土曜日, 7月 5, 2025

Young Thug、司法取引の真相と“仲間切り”の決断:YSL裁判から現在までの歩み

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Young Thug(ヤング・サグ)が2024年10月に刑務所から釈放されて以来、ヒップホップシーンに少しずーつですが戻ってきていますよね。
この記事では、彼の裁判後の動きや、音楽活動へのカムバックまでの道のりをたどってみようと思います。

約2年にわたる裁判を経て自由の身に

Young Thugは、YSL(Young Stoner Life)レーベルの仲間たちとともに、リコ法違反やギャング関係の疑いで起訴されていました。
裁判は異例の長さで、陪審員の選定だけで約10ヶ月。さらに2人の裁判官が交代するという前代未聞の展開に。

そして2024年10月31日、彼は15年の保護観察付きの司法取引を受け入れることになります。
その条件として、渡航や歌詞の内容にいくつかの制限が付きましたが、ようやく自由を手にすることができました。

Metro Boominとすぐに音楽制作を再開

釈放からわずか1週間後の11月7日、人気プロデューサーのMetro Boomin(メトロ・ブーミン)がインスタグラムに「jeffhome」というファイル名を投稿。
“Jeff”はYoung Thugの本名(Jeffrey Williams)なので、ファンの間ではすぐに話題になりました。

Thugは出所してすぐに制作モードに入り、Metroとのタッグで音楽活動を再始動したことが明らかになります。

Gunnaとの関係には終止符?

Metroとの再会のすぐあと、Young Thugは元YSLの仲間・Gunnaについて意味深なポストを投稿しました。
「Gunna、ネット上で友達ぶるのやめてくれ。お前のこと知らんわ」と、厳しい一言。
この投稿はすぐに削除されましたが、大きな反響を呼びました。

本来、Thugは裁判の条件でYSLの他メンバーと連絡を取ることを禁止されています。
ただ、兄弟とGunnaだけは例外として会えるように裁判所に申請していたと言われています。

Gunnaは裁判前に司法取引に応じており、それが“スニッチ(密告)”だと一部で見られてきました。
Thugの投稿は、その見方を彼自身も持っていることを示しているのかもしれません。

ファンの間では再タッグを望む声も

GunnaとThugはこれまで多くのヒット曲を共にしてきました。
だからこそ、ファンの間では「いつか仲直りして、また一緒に音楽をやってほしい」という声も多く聞かれます。

ただ現時点では、お互いに距離を置いているようです。

今後はフェス出演とアルバム発表へ

2025年夏、Young Thugは複数の大型フェスに出演予定です。
さらに、ファン待望のカムバックアルバムも準備中と噂されています。

本格復帰に向けて、少しずつ動き出しているYoung Thug。
この先、どんなアルバムを届けてくれるのか非常に楽しみです。

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