南部ヒップホップは、ATLジョージアやテキサスだけじゃない。ルイジアナもニューオーリンズを代表するCash Money Recordsや、かつて州都バトンルージュを拠点としていたNo Limit Recordsで盛り上がっていた。いや、訂正しよう。近々再燃するであろう。なぜなら、今年の2月9日にはKendrick Lamar(ケンドリック・ラマ―)が登場するスーパーボウルがニューオリンズで開催。そしてなんとなんと!あのHot Boysが再結成されるというのだ。来月2月は、ルイジアナが熱いぞ!
Lil’ WeezyAna
Live Nation Urbanは、Lil Wayne(リルウェイン)がヘッドライナーを務め、特別ゲストとしてHot BoysのメンバーであるB.G.、Juvenile(ジュブナイル)、Turk(ターク…どうやらYoung TurkのYoungを取り去ったらしい)をフィーチャーした独占3公演のミニ・ツアーを発表した。Lil’ WeezyAna(リルウェイン×ルイジアナ…ナイスネーミング!)が主催するこの公演は、2月21日にフロリダ州タンパで始まり、2月23日にノースカロライナ州シャーロットに立ち寄り、2月28日にミズーリ州セントルイスで終了する。
このリユニオンは、Hot Boysが15年以上ぶりに参戦した昨年のニューオーリンズでの記念すべきLil’ WeezyAna Festに続くものである。ファンは「I Need a Hot Girl」や「Neighborhood Superstar」などのクラシックソングに加え、Juvenileの「Back That Azz Up」やB.G.の「Bling Bling」などのソロヒット曲も楽しみに違いない。
おさらい:Hot Boysって?
一応、万が一、Lil Wayneは知っているけどHot Boysを知らないという読者のために補足しておく。彼らは、ニューオーリンズ出身のヒップホップのベテランで、B.G.、Juvenile、Lil Wayne、Young Turkで構成された4人組のリリカル・アサルト・チームである。1996 年にニューオーリンズの路上で結成された。Hot BoysとはニューオリンズのアップタウンでILLなブラザー、または自身の機知とスキルでお金を稼いでいる人を指すそうな。この4人の若者 (と、プロデューサーのMannie Fresh(マニー・フレッシュ))は、Cash Money Records会社の所有者でメンターであったBirdmanとSlimの指導の下、国際的に活躍した。派手(Bling Bling)なジュエリー、ドラッグ売買やThugなリリック内容、そして彼ら独自のスラングで、ヒット作を次々と生み出した。グループとして彼らは『Get It How You Live』(97)、『Guerilla Warfare』(99)、『Let Em’ Burn』(03)という3枚のアルバムをリリースした。が、残念なことに、金銭トラブルで幼馴染のBボーイズたちは2001年に解散してしまう。それ以来、各自ソロである程度の成功を収めた。特に業界の大物となってしまったLil Wayneがその成功例として挙げられる。その他メンバーもそれぞれ長期の服役や家族の死など、試練や苦難に直面してきたようだ。彼らの物語は、また別の機会に記事にしようと思う。
Bling Bling♪
時期的に2月9日のスーパーボウルの後、且つ3月4日の州最大の祭典Marti Gras Parade(マルティグラパレード)の前なので、ルイジアナはニューオリンズが熱くなっている最中という、ベストタイミングである。筆者はルイジアナ勢がノリに乗っていた時代、バトンルージュに在住していた。Lil Wayneも本当にJuvenileやHot Boysの取り巻きのような小さな(Little)な子ども(Wayne)というかティーンだった印象しか無かったが、大物になったものだと近所のおばさんのような親近感を勝手に覚えていた。そういう意味もあり、個人的にこのリユニオンを嬉しく思う。Back That Azz Up!Bling Bling♪
https://www.vibe.com/gallery/where-are-they-now-cash-moneys-original-hot-boyz