火曜日, 5月 20, 2025

Joey Bada$$がKendrick Lamarにラップバトルを挑戦、東西対立ではなく“実力勝負”へ?

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皆さんも感じてると思いますがここ最近は鎮火したような雰囲気のケンドリックブーム、、ですが再び何かが起きそうです。ニューヨーク出身のラッパーJoey Bada$$(ジョーイ・バッドアス)が、ケンドリックにラップバトルを挑戦する姿勢をかなり顕著に見せてるんです。

発端となったのは、Joeyが5月に公開した新曲「The Finals(ザ・ファイナルズ)」。その中で彼は、「Kenny(ケンドリック)ことは尊敬している。でも勝負を求めているなら、俺はいつでもここにいる」と、まるで挑戦状のようなリリックを放っています。

この曲は主にTDE所属のRey Vaughn(レイ・ヴォーン)へのディスを軸にしているものの、ケンドリックに向けた鋭いパンチラインも含まれており、業界内外で話題に。たとえば、「ケンドリックのアレをくわえてるようなやつら」「そのくせ家にも呼んでもらえないってどういうこと?」といった、なかなかの挑発的かつ皮肉の効いたラインも飛び出しています。

Joeyが今回のように強気な姿勢を見せるのはこれが初めてではないんです。今年1月にリリースされた「The Ruler’s Back(ザ・ルーラーズ・バック)」でも、「最近のウエストコーストはイエスマンばっかり」「俺のリリックはまるで儀式でもしてるかのような破壊力」と、West Coast全体を挑発するような内容で波紋を呼びましたよね。

この動きに対して、TDEのレイ・ヴォーンやDaylyt(デイライト)、さらにAb-Soul(アブ・ソウル)も黙っていません。特にAb-Soulは、Red Bullのサイファー企画にてJoeyと直接バースを交わし、「これは健全なバトルであり、ヒップホップの本質だ」と熱く語りました。

それに対するJoeyの返答も。

「俺はウエストコーストを嫌ってるわけじゃない」「でも俺にケンカを売るなら、買うだけだ」とした上で、あの伝説の「Control」でのケンドリックのリリックを引用しつつ、「まだまだパジャマみたいな格好した繊細なラッパーが多いよな」と一蹴。そして、「このバースで“Bad Boy”たちを“Death Row”送りにできる」と笑いながら放っています。

最後に、「Suge KnightとP Diddyがどちらも刑務所にいるって、なかなか皮肉だよな」と一言。話題の“freak off”にも皮肉を込め、「そんなの見たことないけど、バトルラッパーがステージでケツ出してるのは見たことある」と締めくくっています。

今後、この東西のビーフというよりラップスキルの戦いがどう展開していくのか。ヒップホップファンの筆者としてもとても注目しています。

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