ジョー・バドゥンが自身のポッドキャストでドレイクに対して激しい怒りをぶつけ、ファンの間で新たな論争が巻き起こっている。今回のエピソードでは、バドゥンがドレイクを「自己中心的で嘘つき、操作的なクズ」と呼び、15年間にわたって多くの敵を作ってきたと非難。その中で、母親を亡くしたプロデューサーの話を持ち出し、それがメトロ・ブーミンのことを指しているのではないかと推測されている。
バドゥンはこう続ける。
「裏では他人のベイビーママ(子供の母親)を誘惑したり、金を送ったりしてきたんだ。挙句の果てには、他人の奥さんにメッセージを送って悪口を言ったり、ふざけたことをしてる。『ああ、でもその母親が亡くなったって? そんなのどうでもいいから俺のビートを送れよ』ってな具合にね。この男は裏でずっとクズなことをやってきたけど、ファンがいるから誰も見て見ぬふりをしてきた。でも、もうその時代は終わりだ。」
この「母親が亡くなったプロデューサー」という発言が、2022年に母親を亡くしたメトロ・ブーミンを指している可能性があるとファンは推測。メトロの母親であるレスリー・ウェインは、義理の父による殺人後の自殺事件で命を落としている。以来、メトロはこの悲劇について何度も語り、その影響の深刻さを明かしてきた。
さらに、メトロはケンドリック・ラマーの楽曲「Like That」でドレイクに対する攻撃的なバースを提供しており、これが二人の確執を表面化させたとも言われている。ファンの中にはSNS上でメトロを擁護する声が相次いでいる。
「『その母親が亡くなったとか関係ない、俺のビートを送れ』なんてメトロに言ったのが本当なら、メトロが怒るのも当然だ。ドレイクはそれに値する」とX(旧Twitter)で投稿するユーザーもいる。また別のユーザーは、「もしドレイクが本当にメトロにそんなことを言ったなら、メトロがケンドリックと手を組んだ理由も納得だ」とコメントしている。
背景にある悲劇と論争の余波
レスリー・ウェインの悲劇的な死は、メトロにとって計り知れない影響を与えた。その最中でのドレイクとの関係悪化は、さらにメトロの怒りを煽ったのだろう。
ジョー・バドゥンが語る「裏の顔」を持つドレイク。その批判はどこまで真実に基づいているのか、そしてメトロ・ブーミンとの因縁は今後どう展開していくのか。ヒップホップ界の新たな波乱が注目されている。Via