ディディの元ボディガード、ジョセフ・シャーマン氏が、レイプ告発者であるタリア・グレイブス氏に対して1億ドルの名誉毀損訴訟を起こした。シャーマン氏は精神的苦痛と名誉毀損を理由に、彼の名誉を守るため法的な反撃を行っている。
事の発端は、グレイブス氏がシャーマン氏とディディの二人を2001年にレイプの加害者として告発したことにある。グレイブス氏は、当時Bad Boy Recordsのスタジオにおいて二人に性的暴行を受け、その様子をビデオに記録されたうえに販売されたと主張している。しかし、シャーマン氏は「そのような出来事はあり得ない」と断固否定している。その理由として、シャーマン氏は1999年にディディから解雇されており、それ以降はBad Boy Recordsのスタジオに出入りすることが不可能であったと述べている。これにより、ビデオを撮影したり、犯罪行為に及んだりすることは物理的に不可能であったと説明している。
さらに、シャーマン氏の弁護士であるダーネル・クロスランド氏は、「グレイブス氏の主張は根拠のない虚偽のものであり、人生に重大な影響を及ぼすほどの名誉毀損に当たる」と強調している。クロスランド氏は、彼女の告発について「真実を無視し、悪意を持って行われたもので、非常に不適切で不快な内容である」と批判している。
この件に関して、シャーマン氏は全体を通して「グレイブス氏の目的は金銭的利益にある」と考えているようだ。先月のNBC New Yorkのインタビューで、シャーマン氏は訴訟に関連するテキストメッセージを公開し、グレイブス氏が訴訟から彼の名前を除外する代わりに、証人として協力するよう脅迫してきたことを示唆している。グレイブス氏のメッセージには、「スタジオであなたが私と他の人々の前でビデオを見せていたことを証言しなければ、訴訟から名前を外す」という内容が含まれていたという。これに対してシャーマン氏は、「何の話か全く理解できないし、そもそも彼女が誰であるかすら知らない」と強く否定している。
ディディに関わるトラブルは次々と浮上しており、彼の周囲にいる人々にも影響が及んでいるのが現状である。ディディの元ボディガードであるシャーマン氏のように、過去の関係をもとに告発されるケースも少なくない。今回の名誉毀損訴訟は、グレイブス氏が主張する「事件」の真相と共に、彼女の目的が何であるのかを解き明かす鍵となるだろう。VIA