アトランタ出身のラッパーRalo(本名:Terrell Davis)は、その独特なフローとストリートライフを反映したリリックで知られ、2015年にミックステープ『Diary of the Streets』で注目を浴びました。彼はアトランタのラップシーンで頭角を現し、特にグッチ・メインやフューチャーといったビッグネームとのコラボレーションで知られています。しかし、そんなRaloがまたもや物議を醸しています。
9月17日、Raloは、故Rich Homie Quanの葬儀に出席し、感情的な様子をライブ配信したことで批判を浴びました。この葬儀は、Rich Homie Quanの地元であるジョージア州サウス・フルトンで行われ、参列者たちは故人を追悼するために集まりました。しかし、Raloの行動が参列者の一部から「無礼」だとされ、インターネット上で激しい批判が巻き起こりました。
SNSでの批判とRaloの反論
葬儀に参加していた一人は、「Raloの前に座っていたけど、彼がライブ配信しているのがとても無礼だった」とSNSで不満を表明しました。また別のユーザーは、「Raloは注目を集めるためにわざとやっていた」と非難しています。Rich Homie Quanのファンも同様の反応を示しました。
これに対し、Raloはすぐに反応し、自身のSNSで反論しました。「俺のことをネットで見たくないなら、ネットやめろ、俺はやめない」と強気な姿勢を崩さず、批判に対して反撃しました。さらに、「誰かを良く言えば『持ち上げすぎ』、亡くなった人(Rich Homie Quan)を投稿すれば『注目集め』って言う。お前ら良いことないんだろ?」と不満を述べました。
Raloの過去と最近の騒動
Raloは過去にもさまざまなトラブルを起こしてきました。彼は2018年に麻薬密輸の罪で逮捕され、その後釈放されましたが、その時から問題行動が頻発しています。最近では、Boosie Badazzとの口論が話題になりました。9月初め、RaloはBoosieの年齢に対して侮辱的なコメントをしたとされ、Boosieはこれに対しSNS上で強く反論しました。Rich Homie Quanも生前はRaloの行動によく注目していました。
Boosieは「何年もお前について話してないのに、まだ傷ついてるのか?俺は週末に15万ドルを稼いで、ショーが完売してることに感謝してるよ」と語り、Raloの発言に対して怒りを表明しました。
まとめ
Raloはそのキャリアを通じて、音楽面では成功を収める一方で、トラブルから離れることができません。今回のRich Homie Quanの葬儀でのライブ配信も、その一例として注目を集めています。彼の行動が批判される中、Ralo自身は反論を続け、自身のスタンスを貫いています。
[その他のヒップホップニュースをABEMAで確認]