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プロレス好きとして有名なTravis Scott(トラヴィス・スコット)が、WWEの舞台でDwayne “The Rock” Johnson(ドウェイン・「ザ・ロック」・ジョンソン)やJohn Cena(ジョン・シナ)と共にリングに上がったぞ。
トラヴィスは、3月1日(土曜日)トロントで行われたエリミネーション・チェンバーのプレミアムライブイベントの最後に登場し、スピーカーからヒット曲「FE!N」が鳴り響く中、ザ・ロックと共にリングに上がった。2人はWWEチャンピオンのCody Rhodes(コーディ・ローズ)とジョン・シナと対決することから始まったが、途中シナがローズに背き、ザ・ロックの味方になった。シナとザ・ロックがローズを殴り始めた後、トラヴィスもすぐに加わり、マットにうつ伏せになったレスリングチャンピオンの顔に強烈な平手打ちを食らわせた。
ザ・ロックはイベント後の記者会見でトラヴィス・スコットの参加について語った。「トラヴィスは手を血まみれにしたかったんだ。彼がリングに出ようとしていたとき、俺は彼にささやいた。『手を血まみれにするなら、大事にしろ』ってね。彼は今夜コーディを殴った。本当に、本当に興奮していたよ」ハリウッドのドル箱俳優となったレジェンドレスラーは続ける。「彼はこのビジネスが大好きなのさ。俺らはすでに文化に触れ、独自のクールなやり方で文化を破壊している、そういう男女を雇ってる。座って楽しみたい奴もいるだろうし、カメラの前に立ちたい奴もいるだろう。でも、中には関わりたい奴もいるし、トラヴィスのように深く関わりたいって奴もいる。それが今夜見たものなのさ」
ザ・ロックは続けてThe Final Boss(ザ・ファイナル・ボス…現在はジョン・セナ)とトラヴィス・スコットとの連合、同盟も示唆し、今後もトラヴィスが出演するかもしれないことを匂わせた。この登場を受けて、トラヴィスが実際にレスラーになるためのトレーニングをしているという噂も広まり始めたそうだ。ちなみに、過去にこのエリミネーション・チャンバーにはDrake(ドレイク)やLil Yachty(リル・ヨッティ)も参戦したことがある。
昔WWEにハマっていたものの、現在はプロレスを全然観ていない筆者なのだが、このトラヴィスがコーディを平手打ちしている動画はSNSで拡散されていたので、好奇心のままに観てしまった。もし本当にトラヴィスがレスラーになるためのトレーニングをしているとしたら、きっともっとバルクアップするだろう。ヒップホップファンとしては、レスリングより楽曲のリリースをお願いしたいところだが、本人が楽しんでいるのならば応援しようではないか。次回は華麗なプロレス技を見せてくれ!