なんとなんとまたもTyler, The Creatorの最新アルバム『DON’T TAP THE GLASS』が、全米Billboard 200で初登場1位を獲得した。このアルバムは前作『CHROMAKOPIA』のツアー中に制作されたものであり、本人曰く「命を吹き込んでくれた作品」だという。
初週で197,000ユニットを販売
2025年7月21日(月)にリリースされた今作は、わずか4日間の集計期間にもかかわらず197,000枚のアルバム換算ユニットを売り上げた。
この数字の大部分はCDやレコードなどのフィジカル販売によるもので、128,000ユニット以上がパッケージ商品で占められている。
4作連続でのBillboard1位獲得
Tylerはこれまでに『IGOR』(2019年)、『CALL ME IF YOU GET LOST』(2021年)、『CHROMAKOPIA』(2024年)で1位を獲得しており、今回で4作連続のBillboard初登場1位を達成した。
ストリーミングは9300万再生相当
ストリーミングによる売上は69,000ユニットであり、約9300万回のオンデマンド再生に相当する。ただし、今回はストリーミングよりもフィジカル重視で展開され、特典付きの限定ボックスセットなどもファンの関心を集めた。
Tyler, The Creatorの来日公演が2025年9月9日・10日に東京・有明アリーナで開催されることが正式発表された。これは彼にとって約8年ぶりの日本ライブとなり、ファンの間で歓喜の声が広がっている。
新作『DON’T TAP THE GLASS』を引っ提げたアジアツアーの一環
この来日は、ワールドツアー「CHROMAKOPIA: THE WORLD TOUR」の一部であり、
北米・ヨーロッパを経て、アジアツアーの東京公演がそのハイライトとして組まれている。
リリース直後に全米Billboard 1位を獲得した新作『DON’T TAP THE GLASS』の楽曲が、
初めて日本の観客の前で披露されると見られており、期待が高まっている。
Tylerファン必見の“限定体験”となる2日間
特に注目されているのは、CDやレコードにしか収録されていないフィジカル限定のボーナストラックだ。
ライブでこの未配信曲が披露されるかどうかにも関心が集まっている。
初日9日(火)はすでに完売間近、追加公演の10日(水)も争奪戦必至となっている。
SNSで拡がる「Tyler, The Creator 来日」トレンド
X(旧Twitter)やInstagramでは、「生で聴けるなんて信じられない」「もうチケット取った」など、
来日を待ち望んでいたファンによるポストが急増中。
「Tyler, The Creator 来日」がリアルタイムでトレンド入りしており、注目度は過去最高である。
Tylerは“踊らない日本”に何を届けるのか
本人は『DON’T TAP THE GLASS』の制作動機について、「なぜみんな踊らないのか」という問いがあったと語っている。
その答えを、ダンスと共鳴する楽曲で日本に問いかける2日間になるだろう。