ケンドリック・ラマーが最新アルバム『GNX』を引っ提げて来年開催するツアー「Grand National Tour」を発表したが、一部のファンはこのツアープランにドレイクへ何かしらの攻撃の意図が隠されているのではないかと話題になっている。
コンプトン出身のラップスターであるケンドリックは、12月3日(火)にこのツアーを発表。共同ヘッドライナーとしてSZAも参加するこの19都市を巡るアリーナツアーは、2025年4月から6月にかけて北米で開催される予定だ。
注目の公演はトロント公演?
しかし、ファンの間で最も話題になっているのは、地元ロサンゼルスでの公演ではなく、宿敵ドレイクの本拠地トロントで行われる公演だ。ツアーで唯一アメリカ国外となるトロント公演は、6月12日にロジャース・センター(旧スカイドーム)で開催される予定で、ケンドリックはこの会場でヘッドラインを飾る初のラッパーとなる。
この発表に対し、SNS上ではファンが盛り上がりを見せ、特にトロント公演が「ドレイクへのメッセージ」だと捉える声が多い。さらに、この公演が父の日直前というタイミングで行われる点も注目されている。
あるファンはSNSで「ケンドリックとSZAが父の日直前にトロントで『Not Like Us』をパフォーマンスするなんて、絶対何かヤバいことが起きるだろ」とコメント。他にも「ドレイクの地元でケンドリックがロジャース・センターを埋めたら、それは問題だ」と語るファン、更には「大金を積んでドレイクはシューターを雇うだろう、彼の恨みは計り知れない」と冗談混じりのコメントをするファンも。
地元ブルージェイズもケンドリックをプッシュ?
さらにトロント・ブルージェイズ(ロジャース・センターを本拠地とする野球チーム)が、ケンドリックの公演をSNSでプロモーションしたことも話題を加熱させた。
「トロント・ブルージェイズがケンドリックのツアーを宣伝してる(笑)」と投稿するファンもいれば、ドレイクの楽曲「Push Ups」の歌詞「俺はお前よりもお前の地元で愛されてる」を引用し、皮肉を込めた反応も見られた。また、この公演を伝説的なプロレスの試合に例えるコメントも飛び交っている。
ドレイクの反応は?
一方で、ケンドリックのツアーが自身の地元を「侵略」することについて、ドレイク本人はまだ公の場でコメントしていない。ただし、彼はケンドリックの最新アルバム『GNX』に対してはすでに反応を見せている。
12月3日、Twitch配信者LosPollosTVのライブ配信中に登場したドレイクは、ケンドリックの楽曲「TV Off」のバイラルフレーズ「マスタード!」をもじって揶揄する姿が見られた。
ケンドリックとドレイクのライバル関係に新たな展開が加わりそうなこのツアー。6月のトロント公演が何を意味するのか、多くのファンが注目している。Via