ヤング・サグが、ケンドリック・ラマーのディストラック「Not Like Us」で自身の名前が登場したことについて、ついにコメントを発表しました。今回は簡潔に紹介したいと思います。
「Not Like Us」は、ケンドリック・ラマーがドレイクを激しくディスったことで大きな話題を呼んだ曲ですよね。
ケンドリックは楽曲の中でこうラップしました。
「金が必要になったらアトランタに走るんだろ/これがリアルなnxxxxチャレンジってやつさ」
続けて、Future、Lil Baby、21 Savage、Young Thug、Quavo、2 Chainzといったアトランタの重鎮たちを次々と名指ししながら、ドレイクの“本物らしさ”を皮肉りました。
「クラブでウケなかったとき、Futureに助けを求めたよな」
「Lil Babyが、お前の言葉遣いをイケてる風にしてくれた」
「21 Savageが、お前にニセのストリート・クレジット(裏社会での信頼)を与えた」
「Young Thugが、お前の頭の中に”スライム(裏社会仲間)“気取りを植え付けた」
「Quavoが『お前はノースサイド出身だ』って言ってくれた」
「2 Chainzは『お前は大丈夫だ』って言ったけど、ウソだった」
「ちょっと金が必要になったらまたアトランタに走る」
「同業者じゃない、お前はただの侵略者(コロナイザー)だ」
当時ヤング・サグはRICO法違反の容疑で収監中だったため、本人のリアクションは表に出ていませんでした。しかし今回、GQのインタビューでついに本人がこの件について語りました。
「うん、(ケンドリックは)アトランタの名前をいろいろ出しただけだろ」とヤング・サグは話します。「別に深い意味は分からないけど、俺はドレイクのファンだよ」とコメント、ドレイク支持を明言しました。
ヤング・サグとドレイクは、ここ最近も互いをサポートし合っています。
ドレイクはPartyNextDoorとのアルバム『$ome $exy $ongs 4 U』の中で、ヤング・サグの弁護士ブライアン・スティールにちなんだ楽曲「Brian Steel」をリリース。さらに、昨年12月にはAdin Rossとの「DRIZZMAS」配信でヤング・サグの釈放を祝福し、「サグの新しい音楽が待ちきれない」とコメントしていました。
嬉しいことに、ヤング・サグは来月、新作アルバム『Uy Scuti』のリリースを控えています。ドレイクファンにとっても、このニュースは朗報と言えそうですね。VIA