シカゴ出身のラッパー、リル・ダークが殺人請負疑惑で収監され、終身刑若しくは死刑の窮地に立たされている中、50セントが彼の無罪を支持するコメントを発表した。ダークが著名な弁護士ドリュー・フィンドリングを雇用したことで、状況が好転する可能性があると見られている。
ドリュー・フィンドリングとは?敏腕弁護士の経歴
11月14日、50セントは自身のInstagramでフィンドリングの写真を投稿。フィンドリングはこれまでにカーディ・Bやリル・ベイビー、ダベイビーといった人気アーティストを法廷で弁護し、数々の成功を収めてきた人物である。この投稿で50セントは、
「リル・ダークは敏腕弁護士を味方につけた。検察が完璧に証拠を揃えていなければ、彼は再び自由になるだろう」
とコメントしている。
リル・ダークがフィンドリングを新たに雇用した事実は、同日にロサンゼルス連邦裁判所で行われた彼の出廷にて明らかになった。この場で彼は、起訴された複数の罪状について無罪を主張している。
保釈審問の行方に注目
次回の拘留審問は12月12日に予定されており、保釈が認められるかどうかが決定される。しかし、検察は強く保釈に反対しており、ダークにとっては依然として厳しい状況が続いている。
補充起訴で罪状が増加
当初、リル・ダークはライバルラッパーのクアンド・ロンドのいとこを標的とした殺人請負の共謀罪で起訴されていた。しかし、11月7日に提出された補充起訴状では、以下の新たな罪状が加えられた。
1. 州間通信手段を利用した殺人請負による殺人
2. 暴力犯罪に関連する銃器および機関銃の使用、携行、発砲
これにより事件はさらに複雑化し、検察と弁護側の攻防が激化することが予想される。
50セントとリル・ダークの過去のエピソード
50セントは、リル・ダークが逮捕される以前から彼に助言を与えていたことを明かしている。朝の人気ラジオ番組『The Breakfast Club』でのインタビューでは、50セントがニューヨークでの音楽制作中に「お前の仲間には注意しろ」と忠告したと語っている。
その際、ダークは2021年に発生した自宅襲撃事件に言及し、「誰が俺の住所を知っているんだ?誰にも教えていないはずなのに」と疑念を抱いていたという。この事件をきっかけに、ダークの仲間であるOTF(Only The Family)の誰かが内通者として関与しているのではないかという噂が広まったが、現在のところその証拠はない。
今後の展開に期待
ドリュー・フィンドリングの手腕と50セントの後押しを得たリル・ダークが、この窮地を乗り越えることができるのか、注目が集まっている。12月12日の審問を皮切りに、法廷での攻防が大きな山場を迎えることになるだろう。