金曜日, 7月 18, 2025

Nicki MinajとMegan Thee Stallionのビーフ完全ガイド|2人の関係が悪化した理由とは?なぜ2人は対立することになったのか?

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みなさんは、Nicki Minaj(ニッキー・ミナージュ)とMegan Thee Stallion(メーガン・ジー・スタリオン)の関係について気になっていませんか?

「Mamushi」でのYuki Chiba(元KOHH)との共演をきっかけに、日本でも知名度が一気に上がったMegan Thee Stallion。セクシーさと知性を兼ね備えた唯一無二の存在であり、グラミー賞も獲得した実力派ラッパーですよね。現在、女性ラッパー界で最も注目される対立関係の一つとなっている2人ですが、実は最初から険悪だったわけではないんです。むしろ2020年頃まで、お互いをリスペクトし合っていた時期がありました。
この記事では、そんな2人の関係がどのように始まり、どう変化していったのかを、時系列でわかりやすく解説していきます。ヒップホップファンなら必見の内容です!

2019年:奇跡のコラボ「Hot Girl Summer」で始まった憧れのNickiとの共演が実現


2019年8月、MeganはTy Dolla $ignと共にNickiを迎えて「Hot Girl Summer」をリリースしました。実はMeganは昔からのNickiファンで、ライブ配信では「2008年からBarbz(Nickiのファン)だった」と語っていたんです。
この曲は全米チャートで11位を記録し、ダブルプラチナを獲得する大ヒットに。この時点では2人の関係は良好で、ファンも「夢のコラボ」と大歓迎していました。

2020年8月:Cardi Bとの「WAP」が転機となる
敵対関係にあるCardi Bとのコラボが波紋を呼ぶ


MeganがCardi Bと組んでリリースした「WAP」は社会現象級のヒットとなりましたが、これが2人の関係に影を落とすきっかけになりました。
というのも、NickiとCardi Bは2018年のNYファッションウィークで大きな衝突を起こしており、ファンからすれば「裏切り行為」とも受け取れるコラボだったからです。
Nickiは直前のVariety誌インタビューでMeganを称賛していましたが、水面下ではすでに緊張感が漂っていたようですね。

2021年:関係悪化の決定的な瞬間
インスタの”アンフォロー事件”が話題に


2021年、Nickiは突如としてMeganやDoja Catを含む複数のアーティストのフォローを外しました。SNS時代において、これは明確な「関係悪化」のサインと受け取られます。
「Seeing Green」での暗喩的なディス
さらに、再リリースされたミックステープ『Beam Me Up Scotty』に収録された「Seeing Green」では、「酒ばっか飲んでる女たち」を批判するラインが登場。これがMeganを指しているのでは?と話題になりました。
この頃から2人の関係に明確な亀裂が生まれたと言えるでしょう。
2022年:Queen Radioでの爆弾発言が炎上
Nickiの衝撃的な暴露内容
2022年、Nickiは自身の番組「Queen Radio」で衝撃的な発言をしました。Meganが彼女にお酒を無理やり飲ませようとし、「妊娠してる」と断ったら「じゃあクリニック行けば?」と言われたというのです。
さらに、妊娠報告のSNS投稿にMeganが一切リアクションしなかったことも批判しました。
Meganの即座の否定
この主張に対して、Meganは「完全な嘘」と即座に否定。真偽のほどは不明ですが、この発言により対立は決定的となりました。

2023年:「Red Ruby Da Sleeze」での痛烈なディス
明確な挑発ラインが登場


2023年、Nickiは「Red Ruby Da Sleeze」でMeganを「馬」と揶揄し、さらにTory Lanezに撃たれた事件をほのめかすラインも入れました。これは明らかに挑発的なディスと受け取られ、ファンの間で大きな話題となりました。

2024年:「HISS」と「Big Foot」でビーフが本格化


Meganの「HISS」が全米1位を獲得
2024年1月、Meganは「HISS」をリリース。この曲では「Megan’s Law」(性犯罪者登録法)を引用し、Nickiの夫と兄の前科を暗示する内容が含まれていました。
曲は全米1位を獲得し、商業的にも大成功を収めました。
Nickiの反撃「Big Foot」は不発に
NickiはInstagramやStationheadでMeganを猛批判し、「Big Foot」というディストラックで反撃しました。しかし、その内容は評価が低く、長文の謎めいたモノローグで終わるなど、Megan側に大きなダメージを与えることはできませんでした。

2024年4月:Coachellaでの”ビッグフット”パフォーマンス
Meganの巧妙な皮肉が話題に


2024年4月、MeganはCoachellaのパフォーマンス中に”Bigfoot”の着ぐるみダンサーを登場させ、Nickiの曲名を皮肉ったと話題になりました。
批判と称賛が入り混じる中、これはMeganの勝利宣言のようにも見え、多くのファンが「うまい返し」と評価しました。

2025年7月:裁判の動きとNickiの再炎上
法的トラブルが新たな火種に


2024年から続いていたMeganの元カメラマンによるセクハラ訴訟が、2025年7月に進展しました。これを受け、Nickiは「カルマの法則」と題してSNSで再び皮肉たっぷりのコメントを投稿。
Meganはこの記事執筆時点では沈黙を保っており、ビーフが再燃するのか注目が集まっています。

和解の可能性はあるのか?


Meganの立場
Meganは過去のインタビューで「いまだに何が問題だったのかわからない」と語っており、完全に和解の可能性を否定していません。彼女の発言からは、むしろ困惑している様子が伺えます。
Nickiの攻撃的な姿勢
一方、Nicki側は攻撃的な姿勢を続けており、現時点では対立は続く見込みです。

複雑な関係の行方


Nicki MinajとMegan Thee Stallionのビーフは、かつての共演から始まり、様々な要因が重なって現在の対立に至りました。
「Hot Girl Summer」での夢のコラボから始まった関係が、なぜここまで悪化してしまったのか。その背景には、女性ラッパー界の複雑な人間関係や、SNS時代特有の誤解や憶測が大きく影響していることがわかります。
今後の展開に注目しつつ、両者の音楽的な才能は変わらず評価していきたいですね。

VIA/VIA/Via

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