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ケンドリック・ラマーが新アルバム『GNX』冒頭で、彼は自分に対する他のラッパーたちの評価の欠如を指摘し、スヌープ・ドッグがドレイクを擁護する行為を促したことに言及。さらに、スーパーボウルのハーフタイムショーに起用された際に祝福のメッセージをくれたのはナズだけだったと告白している。こうした発言からも、ケンドリックが他者の自分に対する見方に不満を抱いていたことがうかがえる。しかし、今やラマーへの賛辞が続々と集まっている。
火曜日、バスタ・ライムスはナズやスヌープと同様に、ケンドリック・ラマーの『GNX』を絶賛した。ニューヨークを代表するレジェンドであるバスタは、アルバムの詩的な表現力とキャッチーなメロディの融合に感銘を受けた様子だ。彼はInstagramでこう語っている。
「キング・ケンドリック、なんて素晴らしい作品なんだ。これぞ最高の才能と詩的職人技だ。業界の基準をまた引き上げてくれてありがとう」
これは、バスタ・ライムスがケンドリックを「キング」として称えたのが初めてではない。2022年の曲「The Heart Part 5」のミュージックビデオを見て、バスタはその映像美に魅了されたと語り、ケンドリックをビジュアル面で彼の世代の最高峰と称賛している。
この発言は、バスタ・ライムス自身のビデオ制作における伝説的な功績を考えれば、非常に重みがある。バスタは、視覚表現において最もカリスマ的で創造的なラッパーの1人として常に評価されてきた。実際、ケンドリック・ラマーのビジュアルへのこだわりも、部分的には1990年代のバスタ・ライムスのクラシックなミュージックビデオにインスパイアされたものだ。2018年のBillboardのインタビューでケンドリックは次のように語っている。
「子どもの頃、BETを観ながら友達のデイヴ(共同ビデオディレクター)と電話していたんだ。高校時代に観たミッシー・エリオットやバスタ・ライムスのビデオはいつも大きなインスピレーションだったね。」
ケンドリック・ラマーは、楽曲だけでなく、その映像体験にも高いレベルの洗練さと魅力を追求し続けている。「楽曲に全力を注ぎ、アイデアを込めるだけじゃなく、それを映像で表現するっていう姿勢を尊敬している。学生のよう常に学び、他人のそうした姿勢を評価する気持ちは変わらない。」と彼は語っている。
こうした発言からも分かるように、2人の尊敬の念は相互的なものであり、音楽やビジュアルの世界で共鳴し合う関係性が伺える。Via