月曜日, 5月 5, 2025

リル・ダーク、新たな連邦起訴で追加の刑事告発に直面:殺人教唆にストーキング致死罪も追加

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リル・ダークが、現在進行中の殺人教唆事件において、新たな連邦起訴(スーパーシーディング・インダイトメント)により、さらに重い罪に問われることになりました。今回追加されたのは「ストーキング致死罪」です。

「ストーキング致死罪」??

ストーカー行為が原因で被害者が死亡した場合に適用される重罪だそうです。具体的には、加害者が繰り返しつきまといや脅迫などを行い、その結果として被害者が死亡する(自殺を含む)ようなケースを指すとのこと。

刑罰は非常に重く、終身刑もあり得ます。特に「連邦起訴」レベルとなると、複数の州にまたがる通信や移動、武器の使用などが含まれている可能性が高いです。

この罪がリルダークのような有名人に適用されるのは極めて珍しく、検察がどのように因果関係を立証するのかが焦点となるよう。。。

そもそもこの事件は、2022年にロサンゼルスで起きたラッパー・Lul Pab(ルル・パブ)の殺害事件に関連しています。パブは、リル・ダークと対立関係にあるとされるラッパー、クアンド・ロンドの従兄弟でした。検察側は、リル・ダークがこの事件に関与していたと主張しています。

弁護団は「リリック狙い撃ち」と主張

リル・ダークの弁護士チームは、今回の起訴について「彼の音楽や歌詞が不当な形で標的にされている」と反発しています。しかし、検察はこれを否定し、「起訴内容は彼のアートには一切関係がない」とコメント。さらに、拘留再審査に対する補足資料も提出しました。

保釈の可能性は?

リル・ダークには最近、拘留の再審査が認められたという小さな勝利もありました。もし裁判所が「逃亡の恐れがない」と判断すれば、保釈される可能性もあります。ただし、検察側はこれにも強く反対しています。

現在彼が直面している具体的な容疑は以下の通りです:
• 陰謀罪(Conspiracy)
• 殺人教唆のための州をまたいだ通信利用
• 銃器およびマシンガンの使用・携帯・発射
• 暴力犯罪遂行のための武器所持(致死結果含む)

もしスケジュール通りに進めば、公判は2025年10月14日に始まる予定だそう。

獄中からファンへメッセージ

こうした厳しい状況の中でも、リル・ダークはファンに向けて前向きなメッセージを発信しています。先日、DJアカデミクスとの電話インタビューで次のように語りました。

「俺は元気だよ。精神的にも、内面的にも落ち着いてる。もう一度外に出て、みんなに会える日を待ってるんだ。最近はアラビア語の勉強を始めたんだ。獄中にいる仲間の中に流暢に話せる人がいて、単語や表現を教わってる。知識を深めてるところさ。」

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