ヤング・サグは現在、YSL(ヤング・ストーナー・ライフ)RICO事件の影響で拘留されているが、外の世界で起きているラップ界の争いに心を痛めているに違いない。彼が築き上げた友人関係、音楽業界におけるコラボレーション、そして兄弟とも言える絆が今、揺らいでいるのだ。
特に、ドレイクとケンドリック・ラマーの対立が激化し、その背後にはフューチャーとメトロ・ブーミンの影響があった。そして今年4月には、K.Dot(ケンドリック・ラマー)がその状況を完全に掌握した。かつての「D4L」や、What A Time To Be Aliveのミックステープ、そして「No Complaints」といった名曲が生まれた時代とは違い、現在のラップシーンは冷え切っている。
ヤング・サグ、和解を呼びかけるツイート
ヤング・サグは、これに対して動きを見せた。
「@Drake @1future @MetroBoomin、俺たちは兄弟だ。俺たちが一緒に音楽を作らないと、シーンは変わってしまうよ。」とツイート。驚くべきことに、このツイートからわずか1時間後、フューチャーがリツイートしたのだ。これが、フューチャーがドレイクとの確執を解消したいという意思表示なのか、それとも単純にヤング・サグとの音楽制作を再開したいという希望なのかは定かではない。
だが、この一連の動きは注目に値する。フューチャー、メトロ・ブーミン、ドレイクというラップ界の大物たちが対立している中で、ヤング・サグはその中心にいる。彼の影響力が、この分裂した関係を修復する一助となる可能性がある。しかし、ドレイクが過去の裏切りに対してどのような感情を抱いているのかは、まだわからない。
フューチャーのリツイート、ドレイクの対応は?
もちろん、フューチャーのリツイートがすぐに和解を意味するわけではない。ドレイクはこれまでにもカニエ・ウェストやザ・ウィークエンドと和解したことがあるが、その後も皮肉やディスが続くことが多かった。メトロ・ブーミンもフォーブスの「30アンダー30サミット」において、ドレイクに対して前向きな発言をしている。「すべてのコラボレーターに対して愛とリスペクトを持っている。みんながベストを尽くしてくれることを願っている。」と語っている。
それでも、今後の展開は未知数だ。ヤング・サグのツイートがこの対立を和解に導くのか、それとも表面的な動きに過ぎないのかはまだ分からない。これらのアーティストたちは、業界内のトレンドやエンゲージメントに左右されやすく、感情よりもビジネスが優先されることが多い。特に今年の早い段階で起きた対立は、商業的な背景も強く影響していると考えられている。
結論:和解は2024年のハッピーエンドに?
ファンとしては、2024年が平和に終わることを望んでいる。ラップ界の巨星たちが再び手を取り合い、素晴らしい音楽が生まれることを期待している。10月19日(土)に予定されている21サヴェージの誕生日パーティーで、彼らが顔を合わせる機会がある。そこで何か新たな動きが見られるのか、今後の展開に注目したい。