LattoとIce Spiceのビーフが再燃している。ラッパー同士の関係は、ここ2年ほど微妙な状態が続いており、お互いに暗にディスし合う曲がリリースされてきた。2023年のLattoの「Fine As Can Be」から始まり、Ice Spiceが「Fart」という曲で応戦して以来、ファンの間では常に両者のビーフが話題に上がっている。しかし、最近はビーフが沈静化していたかに見えた。両者がデビューアルバムをリリースし、より重要なキャリアに集中しているように見えたからだ。
そんな中、Lattoの最新のゲストヴァースが注目を集めている。LattoはGloRillaの新曲「PROCEDURE」に参加し、強烈な16バースを披露した。この曲はGloRillaの新アルバムの中でも際立つ一曲だが、特に注目されているのはそのリリックだ。ファンの間では、Lattoがこの曲で再びIce Spiceをディスしたという見方が広がっている。
LattoのリリックがIce Spiceへのディス
「But b**ches ain’t got sht to steal, like, fck I want from you」という一節がその中心だ。このリリックは「真似する価値のあるスタイルがない」というメッセージを含んでおり、これはIce Spiceに向けたものだと多くのファンが考えている。また、続く「Talkin’ ‘bout takin’ spots, Caresha please, yeah (What)」という部分も「スポットを奪う」というフレーズが、Ice Spiceに向けられているとされている。
面白いのは、このディスは、GloRillaをビーフに巻き込んだ形になっている点だ。GloRillaはこれまでビーフから距離を置いていたが、彼女とIce Spiceの絡みはSNSでLil Duvallとの軽いやり取りだけであった。Duvallは、Ice Spiceがワークアウトを始めたことでGloRillaと同じ体格になったと冗談を飛ばし、それに対してGloRillaは「Wym cause I’m thick af」と反撃した。
Ice Spiceの反応は?
一方で、Ice SpiceはLattoの敵意を理解できていないようだ。Rolling Stoneのインタビューでビーフについて聞かれた彼女は、「もし彼女に『何が問題なの?』って聞いたら、無反応だと思う」と語っている。「私からは特に問題はないし、何も起きてないんじゃないかと感じる」とも述べている。しかし、Lattoがこのビーフを終わらせるつもりはなさそうだ。
この先、LattoとIce Spiceのビーフがどのように展開するのか、ファンの間ではますます注目が集まることだろう。今後のリリース曲やSNSでのやり取りにも目が離せない。外部