初頭、ヒップホップシーンを塗り替える勢いで登場した彼らの存在は、まさに黄金時代を象徴するものでした。そんな伝説のレーベルが、2025年に再び動き出そうとしています!
これまでも多くのスターを輩出してきたこのレーベルですが、2025年はまた新たな顔ぶれで注目を集めています。
ドレイクやニッキー・ミナージュを輩出したヤング・マネー、再始動
ヤング・マネーといえば、2010年代初頭にドレイク、ニッキー・ミナージュ、タイガ、ジェイ・ミルズ、ガッダ・ガッダ、リル・トゥイスト、リル・チャッキー、シャネルといった面々を抱え、ヒップホップ界に大きな影響を与えてきたレーベルです。
それから時が経ち、今なお活動を続けているユーロ（Euro）やコリー・ガンズ（Cory Gunz）、そしておなじみのリル・トゥイスト（Lil Twist）らが、新体制にも残留する形となっています。
Apple Musicの番組で新メンバーを紹介
先日配信されたApple Musicの「Young Money Radio」では、ウェイン本人が新しい所属アーティストたちを紹介。今回新たに名前が挙がったのは以下のメンバーたちです。
• Jay Jones
• Allan Cubas
• Domiio
• Poppy
• Lucifena
どのアーティストもそれぞれの個性と実力を持ち、新時代のヤング・マネーを担う存在として期待されています。
「Tha Carter VI」では豪華コラボも実現
ファンが待ち望んでいたウェインの新作アルバム『Tha Carter VI』は、2025年6月6日にリリース予定です。ジャケットには、彼のトレードマークである顔のタトゥーが刻まれた幼い頃の“ベイビー・ウェイン”の笑顔が使われており、『Tha Carter III』や『Tha Carter IV』を思い出させるデザインになっています。
この新作では、マイリー・サイラス、U2のボノ、オペラ歌手アンドレア・ボチェッリといった異色かつ豪華なゲスト陣が参加。さらに、マシン・ガン・ケリー、ダンスホール界の伝説エレファント・マン、そしてウェインの15歳の息子カメロン（Kameron）も登場します。
プロデューサー陣も豪華！カニエの参加も？
プロダクション面では、ワイクリフ・ジョンがプロデュースを担当し、Wheezyやカニエ・ウェストも関わっている可能性があるとのこと。実際にワイクリフとウェインは非公式ながら「Gumbo」というユニットを結成しており、そこにはジョン・バティステ、レデシー、トロンボーン・ショーティ、PJモートンといったニューオリンズ出身のアーティストたちも名を連ねています。
ウェイン自身も「このアルバムは“あの人とコラボしたら自分はどうなる？”という想像をもとに作ったんだ」と語っており、これまでにない挑戦的な作品になっているようです。
「Like Father, Like Son」第2弾も…今度は息子たちと？
さらに、Birdmanとの2006年のアルバム『Like Father, Like Son』の続編を、自分の3人の息子たち（カメロン、ドウェインIII世、ニール）と一緒に制作する可能性にも言及。全員がすでにラップを始めており、父の背中を追いかける新世代の姿に大注目ですね！
