金曜日, 4月 4, 2025
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アジアが団結した楽曲Awich”ASIAN STATE OF MIND”トランプやアメリカからヘイトを買う可能性はあるのか?

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2025年2月28日にリリースされた「ASIAN STATE OF MIND」は、Awich、Jay Park、KR$NA、Masiwei、VannDaといったアジア各国のトップアーティストが結集した楽曲だ。この曲は、アジア人としての誇りと結束を前面に押し出しており、YouTubeのコメント欄でも「アジア人が団結することの意義」を称賛する声が多く寄せられている。

しかし、この楽曲がアメリカ、特にトランプ支持層や保守派の人々から反感を買う可能性はないのだろうか? また、アメリカのヒップホップシーンにどのような影響を与えるのか? コメント欄の反応を踏まえながら深掘りしていく。

「ASIAN STATE OF MIND」が生み出す国際的な波紋

近年、アメリカではアジア系住民へのヘイトクライムや差別意識が問題視されている。特に、トランプ前大統領が政権時代に「アメリカ・ファースト」政策を掲げたことにより、中国だけでなくアジア全体に対する警戒感が強まった。コロナ禍では「チャイナ・ウイルス」という発言が物議を醸し、アジア系住民への攻撃が増えたのも記憶に新しい。

そんな中、「ASIAN STATE OF MIND」は、「アジア人としての誇りを持ち、団結すること」をテーマにした楽曲だ。そのタイトルやリリックのメッセージが、アメリカの一部の層にとっては「挑戦的」に映る可能性がある。

YouTubeのコメント欄には「For the culture(文化のために)」という声や、アジア各国の旗絵文字が並び、「アジア人としての団結」を祝う投稿が多く見られる。しかし、こうしたムーブメントが「アメリカのヒップホップカルチャーに対する異質な主張」と捉えられることもあり得るだろう。

トランプ支持層が持つ“アジアへの警戒心”

トランプ支持層の中には、アメリカの白人至上主義的な価値観を持つ者も少なくない。彼らは「アメリカの文化や経済が、アジアの影響を受けすぎている」と主張することが多い。過去にはK-POPの影響力が大きくなった際にも、「アメリカの音楽業界がアジアに侵食される」といった懸念を示す声が上がった。

「ASIAN STATE OF MIND」は、まさに「アジア人による、アジア人のためのヒップホップ」とも言える内容になっており、一部のアメリカ人にとっては「自分たちの文化が侵される」と映るかもしれない。

また、歌詞の中には「It’s time to de-colonise(植民地支配から脱却する時だ)」というラインがあり、これは西洋社会が長年アジアを支配してきた歴史へのカウンターメッセージとも取れる。これに対して反発する層が出てくる可能性も否定できない。

様々なリアクション

では、実際にリスナーはこの楽曲をどう受け止めているのか?
YouTubeのコメント欄を見てみると、以下のような声が上がっている。
• 「yo Kr$na guy is soo cold man by far my favorite part」(KR$NAが一番かっこいい!)
• 「The gangsta KR$NA」(ギャングスタなKR$NA)
• 「Thanks Kr$na for introducing us to Awich, She’s really good」(KR$NAがAwichを紹介してくれて感謝!彼女は本当にいいね)

このように、楽曲のパフォーマンスに対する賞賛の声が目立つ。特にKR$NAやVannDaといったアーティストが世界的に認知されるきっかけになった点を喜ぶファンが多いようだ。

また、「ASIAN ARE RAISING THEIR FLAGS(アジア人が旗を掲げている)」というコメントには多くの賛同が集まっており、「アジア系アーティストが世界で活躍することの誇り」を共有する雰囲気がある。

ただし、アメリカのヒップホップコミュニティ全体がどう受け止めるかは未知数だ。過去には、アジア系アーティストが「本物のヒップホップではない」と批判されるケースもあった。「ASIAN STATE OF MIND」が今後のアジア系ヒップホップの流れを変えるのか、それとも一時的な盛り上がりにとどまるのか、注目が集まる。

「ASIAN STATE OF MIND」は、アジア人としての誇りを全面に打ち出した楽曲であり、YouTubeのコメント欄を見ても多くのアジア系ファンが熱狂している。
一方で、そのメッセージがアメリカの一部層、特にトランプ支持者や保守派の人々から「政治的な主張」と見なされ、反発を招く可能性もある。

しかし、ヒップホップはそもそも社会に対してメッセージを発信する文化だ。この曲が世界的な議論を巻き起こし、アジア系アーティストの影響力をさらに拡大するきっかけになるならば、それは大きな一歩だろう。

今後、この楽曲がどのような評価を受け、アメリカのヒップホップシーンにどんな影響を与えていくのか。アジア人アーティストの新たなムーブメントの行方を見守りたい。VIA

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